珍しく仕事が早く終わったので、阿佐ヶ谷の「ネクスト・サンデー」というライブスペースに行ってきた。
ちょうどこの日は知ってる人がライブをやる日でもあったし。
店は駅から近い。
ただ、最初は見つけにくいかもしれない。
でもまあ、道順自体は分かりやすいので、1度行けば場所はおおむね覚えられるだろう。
出演者は、明田都さん、コトノハさん、hiroさん、Michael J.Downeyさんの4人。
明田都さんは、いい声をしてると思う。
特に「エレベーター」という曲のメロディラインは独特で、印象に残った。ちょっとけだるい感じの曲調が、声に合っていたと思う。
これで、レパートリーとする曲の傾向のバリエーションがあれば、あの声の特質がもっと浮き出てくると思った。
傾向の違うレパートリーも聴いてみたいと思った。
「女性だけの弾き語りライブ」みたいなライブ企画では、安心して呼べそうな人。
コトノハさんの演奏では、そのコードワークやリフワークに感心。
ついついギター演奏の方に耳がいってしまった。
よくああいうコードやフレーズを弾きながら歌えるもんだ。
座ってる椅子はちょっと高さのある椅子で、ああいうタイプの椅子って、座りながら弾くのって難しいんだよね~。
ギターの位置がずれてきて、途中ちょっと弾き辛そうだったのが気の毒だった。
座って弾き語りする場合って、椅子の形や高さって、演奏に多大な影響を及ぼすんだよね~。これは経験者じゃないと分からないかもしれない。
で、ライブの情報をメールで知らせてくれたhiroさんの登場なのだが、なんと、到着が遅れて、到着後そのままいきなり本番。相当道が渋滞していたようだ。
まあ、3連休の前日だからね~~。混んでるのは仕方ないかも。
出番の数分前に店に到着したようだ。
リハもできずじまいで・・・私だったらそれだけであせってしまうなあ。
でも、そんなトラブルに動じない様子で平然とライブをこなす。
余裕を感じたなあ。相変わらずビート感のある弾き語りで、ロックを感じた。
そして、最後はマイケル・ダウニーさん。hiroさんが一押しするだけあって、私の好みだった。70年代アメリカンロックを基調とする感じだが、どことなくケルトっぽさも感じてしまった。そんな点も好み。
ギターを曲ごとにチューニングを変えていたが、オープンチューニングでの弾き語りって、ギターの響きが良くて気持ちいい。
で、基本はロック。落ち着いたビートには安定感があり、そんな点も気持ちいい。
日本で歌うために単身アメリカからギター1本抱えてやってきてるという心意気や行動力には敬服!ついでに言えば、ハンサムで気さく。人気出そうだなあ。
珍しく時代屋の相方ジャン君も今夜はオフだったので、彼を引っ張り出して一緒に見に行ったのだが、ライブを見て感じるポイントは互いに違うのは当たり前か(笑)。
それにしても・・日本語の曲と外国語の曲で感じ方って違うものだよね~。
日本語の曲は歌詞がダイレクトで伝わってくるので、共感できるという強みがある。時には感情を揺さぶられることもある。
一方、外国語の曲って、歌詞がダイレクトに伝わってこない分だけ、聴き手として曲を聴きながら色んな空想力を発揮できる。頭の中に想像のスクリーンを描き出せば、そこには、その曲から受けるイメージを自分なりの空想力で映像化できる。なまじ日本語じゃないぶんだけ、制約のないイメージが広がる。
妄想かもしれないけど(笑)。でも、そんな点が好き。
阿佐ヶ谷に行ったのは久々だった。
また今回もライブを見て、色んなことを得て帰ってきた。
帰り道、湿気が高くて。
ホント、この「湿気の高さ」は、どうにかならないもんか・・と思う。
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