仕事中にたまたま見つけた。板橋区西台の住宅街の中にひょこっとある。
ハーブ、野菜というワードがつくとおしゃれなイメージを持ってしまう昨今だが
ここは東京23区内とは思えないほどローカルでカントリーな雰囲気
かといって常連が騒いでいて一見さんが行くと居心地悪いみたいな感じでもない。
猛暑厳しく、駅までノンストップで歩き続けられない矢先に住宅街にあるお店は有難い。
私が行ったときは平日の13時過ぎ。客足が落ち着いたタイミングで1人なのに
広々した窓際の4人席に案内してもらえた。
窓外の景色は野菜やお花。綺麗に植えられているけれどほどほどに雑草もあり
ナチュラルであることが場所柄や店の雰囲気に合っている。たしかにおしゃれスポットではない
普通の住宅街で大金投資してイングリッシュガーデンを完全再現しても土地の雰囲気から
浮いてしまう。地主の道楽みたいなプライベート感をもちつつも(本当はどうかはわかんないけど)
ひけらかすような嫌味さはなく感じよくしあがっている。凄いなーーー。身の程を活かして
魅力的な店づくりをするって案外出来ない。身の程っていうより「こうしたい」が先行するから。
ランチは90分制のビュッフェスタイル。平日は2000円。
特筆すべきは緑茶!!凄く美味しい。5杯くらい飲んだかも。茶どころでもない板橋区で
このおいしさは一体なんなんだ。ましてやメインメニューでもないお茶でこのクオリティ!
写真のメンバーの中では右のカレーライスがここにしかない美味しさ。ちょっとデミグラス感がある
スパイスありつつ甘味のあるカレー。これも3杯食べた。ヴィーガンスープカレーとかヘルシー
系もあった。野菜は勿論新鮮。メニューすべてが丁寧さを感じる美味しさで大満足。
仕事としてやってるんだけど愛情もって取り組んでる事が感じられていい時間を過ごさせていただいた
店っておいしいかどうかは勿論だがその後ろにいる供する側の人が見えるところも面白い。
地に足ついた愛情ある店づくり。素晴らしかった。
外食のよさを久しぶりに感じさせてくれる店だった。
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