小さな出来事、大きな足跡

小さなことを積み重ねて気が付くと自分の型ができている。取るに足りない事にも意味はある。

師走の一区切り

2017-12-03 23:19:30 | 職場
職場の上司ユカ嬢が遂に産休に突入することになり大規模な慰労会が開かれた。とにかくこの人、現時点で部下を持つ人の中では一番人気。きちんと正しい人だった。
酒が好きで社交的、他の部署の人の悩みも聞き、戦う時は戦うという姿勢が人気を集め
通常は歓送迎会に参加しない部長やセンター長も参加してユカ嬢一人のために30人近くが集結、不参加でもあらかじめ挨拶に来たり餞別を持ってくる人も後を絶たず芸能人か大物政治家のような盛り上がりを見せた。カリスマさんである。

いいタイミングだったなーと飲みながら思う。確かに人を率いる力量はある人だが、それでも巡り合わせや時の運がある。まして我々は派遣社員である。社内の正社員の実力者をうまく取り込めていたこと、他の派遣会社の管理職もこれといった実力者はおらず、彼女の好きなようにまわせる環境だったことが幸いした。

それでも組織の中で正しいと思うことを貫くのは難しい。消耗することも多く疲れたことだろう。これ以上こうした緊張が続き、今のいい状態が維持できるかどうかはわからない。
状況は移ろうものだからね。今までうまくまわっていたからいいものの、機嫌が悪いと部下に八つ当たりをしたり、責任逃れの発言をすることもある人である。当たり前だが優秀な人だからといっても何もかもが優秀なわけではない。

無事に産休に送り出せて良かったとしみじみ。ちなみにこの宴席の会場もユカ嬢の友人の夫が店長の店。皆が駆け付けられるよう3時間飲み放題で大きめの個室貸し切りという手配も本人が関わっていた。そうして自分で道を作って後からボンクラ達がぞろぞろついてくる。
そんな図式で3年が過ぎた。
頑張ったごほうびというべきか2月に生まれる予定のお子さんの性別は念願の女の子だそうだ。

これで一区切り。そして私はちょうど派遣契約更新時期でもあり、面談に訪れたコーディネーターに遂に転職宣言をした。
まだ何も決まってないのに!これで完全に後に引けない私である。転職活動頑張らなくては


最新の画像もっと見る

コメントを投稿