実はフィギアスケートはロシア選手あってこそという思いがある私、バレエのような優美な動きは勿論、一度女子の4回転なんて見てしまうと
今出場してる選手たちの演技では物足りなく感じそうで。で、今年は観ないつもりだったけど、
会社でかなりのストレスを受ける出来事が起こり、たまたまやっていたNHKフィギュアに気持ちを集中させるべくテレビ観戦したところ、
素晴らしいじゃないか!!!!!
女子は新星続々。渡辺倫果はフリーでトリプリアクセルを成功させていたし、銅メダル住吉りをんは失敗に終わったものの4回転トーループ
に挑戦していた。坂本花織とは違うアプローチの選手達がのびのびと演技をしている姿は頼もしい。
坂本花織が世界チャンピオンになった時は10年前のコンテンツと揶揄されていたが、心配はいらない。
いずれ4回転をとべるロシア人でない女子も出て来るだろう。
男子の日本勢は知ってる顔ばかりだったが、山本草太が2位に食い込みファイナル出場を決めていたのにはびっくり!私の知ってる山本草太は
4回転が飛べず、辛そうにも見える演技をしている姿だった。線が細い印象でもあり、ジュニア時代が全盛期だったんだろうと思っていた。
線が細く、転びがちなイメージは変わらずだったが、4回転をしっかり決めている姿には勇気を貰った。やれば出来る!
そして金メダル宇野昌磨の圧巻の演技も良かった。この人の動きには独特のクセがあるというイメージだった。しかし今回はそうした
アクが抜けて洗練された身のこなしでこちらもびっくり。ジャンプだけでなくすべてに磨きをかけ続けているんだね。金メダルにふさわしい
滑りを見せてもらった。
そんな質の良い大会の中で今回ひときわ輝いていたのは、りくりゅうペア。演技だけでなくなんだか凄いハッピーオーラ。
ペアで滑ることの素晴らしさがきちんと伝わってくる。ひとりよりふたり。いいなぁ私も相性のいいパートナー欲しい( 一一)
本当に観ているだけで収穫多い、得した気になる大会だった。
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