観光シーズンなどの時期には、テレビのニュースでよく高速道路の渋滞の様子が報道される。
画面を見ると、各高速道路の渋滞の長さが数字で紹介されてたりもするし、実際の高速道路の映像では、えんえんと車がつながった渋滞の映像が映し出されたりしている。
それらの映像を見るたびに、こんな時期に車で移動しなくてもいいのに・・とか、どうせ混むなら電車で移動した方が、所要時間が読めてマシなのではないか・・とか、運転手は大変だろうなあ・・とか思ったりする。
私が昔郊外に住んでいた頃は、マイカーを持ってたし、マイカーで通勤することもあった。
だが、都心に越してきてからは、車は処分してしまった。越してきてしばらくはマイカーを所持し続けていたが、やがては処分。
都心で移動する時、あまりマイカーの必要性を感じなくなったからだ。
もちろん、駐車場の代金もバカにならなかったし、車の維持費のことも考えると、なんかバカバカしくなった・・・というのもあった。
それらの出費を上回る必要性を、都心で感じなかった。
もちろん、マイカーを持っていた時期があったことで、マイカーの利点も十分分かってはいる。
かさばる荷物も持っていけるし、目的地から目的地への直での移動も可能。
現地に着いてからの移動も便利。電車などでよくある乗り換えのための時間浪費の無駄もない。
また、家族総出で出かける場合は、電車代よりもガソリン代のほうが、人数分の電車代の総額よりも安くあがるというのもあるだろう。
などなど色んな利点が考えられる。
色んな利点はあっても、たとえばGWや正月やお盆の頃のような「渋滞」のリスクは、かなりなものだとは思うのだが・・。交代できる運転手がいない場合、運転手も大変だろうしね。
やはり、そのリスク以上に、家族ぐるみで出かける場合の足代の総額の安さのほうが勝つのかなあ。
それと、その移動に参加する人のうちわけの問題もあるだろうしね。
例えば、幼児の存在や、ご老人がいる場合もそうだし、ハンディを持った方がいる場合はなおさらだろう。
また、交通の便が不便な場所に住んでる場合は、車は日常的に必須だったりもするのだろう。
だが、都心で暮らしている場合は・・・少なくても日常的にはあまり・・・移動にマイカーの必要性を感じなかったりするのも、変わらぬ事実ではあるわけで。
都心に住んでいて、なおかつマイカーを持ってる人は、幼児がいたり、ご老人がいたり、ハンディを持った方がいたり、大きな荷物がある場合以外は、GWや盆や正月はマイカーをなるべく使わないようにするだけでも、高速道路の渋滞は少なからず緩和されるのではないか・・・と思えたりする。
そのためには、電車代にもっと家族割引などの、家族優待制度を入れられないものか。
2人より3人、3人より4人・・・と、人数が多くなればなるほど、安くなる家族サービス。
まあ、その人数を際限なく広げていくと、家族旅行以外の用途でも使えてしまうので、あくまで家族限定ということで・・。
ガソリン代に負けないぐらいの値段にするのは難しくても、多少ガソリン代よりも高いぐらいの値段なら・・どうだろう。
それを実現させると、赤字になるのかなあ・・。
う~む。