ペロシ氏に会おうとした元慰安婦が警護員に倒され負傷?「日本の警察でもこれはしない」とネットで物議
2022年8月4日、韓国・国民日報は、ナンシー・ペロシ米下院議長に会うため国会を訪れた元慰安婦の李容洙(イ・ヨンス)さんが、警護員らから「過剰な制止」を受け負傷したと伝えた。
韓国の市民団体「日本軍慰安婦問題国際司法裁判所(ICJ)回付推進委員会(推進委)」によると、ペロシ氏は同日韓国国会を訪れ、午前11時55分から午後1時ごろまで国会議長と会談した。会談後は共同会見、昼食会に出席した。李さんと推進委関係者は午後0時20分ごろから、ペロシ氏との面会を要請するため昼食会場で待機していた。
騒動が起きたのはペロシ氏が昼食会場に到着する前。国会の警護員らがペロシ氏の動線を確保するため李さんの乗っていた車いすを引っ張った際、李さんが車いすからずり落ち地面に倒れたという。
推進委関係者は「10人ほどの警護員が車いすをむやみに引っ張り移動させようとした」「李さんは地面に倒れて両手のひらを擦りむき、ひどい精神的ショックを受けた」と説明した。
推進委が公開した当時の映像には、李さんが「離しなさい」「殺す気か!」などと叫び、警護員が「起き上がってください」「けがしてしまいます」などと言いながら倒れた李さんを起こそうとする様子が映っている。
推進委が公開した当時の映像には、李さんが「離しなさい」「殺す気か!」などと叫び、警護員が「起き上がってください」「けがしてしまいます」などと言いながら倒れた李さんを起こそうとする様子が映っている。
李さんはペロシ氏と面会できず、近くの病院に運ばれた。幸い大きなけがはなかったという。
これを見た韓国のネットユーザーからは「車いすを引っ張るのは仕方ないとして、地面に倒れた李さんの手足をつかんで引きずったのは衝撃的」「90歳を超えたおばあさんに何てことを。この国はおかしい」「警護のためとはいえここまで暴力的にする必要はない。ペロシ氏は慰安婦問題に関心のある人なのに」「日本の警察でもこんな対応はしないだろう」など警護員への批判の声が続出している。
これを見た韓国のネットユーザーからは「車いすを引っ張るのは仕方ないとして、地面に倒れた李さんの手足をつかんで引きずったのは衝撃的」「90歳を超えたおばあさんに何てことを。この国はおかしい」「警護のためとはいえここまで暴力的にする必要はない。ペロシ氏は慰安婦問題に関心のある人なのに」「日本の警察でもこんな対応はしないだろう」など警護員への批判の声が続出している。
また「慰安婦被害者をこんなふうに扱う政権は初めて。尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権は本当に国を日本に売り渡す気なのだろうか」「尹政権は親日で、慰安婦問題に関しては日本と同じ立場なのだろう」など、尹政権への厳しい声も。
一方で「けがしたのはかわいそうだけど、李さんの行動は軽率だと思う。会う約束もしていないのに勝手に待ち伏せするのは失礼。それに慰安婦問題は日韓で解決すること」「李さんが『出て行きたくない』と駄々をこねて地面に寝転がり、警護員らが慌てて車いすに乗せようとしている状況でしょ」「慰安婦問題を解決したい気持ちは分かるけど、わがままもほどほどに」など、李さんの行動を問題視する声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
エキサイトニュース 2022年08月05日(金)18:00
自慢する気は毛頭ございませんが1990年代の初頭から、
この「従軍慰安婦問題」に関心を持っていた自分としましては、
記事のように今までとは違う無下な雑な扱いを受けたのは、
かれこれ20年から30年も経過してから、
これが初めてではないでしょうか。
勿論、全部が全部把握しているわけでもありませんが、
極めて特質で異例な出来事だと思います。
実際、Youtubeで動画を拝見させていただきましたが、
正に邪魔者として引きずられ排除されていました。
大変申し訳ございませんが、
この慰安婦おばあちゃんの姿を見て、
ちょっと笑ってしまいました…
いやはや、あの騒ぎを見る限り、
とても90代の高齢な方とは思えないほど暴れている…
そんな風に感じましたからね。
とまぁ…とにかく元気で何よりです。
しかし韓国では勿論のこと日本でも少し前までは、
「絶対的聖域」として「神聖化」され、
ちょっとでも批判しようものなら、
それこそ凄まじいバッシングどころか、
韓国では身の危険にまで及ぶといった事態でありました。
このような状況下だったにもかかわらず、
今回の「引きずり騒動」が起こってしまったということは、
日本に限らず韓国でも「慰安婦神話の崩壊」が、
始まったことを意味するものではないでしょうか。
これはこれで喜ばしいことだと思います。
なぜかというと、
これで「学術研究の範疇外」だった慰安婦問題が、
やっとのことで正常化されていく「前兆」だと思うからです。
ただし、あくまでも「前兆」であって「解決」ではございません。
それでも30年以上続いた「慰安婦神話」が崩れたことは、
歴史学や学術研究の点からしても歓迎すべきことではないでしょうか。
自分はこの「従軍慰安婦問題」を含めた、
いわゆる「歴史認識問題」の欠陥・問題点は、
右翼や左翼といった思想をそれぞれ主張するために、
それぞれに都合のいい「事実だけ」を、
それぞれ取り上げるその行為だと思っております。
しかもこれ、大学教授までやってるからタチが悪い…
そういった意味では歴史学を利用しているんですよね。
自分たちの都合のいいように事実を「切り貼り」してね…
だから「学術研究の正常化」が期待できそうな感じがするんです。
ちなみに自分は慰安婦が強制されたかどうかについては、
どちらでもかまわないと思っております。
「それが事実だったら」という前提付きでね…