伊江島に行ったのは1999年2月22日です。
なぜその日を選んだのかは思い出せないけど、
本部半島から見える伊江島と伊江島タッチューは、
前々から行ってみたいなぁ~と常々考えていましたね。
というか、伊江島から沖縄本島を見てみたいという、
そういった思いが強かったですね。
特に伊江島タッチューは目立ちますし、
あそこからの眺めはどうなんだろう?
といった興味がありました。
1990年代当時、伊江島へは2つのルートがありました。
1つは本部半島の本部港から伊江島の伊江港へ、
毎日4~5往復のフェリーがあります。
もう1つは那覇のとまりん泊港から伊江島の伊江港へ、
片道60分程度のジェットフォイルです。
本部港~伊江港までは現在でもフェリーが運航されていますが、
那覇泊港~伊江港のジェットフォイルは、
残念ながら現在は運航されていませんね。
2000年に廃止されたそうです。
ジェットフォイルというのは、
いわゆる水中翼船でして、
とにかく速いんです。
最高速度が43ノットですから、
時速に換算すると約80キロ。
フェリーに比べたら断然速いですね!
当時もらったパンフレットです。
モデルのお姉ちゃんが時代を感じさせますね。
復路の搭乗券も捨てずに持っていました。
往復で6300円になりますね。
でもこの金額はどうなんでしょう…
安かったんですかね?高かったんですかね?
ま、採算が取れなかったから廃止になったということですし、
その当時としては割高だったのかもしれません。
ま、いいか…
那覇泊港を午前9時10分に出発。
お客さんはチラホラって感じです。
2月で月曜日の平日ですから、
これが普通だったのかもしれません。
ジェットフォイルは初めてでしたが、
ジェット機と同じようなガスタービンエンジンですから、
音がうるさかったのを覚えています。
特に不快ではなかったですけどね。
フェリーよりも速いということは知っていました。
でも実際に乗ってみると、
速いって感じがしないんですよね。
要は体感速度がわからないんです。
流れる風景が平面の海原だし、
陸地も遠くに見えるものですから、
速いって実感がわかないんです。
しかも高速モードになると、
船体が数メートル浮きます。
それだけ海面から離れてしまうので、
速さの実感というものが、
何だかわかりずらいんです。
多分、自動車を運転しているから、
その感覚が抜けなかったのだろうと思います。
那覇~伊江島まで1時間程度です。
これを那覇~本部港~伊江島という、
車やバスとフェリーで行った場合を考えますと、
那覇から本部町まで2~3時間、
フェリーは1時間ですから、
ジェットフォイルのほうが断然速いんですけどね。
予定通り午前10時10分ごろに到着。
初めての伊江島ですし、
離島は渡嘉敷島しか行ったことがありません。
だから伊江港は渡嘉敷港より少し大きい規模かな、
っていう感じでした。
まずはアーニーパイル記念碑へと向かいます。
伊江港からメインストリート的な、
県道181号線に合流して西へ進むと、
アーニーパイルの碑があります。
案内掲示板があったし、
目立つので特に迷わず行けました。
徒歩なので伊江港から10分以上の場所ですね。
次回以降に続きます。