癖になる「孤独のグルメ」

テレビ東京の人気番組のひとつ、「孤独のグルメ」。
主演は松重豊さん。
原作は原作・久住昌之さん、作画・谷口ジローさんのコミック。

松重さん演じる井の頭五郎が単に各地の各店で美味しい食べ物を食べるだけの番組なのたが、これが見始めると、どうもくせになる番組なのだ。
かといって、決してその時間帯の各局の番組を代表するような大袈裟な番組てはないのたが、特にこれと言う目ぼしい番組が見当たらない時には、この孤独のグルメを見れば、まず間違いない。
ついつい見入ってしまう。とりあえずこの番組をつけておけば、しっかり楽しめる。
そんなありがたい番組。

いや、へたしたら、各局の番組ラインナップ次第では、十分にその時間帯の主役も張れてしまう番組でもある。

松重さんは役者としてかなりのキャリアの持ち主で、これまでさまざまな作品でさまざまな役柄を演じてこられている。
時には俳優業だけでなく、ナレーションの仕事も。
まさに多彩な活動ぶりの名優。

そんな松重さんのキャリアの中でも、この「孤独のグルメ」は、キャリアを代表するような、ハマり役かもしれない。

自ら監督脚本主演をこなしてこの作品の映画を制作してしまうくらいだがら、この「孤独のグルメ」は松重さんのキャリアの中でも特に思い入れの深い作品なのではないか。


見ようによっては、けっこう地味な番組ではあるのだが、この番組のファンはけっこう多いみたいで、映画版が制作されたこともあり、いつしかテレビ東京の看板番組にまで成長した感がある。


ちなみに松重さんには、食べ物の好き嫌いはないのだろうか。
もし好き嫌いがあったら、こういう番組の主役を務めるのは大変だろうね。
私など、アレルギーで食べられない食べ物もあるので、務まらないだろうなと思う。

まあ一般人の私にはそんな心配は無用だけどね（笑）。

でも食べ物の好き嫌いがない人には、やってみたい役柄なのかもしれない。