小さな出来事、大きな足跡

小さなことを積み重ねて気が付くと自分の型ができている。取るに足りない事にも意味はある。

嘘八百

2020-02-01 12:18:25 | 映画

テレビ東京の午後のロードショー。私は毎日この枠でどんな映画が放送されるのかチェックを欠かさない。基本的にC級、たまにB級映画を扱うと思っている。(公開時には人気だったが年数がたち今の価値的にはB~Cというのも含めて)でも私は嫌いじゃないです。大作だけが映画じゃないと思うから。

おおむね洋画を扱う枠だが金曜日はこの作品だった。中井貴一と佐々木蔵之介がW主演。2年前の作品のようだが、公開してたの全く知らなかった。

ざっくりと言ってしまうと骨董商の中井貴一と陶芸家の佐々木蔵之介が贋作を巡って騙したり騙されたりする話である。わかりやすく作品の出来に唸らせて欲しいと思うならがっかりする仕上がりである。

でも私的にはなんか色んなところで辻褄があっていて地味ではあるが雑ではないと思った。ストーリーの展開が先読みできてしまうが、そもそも骨董を扱う作品なのだ。だから、ストーリーも「骨董的」に古き良きコメディー映画を目指してみましたといわれれば、なるほどって思う。

結論として芸達者が集って懐かしさが残る小作品を真面目に作りましたという感じかな。楽に見てられる映画だと思う。今、疲れ気味で気を張ってストーリーを追わないとならないのは辛いって人にはいいかも。でも映画はやはり面白いと膝を打つような感じでないと!って人には向きません。

漢方薬みたいな作品でもあり、観終わった時に余韻とかなかったんだけど、こうしてブログで書き起こしてみるといいところが色々思い浮かんだりする。映画観るなら沢山観た方がいいってわかるね。いいところは様々だから。(・・)

 

 

 

 

 

 

 

 


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