今そこに居られるような喜撰法師のまなざし
「天上天下唯我独尊」
演劇界5月号に特集記事が載りましたが、
ことの重大さをまだ受け止められない私がいます。
4月26日(日) 明治座に於いて「扇の会」が開催されます。
ぜひ、お出掛けください。
客席が広いので皆さんが詰め掛けても、ビクともしません!!
私は、長唄「旅」という3人立ちの素踊りに出演しますので、
ぜひ、応援に駆けつけてください。
ここに演目解説を簡単にさせていただきます。
田中青磁 作詞
三世今藤長十郎 作曲で、昭和30年代前半に発表されました。
「百二十五里二十丁江戸より京へ五十三次」と謡いはじめ、江戸から京都に向かう、四季折々、津々浦々の旅模様を描いています。
お江戸を出て箱根八里を越え、駿河路を経て、大井川を渡ります。城下町の岡崎を行き過ぎ、草津・大津を経て京都に辿り着く。と、京の都は祇園祭の宵宮でした。
私は、朴訥でちょっと三枚目の駕籠舁き、京の宿屋の女将、はんなりと色っぽい京女など、柄にもない役を次々と演じ踊ります。
他にもいろいろな趣向の踊りがあり、きっと楽しんでいだだけると思います。では、お待ちしております。