1主よ、あなたの幕屋にやどるべき者はだれですか、あなたの聖なる山に住むべき者はだれですか。
2 直く歩み、義を行い、心から真実を語る者、
3 その舌をもってそしらず、その友に悪をなさず、隣り人に対するそしりを取りあげず、
4 その目は神に捨てられた者を卑しめ、主を恐れる者を尊び、誓った事は自分の損害になっても変えることなく、
5 利息をとって金銭を貸すことなく、まいないを取って罪のない者の不利をはかることをしない人である。これらの事を行う者はとこしえに動かされることはない。
1神よ、わたしをお守りください。わたしはあなたに寄り頼みます。
2 わたしは主に言う、「あなたはわたしの主、あなたのほかにわたしの幸はない」と。
3 地にある聖徒は、すべてわたしの喜ぶすぐれた人々である。
4 おおよそ、ほかの神を選ぶ者は悲しみを増す。わたしは彼らのささげる血の灌祭を注がず、その名を口にとなえることをしない。
5 主はわたしの嗣業、またわたしの杯にうくべきもの。あなたはわたしの分け前を守られる。
6 測りなわは、わたしのために好ましい所に落ちた。まことにわたしは良い嗣業を得た。
7 わたしにさとしをさずけられる主をほめまつる。夜はまた、わたしの心がわたしを教える。
8 わたしは常に主をわたしの前に置く。主がわたしの右にいますゆえ、わたしは動かされることはない。
9 このゆえに、わたしの心は楽しみ、わたしの魂は喜ぶ。わたしの身もまた安らかである。
10 あなたはわたしを陰府に捨ておかれず、あなたの聖者に墓を見させられないからである。 *神が認めた聖徒は神が死なせない。
11 あなたはいのちの道をわたしに示される。あなたの前には満ちあふれる喜びがあり、あなたの右には、とこしえにもろもろの楽しみがある。