2023年の私の関門海峡への旅は、私にとっては決して癒やしの旅ではなかった。
だが、刺激の旅ではあった。それは間違いない。
旅には癒やしの旅と刺激の旅があると思う、
私にとって癒やしの旅は、田園風景、自然風景に包まれる旅。
そこは文字通り、自然風景に恵まれた場所。例えば、山奥の一軒宿だったり、鄙びた温泉街だったりする。風呂はたいがい温泉だ。
場所によっては、自然の絶景スポットがあったりもする。
一方、刺激の旅とは、町の中だったりすることが多い。
もちろん、場所によっては、癒やしと刺激の両方が共存する場所もある。
2023年の関門海峡の旅は、私にとっては刺激の旅だったのだが、これは旅のプランを考えてる段階ですでにわかっていた。
泊まる宿がどんな場所にあるかは、その旅がどんな旅になるかに繋がる。
泊まる宿が町にある場合、その旅は刺激の旅になりがちだし、自然風景豊富な立地にある宿の場合は、その旅は癒やしの旅になりがち。
関門海峡の旅で泊まる宿はどれも町の中にある宿だった。
それこそ、サラリーマンが出張などで泊まってもおかしくない宿だった。
当初は自然風景の中の温泉宿に泊まりたかった気もしたのだが、旅の日程の中で私が行きたい場所へのアクセスを考えると、町の中の宿にするしかなかった。
ただ、ビジネスホテル系の宿であっても、大浴場があることにはこだわって、宿選びをした。
ビジネスホテルによくある、各部屋に備え付けのユニットバスしかないタイプだけは避けたかった。
それではあまりに物足りないので。
まあ、出張ならそれでもいいのだが、個人旅行では、せめて大浴場があることにはこだわりたかった。
門司港も下関も決して温泉街ではないので、例えば箱根とか草津とか由布院や別府のような温泉宿は期待してなかった。
ちょっと離れれば温泉宿はあったのかもしれないが、今回の旅では見てまわりたい場所が多くて、それを見てまわるには現地でのアクセス面は重視しないといけない。
そうなると、町に泊まるしかなかった。
実際に現地に着くと、確かに歩いて見てまわる場所は多くて、街から遠い場所に泊まると現地でのアクセスが悪すぎることになったろう。
見どころは多かった。
だが体力的には…疲れた。
山奥の宿などでは、現地でゆったり過ごせる時間を多くとるようにしている私。
だが、関門海峡への旅はそういう旅にはするわけにはいかなかった。
確かに疲れたのは間違いなかったのだが、その分刺激は多かった。
充実感は相当なものだった。
3泊4日の旅だったが、日程以上の充実感はあった。
疲れたが満足感の高い旅たった。
やはり、旅には、刺激の旅と癒やしの旅があり、それを把握した上で行くと、納得度の高い旅になる。
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