やたらとよくはずむボール、その名も「アッピングボール」。
「スーパーボール」などの呼ばれ方の方が一般的かもしれないけれど。
昔これで遊んだことがある「元・少年・少女」がいることだろう。
元々これは、アメリカの化学者が生み出したものが元になっているそうで、それをフリスビーやフラフープなどを製造してたメーカーが「スーパーボール」の名前で発売したものだったらしい。
で、スーパーボールの類似品も登場してきて、アッピングボールってのは、スーパーボールの類似品の1つだったようだ。けっこう類似品は数多く出回っていたようで、色んな名称が存在したようだ。
なので、この「よく弾むボール」で遊んだ記憶のある人は、それぞれ馴染みのある商品名は異なることだろう。
とりあえず、私にとっては「アッピングボール」の名称が一番馴染み深い。
この玩具の人気のピークは、1965~66年あたりだったようだ。
このボールが登場した時は、不思議だったなあ。
普通のボールの感覚で地面に落とすと、予想以上のハネ方をした。
だから、迂闊には強く地面に落とせなかった。
普通のボールのハネ方をイメージして使うと、そのハネ方に面食らうこと間違いなし。
アセったりもした。
面白いことは面白いのだが、ハネ方が予想以上なので、すぐにどこかに行ってしまうことが多かった。
町の中で使おうものなら、すぐにどこかに行ってしまった。
学校の校庭で使う分には、ある程度は、そのハネ方にもついていけたのだが、道路などで使うと、すぐにどこかの家の塀の中に飛んでいったりした。
回収が難しくなることも多かった。
おかげで、長期に渡ってこのアイテムで遊べた記憶が・・ない。
なにせ、すぐに無くなってしまう(笑)。
買っても、せいぜい数日くらいしか手元に残ってなかったりした。
やがて「どうせまたすぐに無くなってしまう」・・なんて思うようになって、このボールを買う事もなくなったし、欲しがりもしなくなった。
このボールでキャッチボールみたいなことをやったりしたら、キャッチしそこなったら、追いかけるのが大変だった。
ハネるのが楽しいから、強く地面に落としたらどのくらいまでハネるだろう・・と思って試したら、その後どこに行ってしまうか分からなくなる。
このボール、思いっきりハネさせたら、一体どのくらいの高さまでハネることができたのだろう。
試してみたくてしょうがなかったが、ハネた後の行方が心配でもあったので、ついつい手加減したハネさせ方しかできなかった・・ってのが、今思うと、少し残念。
一体、このボールの一番いい遊び方は、何だったんだろう。
特に、広い遊び場のない都心での遊び方。
楽しいことは楽しいし、最初のうちは驚きもあったんだけど、扱いが難しい玩具ではあった。
結局私は、このボールの有効な遊び方を確立できないまま、このボールから遠ざかっていってしまった。
あのボールで、何がしかの人気競技でも登場すれば、よかったのにね。
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時間の外に、ようこそ。
ガチャガチャで入手されてたんですか?!
私は、文房具屋さんで、ばら売りされてるのを買った、、、と思います。
ネーミング、私にとってもアッピングボールという名前のほうが馴染み深いです。
私の学校では、スーパーボールという名前はなかったような、、、。
今も売られてるんでしょうか。
売られてるなら、また弾ましてみたい気がさしてます。
ただ、、弾みすぎるから、すぐになくなってしまうんですよ(笑)。