蟷螂の独白

世に背を向けた蟷螂です。喜怒哀楽を綴って18年、モットーは是々非々の団塊世代です。

代理ミュンヒハウゼン症候群

2024-02-24 00:15:00 | 徒然
子供に毒物を摂取させて死にいたらしめた浅草の事件は、もしかしたらこの疾患である可能性も完全に否定できないような気がします。
本来ミュンヒハウゼン症候群は、自傷行為を繰り返し、周囲の家族の同情を惹く行為ですが、代理は、主に子供などを傷つけ、甲斐甲斐しく看病している様を他の家族や医師に見せつけるための精神疾患で、根が深いものがあります。
最近の児童虐待死の中にはこの疾患が紛れている可能性があるので、取り調べには精神科医の立会が不可欠です。
特にいたいけない幼児に対する体表に出ない虐待は、可能性を否定できません。
子供を甲斐甲斐しく看病している様を夫に見せつけて、愛情を自分に向けさせる。
よくあるパターンです。
これが旦那にもあると尚更複雑で、両親で各々が代理ミュンヒハウゼン症候群だったら、子供はたまらないでしょう。
もしかしたら夫が不凍液、妻がオランザピンを服用させていた?
双方で気づかず!
考えられないことではありません。
社会構造が複雑になればなるほど精神疾患が増えてきます。
但し、精神疾患である代理ミュンヒハウゼン症候群だからといって、罪が軽減されるようなことがあってはなりません。
一日も早く精神鑑定を受けさせるべきでしょう。
逮捕時の妻の異様な様子から、ふとそう思いました。

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