蟷螂の独白

世に背を向けた蟷螂です。喜怒哀楽を綴って18年、モットーは是々非々の団塊世代です。

勝ってくるぞと勇ましく

2023-09-12 16:22:29 | 徒然

遂に健診の日が来ました。

同居人が『千人針もっていく?』ですと。
出征兵士かよ。
『でも、持って行こうかな』
なにせコロナ対応医療機関なので、夫婦とも不安度超々マックス。
マンションのエレベーター、ガタイのデカい若いヤツがノンマスクで乗ってきた。
デリカシーの無いヤツだ。
こういうのがコロナをばらまいているんだろうなぁ。
同じマンションに住んでいたくない!
 
で、車庫まで行って車を出しました。
コインパーキングは満車が多。
一周回って路地裏のちっちゃなコインパーキングを発見してイン。
クリニックへいざ出陣です。
クリニックのエレベーターはひとり・・・ではなく、後からひとり女性が乗ってきたけれどオンマスクだから許す。
エレベーターを降りるとパーテーションがあり・・・ん・・・発熱患者が2人いる。
不吉な予感。
受付でネット予約している旨を伝えてウェイティングに入ります。
15分ほどして名前を呼ばれてまず血圧です。
『135/75、もう一回測りましょう』
『118/68OKです』
つづいて採血です。
ちょっとチクッとしました。
う~ん、血の色がよくない。
血っぽくない。
ヘモグロビンが少ないのかなぁ。
次に心電図です。
『持病などは?』
『僧帽弁閉鎖不全をダヴィンチで弁形成術の手術をしています』
簡潔にまとめられるようになって早5年。
以前はくどくどと説明したモノです。
心電図が終わると採尿です。
『出ますか?』
『朝、濃い煎茶をのんできたので期待できます』
で、外へ出てコロナ発熱者の横を息を止め通り、トイレへ。
う・・・出ない。
1センチほど出してギブアップです。
コップを台において次は身長体重計測です。
『68キロ』
『今朝は68.3キロあったんですが』
『食事をしていないからでしょう』
納得です。
そしてレントゲンへ。
またしてもコロナ発熱患者の群れの中を通ります。
つくづく超重武装してきてよかった。
家に帰ったら全部洗濯機の中だな・・・
 
 
レントゲンルームはガラガラでした。
ちょっと胸を当てることに抵抗がありましたが仕方ありません。
撮り終えてまたしてもコロナ発熱患者の群れの中を通って受付前に。
今日は一見さんの患者がやたらと多い。
『初めてなんですけれど』
という患者を3人は見た。
全員コロナ発熱患者かもしれない。
『予約制なので、2~3時間お待ちいただくことになります』
そんなに待たされたら、ますます具合が悪くなるのに。
受付前で待つこと10分。
その間患者が来るわ来るわ。
『それも初めてです』
という人ばかり。
受付のオネェさんも嫌だろうなぁ。
『熱があるんです』
なんて言われたら、『シッシッ』と言いそうだ。
この記事の元をスマホで打ち始めたら、突如名前を呼ばれてドクターの前に。
予約患者は優先診察が受けられる?
やったー!
診察室に入ったら脱帽一礼です。
『いつもオンライン診察でお世話になっています。ご無沙汰しました』
そうです。
ここは男性の乳がんも診てくれるので、イザ鎌倉のときには駆け込もうと思っているクリニックです。
『あ~、去年は無かったんですね』
2年ぶりのご対面です。
『お久しぶりです』
『で体調はいかがですか』
『ちょっと気になることがありまして』
『肺は異常なしですよ』
前回(一昨年)と変化はないそうです。
『実は首のリンパが腫れていまして』
まず触診です。
『問題になるような大きさではないと思います』
プチ安心です。
『先生、血液検査でわかる範囲のすべての検査をしていただきたいのですが』
『具体的には』
『まずBNP、それからPSA、できればアレルギー迄』
『OKです。ただしBNPはproBNPになります』
そういってアレルギー検査のパンフレットを渡されます。
『ありがとうございます。よろしくお願いします。で、先生、ムコスタは正規品のレバミピドにお願いできますか』
『OKです。結果は一週間後にLINEでご連絡します』
お~、再び危険な目に合わずに済みそうだ。
『今日は発熱者、多いみたいですね。やはりコロナですか?』
『そうなんですょ。多いんです』
ドクターが眉を顰めます。
やっぱり嫌なんだ。
そりゃそうです。
エリスなんていうのも出回り始めたっていうけれど、発熱外来を標榜している以上、診ざるを得ないのです。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000315363.html

ただし、この発熱外来は、誰かがやらなければコロナパニックを生じさせるので、やむを得ないでしょう。

会計を待つ間、バリカラオケ通っている風のオッサンと、遊び人風の若いアンチャンが、こともあろうか医療機関内でノンマスクで、アンチャンは二人分くらいソファーを占領するくらいに寝そべってスマホをいじっているし、オッサンはノンマスクで受付に文句を言っているし、ここは戦場か?なんて思ったりすると、やはり千人針はマジ必要だったかも。

大腸がんのキットを受け取り会計を済ませると、6000円オーバーでしたがちょうどいいところでしょう。
なによりも首のリンパとアレルギーの件が分かるみたいでよかった。
なので何事も無ければ、再びオンライン診察が始まります。
帰るときには発熱者の群れはどこかへ掻き消えていました。
きっと解熱剤とトローチを処方されて帰ったのでしょう。
近くの調剤薬局はヤバいな。
 
そして帰宅すると同居人が、居住スペースに入ることを拒絶します。
着ていたものをすべて洗濯機の中に入れさせられ、蟷螂にシャワーを浴びるように命じました。
まぁ仕方ないですね。コロナ教の総本山の分家みたいなところに行ったのですから、禊は必要です。
そして処方箋を行きつけの調剤薬局へ流します。
そこはコロナとは無縁(多分!)安心です。
明日取りに行く旨電話で伝えて今日の行事はおしまいです。
神経が疲れました。
 
今日は一度書いて、ポイント数を変えたらすべて文字が飛んでしまい、二度目の書き込みになります。
 

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