バスケと釣りと。。。

小4から始めたバスケット。今では中学バスケにコーチや審判活動で携わっています。

皆さんに問いかけます。

2020-02-08 07:36:16 | バスケットボール
おはようございます!ば~ちです。

また風邪をひきました( ;∀;)

思想は自由だが、断定的に発信をしている時点で出どころは同じ。

ちょっとバスケ以外の多方面でバスケに通ずるものを探し漁って勉強しています。
解剖学、スポーツアスレチック、野球、サッカー、テニス、バレーボールetc...
その中でも特に気になったブログを見つけました。
皆さんはこれをご覧になり、どう感じるか聞いてみたいです。
私は、納得できる部分もありますが、非常に危険で無責任な思想、だと感じました。


正直、いわゆる「潰し屋」と比喩されたりする指導者もいるのは、同じ指導者の立場からしても遺憾です。ですが、このブログの表現の仕方ですと、アメリカも結構ギチギチに子供のころから練習しますので排除したほうがいいとなりますよね。
そもそもアメリカでは、登下校中にバスケットボールをつきながら行き来する「習慣」があったりします。そこら中にゴールもありますし、ストリートバスケというのもまた盛んです。ブラジルのサッカーも同じような感じですよね。

「じゃあ日本は?」

そう。そもそもないんですよ、そういったいわゆる「ライフワーク」が。通常の日常の一つではなく、日本でスポーツをすること自体特別な環境なんですよね。
親御さんにもよるでしょうが、日常の一つとして認められないのが日本です。ランドセル背負ってボールついて学校行ってたら変ですよね?それが日本です。
そんなもんなんですよ、日本のスポーツに対する取り組みや姿勢なんて。

そもそもスポーツを始めるのにハードルが高すぎる

上記で親御さんによる、と言ったのは親御さんがスポーツ経験者であれば外遊びをしたりボール遊びしたりすることは多いと思います。その中でお子さんが「あれやりたい」「これしてみたい」と訴えてくることは馬頭来ことではないと思います。

が、しかし

幼少期少年期からは入れるクラブに入部しようとした場合、いろいろな制限が多いですよね。
同競技ならまだしも、掛け持ちしないようにとか必ず保護者何名は付き添いなさいとか他チームに移る場合該当年度は競技参加はできませんとか。自由度がほんとに少ない。

指導する側も専従者ではない

正直、ここが一番の問題点だと思います。会社員や公務員をする傍ら、土日でミニバスのコーチや本人が経験者でもライセンス持ちでもないのに顧問をさせられたり。いわゆる二束のわらじ。
その道での専従じゃない、プロではない人が教えている、なおかつそのほとんどは部活動ですので、そもそもが教職者であるということ。
どういうことかというと、コーチングではなくティーチングの人間だからです。加えて教職者はかなり特殊な職種です。あまり言いたくはありませんが...
かと言って今ある小中学生対象のクラブもどうなんでしょうね。


結局教える側がプロじゃない

部活動の顧問の方々も協会公認ライセンスを持っている人は多いですよ。
(逆に今時YouTuberやブロガーなんかはライセンスどころか、どこでどういう経緯辿って「プロコーチ」を名乗っているのか謎ですよ)
でもやっぱりティーチングであることは多いですよ。つまり一方通行。
しかも考えてやれ」という割に「ここはこうだろうが」と結局パターンじゃねえか、っていう...
それに加え、少しでも背が高ければセンターしかさせず、小さいガードだからといってポストプレイを学ぶ機会もない。
小さいガードでも、「ポストってこうプレイするんだ」と実体験すれば、また見える視野も増すはずなのに。
身体的特徴にとらわれず、幅広く教えている指導者をあまりお見かけしたことがありません
それもまた、子供たちの未来を潰しているというものでしょう。

スポーツ指導の専従者がいなければいつまでたっても変わっていかない

部活動顧問の方々のブラックさは問題視されていて、文科省なんかは外部のその競技における専門の指導員に置き換える、なんて指針を出していましたが、そもそもその専門の指導者がいない現状はどう考えてるんですかね。
それが仕事(お給金や福利関係等々)として成り立つなら、やる人はいるでしょうし教職者のネックの一つである必ず部活動の顧問を受け持つハードルもなくなり、多少なり教職者を目指す人も増えるかもしれません。
おそらく他のスポーツでも同じことだと思います。

それこそようやく日本のバスケットボール界でもリーグが統一されプロ化し、今まで通常の仕事と兼務だった審判もプロ化しました。国内は加藤さんと漆間さんのお二人のみですが、これが審判員にも広がり、コーチやそれを纏める民間企業や、そういった取り組みに対し協会や連盟、はたまたお国のバックアップがあればもっと日本も変わっていくと思います。スポーツ庁なんて名ばかりになんかしてないで。
それに専従できるというのは、やはり全然違いますよ。(加藤さんのインタビューは本当に感動します)

極端な言い分はむしろ害である

で、見つけたこのブログ。どこぞのお国の独裁者的思想。いつの時代の思想かと思いましたよ...
私、この人に小さな子供にもまして高校大学だなんてコーチングできると思いません。まして現状を知らなすぎる。
遊びと競技は違いますから。
私自身、誇れるようなバスケットの経歴ではありませんが、まさにこの方の言うような練習でしたよ。人数はいませんでしたが。
高校時も社会人クラブチームでも、軽くシューティングして、1vs1や3vs3、人数がいれば5vs5ばかりでした。

そんな学校やチームはそれこそ腐るほどあります。

が。

それによりうまくなったと思うこともなければ、他のメンバーにもそう感じたことはほとんどありませんでした。

語弊があると困るので言っておきますが、上達した感がないわけではありません。
ですが、試合形式を多く行っていた結果ではないと思っています。
そして私が出入りしている若いクラブチームもまた、「うまくなったな」と感じることはほとんどありません。

うまい人やプロは「俺、うまくなった」なんて言いやしません。

つまり指導者の責任と言い切るにはあまりに暴論

良い指導者が居た方が良いのい越したことはありません。
でも、その指導者のほとんどが何かしらと兼務である以上、その道のトップにはなりませんよ。
指導者はその指導だけしているわけでもありません。チーム運営やそれこそ異動になってしまえば存続すら危うい。するとそもそもやる環境自体がなくなる。私自身、中学2年の時と指導先で廃部の危機になりましたよ。

イチロー選手じゃないですけど、
「1番になりたかった。僕はナンバー1になりたい人ですから
オンリー1の方が良いなんて言っている甘い奴が大嫌い。この世界に生きているものとしては、ね。競争の世界ですから。」
コービー・ブライアントもそうでしたね。
「誰がナンバー1か思い知らせる」
なんて。

それが指導者にも必要ではないでしょうか。加藤さんも二足の草鞋ではこれ以上がないと思ったからプロに転向したわけです。

(海外でモータースポーツなんて、国上げて、会社も休みになって、国で盛り上がったりします)

最後に

「何をもって楽しい」とするかは、選手個々に違うはずです。
押しつけがましく、楽しいはこうだ!こんなのは無意味だ!と言っている人は一方通行指導している指導者と根本は何も変わりありません。結局押しtけます。嫌なら勝手にどうぞ、あなたとは相いれませんね、みたいな。
無意味だ!と言っている方が無意味です。

皆さんはどうですか?部活動やクラブ、どうでしたか?
皆さんのお子さんのチームはどうですか?
そして、皆さん(お子さん)の楽しい、とはなんですか?
それすら他人のマインドに支配されては、それこそ意味がないですよ



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