蟷螂の独白

世に背を向けた蟷螂です。喜怒哀楽を綴って19年モットーは是々非々の団塊世代です。

違和感

2020-05-19 15:10:46 | 徒然
検察庁法改正案が先送りされました。
改正案は、一般の国家公務員の定年を60歳から65歳に段階的に引き上げる改正案とセットで提出されたそうです。
1月に水面下で行っていたそうなので、『コロナを差し置いて不届きなことをしていた』ということでしょうか。
だとすれば重大な問題です。
国民の生命財産を蔑ろにして、自らの政治生命の延命を画策していたことになります。
それでコロナ対策で後手を踏んだ?
『どうせSARS同様夏になれば終息するよ』。
『SARSより軽いって、風邪以下じゃねえか』。
そういう言葉の裏で法案を企図していたとなると絶対に赦せません。
 
でも一歩下がって考えると、今回の検察庁法改正案に対するTwitterには少し違和感を覚えました。
蟷螂も真夜中にツイートしています。
ニュースにひと言添えて気ままにツイートするのは、真夜中のwebの散歩者になった気分で爽快です。
決まったひと言がツイートできると、ちょっとした満足感が得られます。
タレントのツイートはほとんど見ません。
丸山先生や猪瀬さん、舛添氏、百合子嬢などをフォローしています。
ここ同様蟷螂のフォロワーは30台です。
センセーショナルなことは一切つぶやきません。
地味にスマホからコツコツツイートしています。
Twitterは文字数が限られているので、主張はなるべく控え、感じたままのほんのひと言、最近ではボビーのニュースに『愛情の表現の仕方がナイジェリアと違った』とつぶやいた程度です。
そのTwitterで今回の検察庁法改正案に対して疑義がつぶやかれ、あっという間に470万のリツイートに膨れ上がったそうです。
蟷螂はその膨れ上がった抗議の声の多さに恐怖感を覚えました。
トレンドというにはあまりに内容が政治的で、かつて日本が無謀な太平洋戦争に、官民軍一体となって突き進んだ時代を彷彿とさせます。
今回は芸能人がその先棒を担いでいる格好となり、民を扇動し、国を動かしました。
芸能人チームの勝利といった構図でしょうか。
これをきっかけとして、政治的ツイートが増えてくるような気がしますが、
芸能人が民を巻き込んで一方向を向くのはよいことではないと思います。
もし、主義主張があるのならば、まずは選挙に行って、自分の考え方にマッチする候補者に1票を投じるべきではないでしょうか。
選挙に行かず、気ままにTwitterでリツイートを繰り返すのはいかがなものかと思います。
Twitterが芸能人の、一種のファッションと化しているような気がしてなりません。
期日前投票場では景品を配っている市区町村もあるので、それを楽しみにして、自分の政治的スタンスに近い候補者に1票を投じるのは、悪い選択肢ではないと思います。
投票率の低さは特定政党を利するだけ、18歳から選挙権をいただいた今こそ、若者は連れ立って投票に行くべきでしょう。
ちなみに蟷螂はここ10年以上、毎回期日前投票をしています。
次の投票は曰く因縁のある都知事選。
同じ轍は踏まないスタンスで投票に臨みます。
それにしても今日は地震と救急車のサイレンがやけに多い。
 
 

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