秋の定番イベントといえば、やっぱり運動会。
学校には、運動会というものが楽しみだった子もいれば、楽しみじゃなかった子もいた。
運動会が楽しみだった子というのは、運動会で活躍できる子。
中でも、足が速い子ってのは、運動会ではスターだった。
そういう子は、普段あまり勉強ができなくても、先生に怒られてばかりいても、運動会ではそのリベンジができた。おつりがくるくらいに。
リレーなどで、前の奴まで他のグループにリードされていたとしても、その子にバトンタッチしたとたんに前を走る子をごぼう抜きでもしようものなら、大いに目立つし、スターだった。
私はかけっこが苦手だった。
当時、走り幅跳びなどはそこそこいいセンいっていたのだが、かけっこになると苦手だった(今はもうジャンプ力はないけど)。
で、普段から走りの練習でもしてない限り、かけっこでの順位は毎年同じだった。
だから、あきらめにも似た思いがあり、かけっこはイヤだった。
早い奴は毎年速い。
遅い奴は毎年遅い。
で、たいがい同じ奴が勝ち、同じ奴が負ける。
速い奴が転びでもしない限りは。そう、かけっこには意外性が少ないのだ。
だから、最初から結果が見えてるようだった。
まあ、そのための配慮が、組み合わせを変える・・という作業だった。
でも、そうなると、例え勝っても「あの組み合わせだったから勝てたんだ」とか言われたりもした。
自分でもそれは分かっていたから、一種複雑な思いにもなった。
小学校のクラスで、人気者になれるのは、運動でスターになれる男の子だった。
かけっこが速い子、野球がうまい子などは定番で、その他ではバック転が出来る子もモテたなあ。
私は当時マンガ家志望だった。
だから、勉強がとりわけできたわけでもなきゃ、運動会でスターになれる子でもなかった。
せいぜい、休み時間に「マンガのキャラクターを描いて」と頼まれるくらい。
でも、それがモテにつながった覚えは・・・特にない。
むしろ、おだてられて、便利に利用されてた・・っていうか、便利に扱われていただけのような気がしてる(笑)。
それは自分でも薄々分かっていた。なんとなく空しかった(爆)。
だからこそ、野球や運動会でスターになれる男の子がうらやましかったなあ。
今も、小学校では、野球や運動会でスターになれる子が、モテるのだろうか。
きっと、今では、サッカーが上手い子なんてのもモテるんだろうね。
PCに詳しい子などは、どうなんだろう。重宝がられるのは確かだろうね。
だが、重宝がられる・・ってのと、モテる・・ってのは、別なんだよね。
そこで勘違いなどをしてしまうと、思わぬ落とし穴にハマるのだ(笑)。
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