前回の続きです。
前回の画像はいつだったかはっきりとは覚えてませんが、
今回の画像は右下に'96 7 6という日付が刻んであります。
同じ日に撮ったのかな…
でも日付がないとおかしいし…ま、いいか。
それくらい何度も訪れたことだけは確かです。
一目見てお分かりになるとは思いますが、
木枠は沖縄戦当時のものではありません。
扉やチェーンは木枠より比較的新しいですね。
2020年現在は完全に埋まってしまった「24号壕」ですが、
この頃から崩落の危険があったのではないでしょうか。
誰も中へ入れないように、
南京錠で完全に施錠されていますね。
元々はガマ(自然洞窟)を利用していたわけではなく、
すべて人間の手で掘っていたものですから、
それなりに地盤も軟弱だったのではないかと思われます。
あまり地質学的なことはわかりませんが…
カメラのレンズだけを押し込んで、
奥を撮影してみました。
これもいつ撮影したか…ちょっと忘れてしまいました。
ちなみにこの壕は未完成だったらしく、
どこかに貫通しているわけではないそうです。
ちょっと落石か落盤した形跡があるような、
そんな感じがする光景ですね。
湿度も若干高かった記憶がありますよ。
立て看板みたいな「立入禁止」とか、
そういった注意書きはありませんでした。
もし施錠されていなかったら、
アホだから中へ入ったかもしれません。
やっぱり「中はどうなっているんだろう?」といった、
好奇心は常にありましたからね。
ガマだったら一人でも入ってしまいましたが、
さすがにこのような状態だと、
非常識な行動は避けるべきですから、
中に入っていないことだけは断言しときます。
今ではもう見ることができない「24号壕」ですが、
これらの画像を多少なりとも撮っておいて、
とにもかくにもよかったなと、
手前味噌ではございますが、
つくづく感慨深い思いでいっぱいです。
次回以降に続きます。