高知に行ったことがある方ならお分かりとは思うが、高知に行くと、町のあちこちに坂本龍馬の気配がする。
時には、龍馬一色のようにも思えることもある。
それは、町のあちこちに、幕末維新ゆかりの碑があったり、龍馬の記念館みたいなものがあったりするし、飲食店に入れば龍馬の名前をあしらったメニューがあったりするからだ。特に桂浜にでも行こうものなら、まさに龍馬一色って感じ。
お土産屋に入ると、どの土産屋にも龍馬グッズのお土産が陳列されている。
もしも、アンチ龍馬の人が高知に行って、うっかり龍馬の悪口みたいなことでも言おうものなら、「おまん、龍馬の悪口、言うなや!」とでも言われそうだし、仮に言われなかったとしても無言で目から抗議ビームを浴びせられそうだ(笑)。
まあ、私は相当な龍馬ファンだから、龍馬目当てで高知には何度も旅してるくらいだから、その点は心配はないのだが(笑)。
やはり歴史に残る大ヒーローを生み出した町というのは、町にとってそのヒーローは切っても切り離せない存在であろうし、人々の心の支えでもあるのだろう。そしてそういうヒーローには当然ファンもいる。
ファンがそのヒーロー目当てで、その町を訪れてくれて、お金を現地で落としてくれれば、そのヒーローはいまだにその町に貢献してることになる。
これがもし・・・世界的なヒーローだったら、どうであろう。
例えば・・・ビートルズ!
ビートルズが20世紀を代表する世界的スーパースターであることは、誰も否定できないだろう。
好き嫌いはともかく。
ビートルズを生んだ町といえば、なんといってもリバプールだ。
私はまだリバプールに行ったことはないが、行った人の話や、テレビでのリバプール紹介番組などを見ると、町はビートルズ一色だという。
高知が龍馬一色であるのと似てるのかもしれない。
ビートルズ目当てでリバプールに来る人が多いことを考えれば、ビートルズは今でもリバプールに貢献し続けていることになる。
リバプールでは、ビートルズグッズなども売られているんだろうか。
もしも。
もしも。
ビートルズが日本のバンドだったらどうであろう。
ビートルズゆかりの町は、やはりビートルズ一色になって、町おこしをしてるだろう。
そして銅像や記念館や碑はもちろん、ビートルズグッズも土産屋には溢れていることだろう。
日本ならさしずめ・・
ビートルズ提灯(地名やネームの入った、旅のお土産提灯)
ビートルズ饅頭(饅頭などをはじめとする、一連のお菓子)
ビートルズが愛した、現地特産品(包装紙にはもちろんビートルズのイラスト入り)
ビートルズ・フィギュア
木彫りの人形ビートルズ
ビートルズが弾いていた楽器のフィギュア(それぞれに、使用者の複製サイン入り)
ビートルズモデルの楽器(これは普通にあるだろう)
ビートルズ・スーツ(スーツをはじめとする、ビートルズの名前いりの服)
ビートルズ定食、ラーメン、そば、うどん
ビートルズ駅弁
ビートルズ・ぺナント
ビートルズの銅像や記念館
ビートルズ文房具
ビートルズ専門レコード店
ビートルズ着ぐるみが町を闊歩する
ビートルズ神社
ビートルズ観光タクシーやバス(まあ、これはイギリスにもあるだろう)
ビートルズ居酒屋には、ビートルズ関連の名前の料理(これは日本にもあるね)
ビートルズ・小屋芝居(?)
ビートルズみこし
ビートルズねぶた
電車の発着音がビートルズソング
ビートルズ勝ち抜き喉自慢大会
ビートルズ郷土資料館
駅前には「ようこそ、ビートルズ誕生の町へ」の看板
その他、その他。
いやはや、色々浮かぶ。
もしビートルズが日本のバンドだったら、ビートルズ誕生の町では、こういうのが、町の中で所せましと並んでいる・・・・・かもしれない!
そして
こういう町に行って、うっかりビートルズの悪口でも言おうものなら・・・ゲットバックコールが周りからわき起こるのだ(笑)。
確証はないが、きっと(?)。
♪ Get back, get back
Back to where you once belonged !
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