ようやく目覚めた日本企業が中国から撤収する気配を見せています。
すでにパナソニックなどはチャイニーズ製よりマレーシア製の方が多いくらいで、タイやインドネシア製もこれから増えていくでしょう。
日中国交回復50年、もうそろそろチャイナをお客様扱いするのはやめた方がいいころ合いです。
過去に一度、チャイナから手を引く時期があったとすれば、中国人が『愛国無罪』とばかりに傍若無人のふるまいをしたあの時でしょう。
あの時手を打っておけば、今日のチャイナバブルは起きていなかったはずです。
日本人の拝金主義、エコノミックアニマル第一主義が今のチャイナバブルを生んだといっても過言ではないと思います。
日中が国交を回復するのは50年早かったと、蟷螂は思っています。
すべてが経済最優先の、田中拝金内閣が今の中国を作り出したのではないでしょうか。
歴史に『if』は禁句ですが、もし国交回復しなかったら、今でも中国はアジアの最貧国だったでしょう。
貿易摩擦でアメリカが日本を排除する気配があったので、手っ取り早い貿易先として中国を選んだのであって、あの時貿易相手国をインドにしていたら、インドが世界有数の経済大国になっていた可能性もあります。
ロシア、北朝鮮と並んで悪の枢軸国となった中国から、大企業が手を引き始めれば、世界経済マップは大変換を遂げるはずです。
そうでなくともこのコロナの尻拭いをせず、頬かむり決め込んでいるチャイナに明日の希望を与えるのは、民主主義国家にとっては脅威になることだけは間違いありません。
北朝鮮がミサイルを連発できるのは、チャイナのおこぼれに預かっているのだということを、日本人は決して忘れてはならないのです。