Hirokaz' Diary

Ondangwa Life in NAMIBIA

Matric Farewell 3/3

2007-10-17 16:59:56 | Weblog
 卒業パーティがPANDU HOTELで行われました。心配していた参加生徒数ですが、約40人。卒業生は約400人もいるのにね…。女性はパーティドレスに身を包み、男性はスーツでキメていました。PANDU HOTELは四つ星ホテル。お金持ち限定のパーティです。
 ところで、昨年と違うことに気がつきました。昨年は私のデジカメで撮ってほしいという声が殺到しましたが、今年は一向に声がかかりませんでした。それもそのはず、参加した生徒の大半がデジカメを持っていたのです。たった1年で時代は変わってしまいました。
 やっぱりホテルでのパーティはいいですね。料理はおいしいし、プロのDJが音楽を操るし、会場の雰囲気が豪華だし…。ここだけ見ちゃうと、ほんと途上国じゃないです。写真は、中央に立っている背の高い女性が先生で、あとはすべて生徒です。大人っぽ~い。

Matric Farewell 2/3

2007-10-16 15:06:19 | Weblog
 ちょっと変わった卒業式…。卒業証書授与はないので、「もうすぐはじまる1ヵ月におよぶ卒業試験がんばれ!」みたいな激励のスピーチがあったり、在校生からのメッセージや卒業生からの言葉があったり、まあ、卒業式っぽいんだけどね。
 後半は、ほとんど表彰式。ものすごい数の賞状を一人一人に配っていきました。卒業生約400名に対し、約200枚の賞状…。成績優秀、スポーツ功労、文化表彰などなど。最後に、私まで表彰されて、ビックリ。「Mr.Hiroあなたは本校の情報技術の発展に努めました」みたいな…。照れました…。そんな表彰状、いつの間に作ったの?
 ちなみに、写真は先生方の席を撮ってみました。これが正装です。ガウンと呼ばれている服を着ていました。大学を卒業するときに着た服だそうです。大卒の証(あかし)になります。かっこいいですね。さて、夜は卒業パーティでした…。

Matric Farewell 1/3

2007-10-15 20:00:51 | Weblog
 あっけなく最後の授業が終わりました。もうこれでGrade12(高3)の授業がないのが信じられません。昨年から1年以上みてきたクラスがもう解散です。生徒たちは別に気にしていませんでしたが…。夕方の卒業パーティにむけて、めかし込むために、朝から欠席している生徒もたくさんいたほどですから。でも、私としてはさみしかったので、全員揃ってなかったけど、最後にクラスで写真を撮りました。いいクラスだったなぁ。思い出に残るクラスです。私がどこにいるか、わかりますか?
 それにしても、卒業の当日まで授業があるなんて、おもしろいでしょ?卒業試験を間近に控えているからです。さて、午後からは卒業式でした…。

電球の寿命

2007-10-09 19:58:16 | Weblog
 写真はキッチンの天井の電球です。こちらの電球は少し寿命が短いです。日本と比べると、かなりの頻度で交換しなければなりません。電球のつくりが雑なのかな…。普通の白熱球100WはN$3(約50円)、電球型の蛍光灯タイプはN$20(約320円)です。日本に比べればかなりお安く買えます。何度も替えるのがめんどうなので、この国に来た当初は、高いけど蛍光灯タイプを買っていました。しかし、1ヵ月くらいですぐに切れてしまって、それが何度も続きました。結局、普通の電球と変わらないことに気がついて、今では普通の安い電球を買い続けています。それにしてもよく切れます。へたすると、1ヵ月持たないときもあります。
 それだけではありません。電球の最後が、これまたたいへんなのです。信じられないことが起こります。爆発するように切れて、天井から落下してきます。そして、床にあたって砕け、粉々になってまわりに飛び散ります。一種の爆弾です。たまったものではありません。切れるタイミングは決まっていて、スイッチを入れた瞬間です。今日もダイニングの電球が切れました。夕飯の支度を調え、テーブルの上を拭こうと、電気のスイッチを入れた瞬間、「ボムッ!!」という破裂音とともに、ガラスの破片がシャワーのように降ってきました。料理を並べる前でよかったです。日本ではあり得ないことです。これがほぼ毎回だからなぁ。

水・水・み~ず~

2007-10-07 00:47:20 | Weblog
 これで2週間。もしかして帰国まで戻ってこないのでは…と思えるような勢いの断水。帰宅して、昼食を済ませたあと、重いからだをひきずりながら、たまった洗濯物と闘いました。スラックスやYシャツなどの大物を洗ったので、25リットルタンクが2つも空っぽになりました。やっとの思いで、洗濯を済ませ、今度は手桶シャワー。自分の体もすっきりと洗濯です。手桶シャワーにもだいぶ慣れました。そして、最後に水汲み。空になったポリタンクを元通りにしておかないといけません。両手に50kgを抱えて、がんばりました。写真は我が家のシャワールームです。
 すべてを終えたそのときでした。午後4時少し過ぎ、出ました!水・水・水・み~ず~!!!なんでこのタイミングなの?もうちょっと早く来てよ!まったく!
 とにかく、シャワーのノズルから水が出たときは感動しました。(何でこんなことで感動しなくちゃいけないのだろう?)あ~、うれしいです。ありがたいです。神様に感謝します。う~(涙)

朝の日課

2007-10-03 15:57:35 | Weblog
 朝食を食べ、ひと通りの身支度を整えたあと、最後にコーヒーを入れます。家の玄関ドアを開け、その玄関先の階段に腰掛けて、朝の涼しい空気に包まれながら、ボオーッと朝の景色を見てコーヒーを飲むのが日課です。朝方はとても涼しく、気持ちいい風が吹きます。この時間は、今の私にとって、至福のひとときです。
 3学期がはじまってから、こうして見ていると、いろいろなことに気がつきます。日の出の時間が少しずつ早くなってきたり、朝方の空になびく雲の量が多くなってきたり、芽吹いた木々の成長速度が意外と速かったり、一向に芽吹く気配のない木があったり、ツバメが飛ぶようになったり、などなど。毎日変化に富んでいて、飽きません。
 ちょうど今は7時頃が日の出。写真のように、紫がかったオレンジの光が建物を染めていきます。ヤシの木の間から昇ってくるので、アフリカらしい?景色になっています。まるで高原のような朝の空気。こうして朝が気持ちいいのはいつまでだったっけか?雨季の到来とともに、朝から灼熱の夏がもうすぐやってきます。

震災生活…

2007-10-01 17:24:30 | Weblog
 最後に雨が降ったのがいつなのか思い出せません。たぶん5ヵ月くらい前かな?乾季も終わりに近いためか、水はこれで丸10日間出ません。でも、学校内にはミラクルな水道があります。どんなときでも枯れません。今はそれにすがって生活しています。しかし、25リットルのポリタンクを何度も運ぶのはつらい…。我が家には25リットルのポリタンクが3つ(風呂、トイレ用)、5リットルのペットボトルが3つ(調理、洗面用)、8リットルの蛇口付きタンクが1個(キッチンの洗い上げ用)があります。すごいでしょ。写真はキッチンです。5リットルの水が3つ(写真右下)、帰国まで十分な量のお米(写真中央)とパスタ(写真右)、停電時の蛍光灯(写真右)が常備されています。まるで震災生活…。
 夜、シャワーを浴びるときは、大きいタンクの水を20リットルにしておいて、熱湯2リットルを足します。そうすると、ぬるいシャワー用の水になります。こうして、浴びると約10リットルで頭から体まですべてを洗うことができます。もう、いい加減に回復してほしいです、断水。昨年は3週間続いたことがあったからなぁ。