昨日はダーツ仲間の引越しを手伝った。
集まった面々は平日昼間に時間が取れる職業の人たちばっかなのは言うまでもないが、それでも引越しする本人合わせて6人集まった。
新居までの距離が徒歩数分と近く軽トラック2台で1回の運送で事足りたので意外と早く引越しは終わった。
引越しが終わるとみんなで食事。引越しした人の知り合いが和食の店をやっているようで、その人からの差し入れ(?)で超うまい鍋だった。ビールのすすむことすすむこと。平日にもかかわらずこうやって人が集まるってすごいなと思う。引越しした人の人柄なのだろう。そしてダーツ仲間の住まいが本当に店周辺に固まっているからできることだ。
みんな職業はバラバラでダーツしか共通点がないがいろんな話で盛り上がった。食事が終わって解散したときには16:30になっていた。
仕事の調整はしたが仕事を休んでまで来た人はいない。あらためて仕事とは何なのだろうと考えさせられる。サラリーマンだけが仕事じゃないことははっきり分かっている。ワークライフバランスとはなんだろうか?という質問に近いかもしれない。
今の俺は仕事の裁量は最大限あるが(契約の範囲内で)いつ切られても文句は言えない。副業はぜんぜんOKだし確定申告も自分でしなければいけないので契約社員というよりフリーランスだ。不安定なのは分かっているが自由という今の状況は俺の性に合っている。
俺が新卒で会社に入ったころは他に行くところがないから(IT系の人材派遣を含めて)この業界に来ましたってのが非常に多かった。適正があって入ってきた人間はほとんど居ないように思う。なぜ適正がなくても良いのかというと
・言語を覚えさえすれば他にたいした能力はいらず高いカネで人を売れる。
・戦力を適正に評価する方法がないので営業しだいでカネを吊り上げることができる。
・IT導入によってどんなに便利になっても開発するのは人間にしかできないので人が不要になることはありえない。
・言語を覚えるブートキャンプは1ヶ月程度と短くてよいので兵隊の補充が比較的楽である。
・ブートキャンプは一人一台PCがあればできるので設備費が安く済む。
理由としてはこんなところか?
この世界に入るのはめちゃくちゃ簡単だが生き残るのは非常に難しいといえる。基本的にどのような手段を使ってでも最後まで立っていた者が勝者だが、IT系の人材派遣会社だと人件費の理由で30歳まで生き残った猛者でも引退に追い込まれることが多い。35歳以上になってもその会社に居座り続けるには管理職になって兵隊を売る側になるか人売り(営業)になる必要がある。
もう一つ生き残るには「自分自身が商売にからむ」ことが必要である。会社の看板なしに商売にからむということだ。言い方を換えると「御社ではなくあなたと商売がしたい」と客に思わせることができるかどうかだ。俺の場合は2年前から商売に絡むことができた。社長についていって商談やコンサルティングを経験した。社長はともかく(開発ばっかりやってきた)俺がその場には居づらい雰囲気ではあったが、自分の持っているものをバックボーンにコンサルティング内容の補足をするなどして自分の居場所を確保することができた。
昨今のこの業界での35歳以上の失業者の増加を見ると「自分自身が商売にからむ」ことをしなかった人たちがあふれているように思える。転職活動をしたとしても自分がその会社で何ができるかを明確に表現することは難しいのではないか?俺も来年にはどうなっているか分からないので偉そうなことは言えないが。
新卒の内定率が低いのは別の理由だ。受験と学生生活で苦労していないツケが回ってきただけだ。
相手がどのような人物で登用して投資するに値する人物であるかということが新卒採用の基準だ。それを理解するために質問の一つとしてどのような学生生活を送ってきてどのようなバックボーンを持つのかを問うのだ。
そう考えると大学受験と就職活動についてはよく話題になるが、4年間学業で何を得たのかについてはあまり話題にならない気がする。人それぞれだから仕方ないというのは正論だが、登用する側からすると相手を理解する上では知りたいところだ。
少なくても下記のことは説明できる必要はあるだろう。
・どのような人材を育成するための大学で、どのような勉強をしてきたのか?
・なぜその大学に進学したのか?
・卒業論文についてテーマを選んだ理由と内容についての説明。
・学業以外に何をやってきたか。趣味とかバイトとか。
これらを説明した上でお祈りされたら縁がなかったと思って次を探すべきだ。逆にこれらについて説明ができないようであればお祈りされたことに学生は文句を言うべきではない。サボったツケが回ってきただけなのだから。
会社に入るとこじつけだが
・どのような方法で利益を追求する会社で、どのような能力が必要なのか?
・商材についての説明と、その商材を買うことによる客のメリット。
・その社員がどのような人物か?
は常に求められる。サボったツケは転職のときに回ってくる。
話が変な方向に行った。
先週の金曜日にほむほむさんといきつけのダーツバーに行った。チーズ系が食べたいと言って聞かないので現在地から一番近くてピザなどのチーズ系が食べれるところがそこしかなかったのが理由だ。コンビニでプロセスチーズを買って口に詰めてやろうかとも考えたが、ちゃんとバレンタインチョコレートをくれたので辞めた。
マスターも店員の女の子も興味深々でこっちを見ていたのは知っていたが無視して2人で話をしていた。
昨日鍋を食べているときにいろいろ聞かれた。話していた内容を詳しく聞いていないとできない質問ばかりだったので、仕事せずに俺たちの話を耳ダンボで聞いていたことになる。
マスターは俺たちは仕事上の関係だと思っていたようだ。たしかに仕事の話が多かったのでそう思ってもなんら変ではない。
店員の女の子の中では俺とほむほむさんはいとこ同士ということになっていた。まあそういう話をしていたんだけど。
単なる飲み友達にしては親しすぎるのでどうなんだろうって。お互いの人生の中で接点がまったくないので頻繁にその話題がでる。血のつながりはないが従姉弟というのが一番しっくりくる表現だなということで落ち着くのだが。
人によってどのような受け取り方をするのかを後で確認できたので勉強になった。
マスターは2人の立場をお互いの口調から判断したようだ。ちょっとしたことでも商売をする上で重要な要素だと考えているからだ。バーは提供するものを通してサービス以上のものを相手に与えないと商売にならない。「提供するものを通してサービス以上のものを提供する」ことはSEにも必要なことだ。技術や知識に関しては上には上がいる。開発スピードや品質も上には上がいる。ならどこで勝負するか?「提供するものを通してサービス以上のものを提供する」しかない。
一方店員の女の子の方は2人の人間関係を話の内容から理解したようだ。話題のストックを多く抱えるにはこういうところをきっちり押さえておく必要がある。従姉弟同士というのを額面どおりに受け取ったみたいで興味とはいえよく聞いているなと思う。
話題のストックが多くいろいろ客と話してくれるとその店の居心地が良いので。そういう意味では「提供するものを通してサービス以上のものを提供する」精神を無意識にでも知っているのだろう。
確実に考えすぎなのは分かっているが、不安定な立場の中で生き残るのに「考えすぎ」はない。
集まった面々は平日昼間に時間が取れる職業の人たちばっかなのは言うまでもないが、それでも引越しする本人合わせて6人集まった。
新居までの距離が徒歩数分と近く軽トラック2台で1回の運送で事足りたので意外と早く引越しは終わった。
引越しが終わるとみんなで食事。引越しした人の知り合いが和食の店をやっているようで、その人からの差し入れ(?)で超うまい鍋だった。ビールのすすむことすすむこと。平日にもかかわらずこうやって人が集まるってすごいなと思う。引越しした人の人柄なのだろう。そしてダーツ仲間の住まいが本当に店周辺に固まっているからできることだ。
みんな職業はバラバラでダーツしか共通点がないがいろんな話で盛り上がった。食事が終わって解散したときには16:30になっていた。
仕事の調整はしたが仕事を休んでまで来た人はいない。あらためて仕事とは何なのだろうと考えさせられる。サラリーマンだけが仕事じゃないことははっきり分かっている。ワークライフバランスとはなんだろうか?という質問に近いかもしれない。
今の俺は仕事の裁量は最大限あるが(契約の範囲内で)いつ切られても文句は言えない。副業はぜんぜんOKだし確定申告も自分でしなければいけないので契約社員というよりフリーランスだ。不安定なのは分かっているが自由という今の状況は俺の性に合っている。
俺が新卒で会社に入ったころは他に行くところがないから(IT系の人材派遣を含めて)この業界に来ましたってのが非常に多かった。適正があって入ってきた人間はほとんど居ないように思う。なぜ適正がなくても良いのかというと
・言語を覚えさえすれば他にたいした能力はいらず高いカネで人を売れる。
・戦力を適正に評価する方法がないので営業しだいでカネを吊り上げることができる。
・IT導入によってどんなに便利になっても開発するのは人間にしかできないので人が不要になることはありえない。
・言語を覚えるブートキャンプは1ヶ月程度と短くてよいので兵隊の補充が比較的楽である。
・ブートキャンプは一人一台PCがあればできるので設備費が安く済む。
理由としてはこんなところか?
この世界に入るのはめちゃくちゃ簡単だが生き残るのは非常に難しいといえる。基本的にどのような手段を使ってでも最後まで立っていた者が勝者だが、IT系の人材派遣会社だと人件費の理由で30歳まで生き残った猛者でも引退に追い込まれることが多い。35歳以上になってもその会社に居座り続けるには管理職になって兵隊を売る側になるか人売り(営業)になる必要がある。
もう一つ生き残るには「自分自身が商売にからむ」ことが必要である。会社の看板なしに商売にからむということだ。言い方を換えると「御社ではなくあなたと商売がしたい」と客に思わせることができるかどうかだ。俺の場合は2年前から商売に絡むことができた。社長についていって商談やコンサルティングを経験した。社長はともかく(開発ばっかりやってきた)俺がその場には居づらい雰囲気ではあったが、自分の持っているものをバックボーンにコンサルティング内容の補足をするなどして自分の居場所を確保することができた。
昨今のこの業界での35歳以上の失業者の増加を見ると「自分自身が商売にからむ」ことをしなかった人たちがあふれているように思える。転職活動をしたとしても自分がその会社で何ができるかを明確に表現することは難しいのではないか?俺も来年にはどうなっているか分からないので偉そうなことは言えないが。
新卒の内定率が低いのは別の理由だ。受験と学生生活で苦労していないツケが回ってきただけだ。
相手がどのような人物で登用して投資するに値する人物であるかということが新卒採用の基準だ。それを理解するために質問の一つとしてどのような学生生活を送ってきてどのようなバックボーンを持つのかを問うのだ。
そう考えると大学受験と就職活動についてはよく話題になるが、4年間学業で何を得たのかについてはあまり話題にならない気がする。人それぞれだから仕方ないというのは正論だが、登用する側からすると相手を理解する上では知りたいところだ。
少なくても下記のことは説明できる必要はあるだろう。
・どのような人材を育成するための大学で、どのような勉強をしてきたのか?
・なぜその大学に進学したのか?
・卒業論文についてテーマを選んだ理由と内容についての説明。
・学業以外に何をやってきたか。趣味とかバイトとか。
これらを説明した上でお祈りされたら縁がなかったと思って次を探すべきだ。逆にこれらについて説明ができないようであればお祈りされたことに学生は文句を言うべきではない。サボったツケが回ってきただけなのだから。
会社に入るとこじつけだが
・どのような方法で利益を追求する会社で、どのような能力が必要なのか?
・商材についての説明と、その商材を買うことによる客のメリット。
・その社員がどのような人物か?
は常に求められる。サボったツケは転職のときに回ってくる。
話が変な方向に行った。
先週の金曜日にほむほむさんといきつけのダーツバーに行った。チーズ系が食べたいと言って聞かないので現在地から一番近くてピザなどのチーズ系が食べれるところがそこしかなかったのが理由だ。コンビニでプロセスチーズを買って口に詰めてやろうかとも考えたが、ちゃんとバレンタインチョコレートをくれたので辞めた。
マスターも店員の女の子も興味深々でこっちを見ていたのは知っていたが無視して2人で話をしていた。
昨日鍋を食べているときにいろいろ聞かれた。話していた内容を詳しく聞いていないとできない質問ばかりだったので、仕事せずに俺たちの話を耳ダンボで聞いていたことになる。
マスターは俺たちは仕事上の関係だと思っていたようだ。たしかに仕事の話が多かったのでそう思ってもなんら変ではない。
店員の女の子の中では俺とほむほむさんはいとこ同士ということになっていた。まあそういう話をしていたんだけど。
単なる飲み友達にしては親しすぎるのでどうなんだろうって。お互いの人生の中で接点がまったくないので頻繁にその話題がでる。血のつながりはないが従姉弟というのが一番しっくりくる表現だなということで落ち着くのだが。
人によってどのような受け取り方をするのかを後で確認できたので勉強になった。
マスターは2人の立場をお互いの口調から判断したようだ。ちょっとしたことでも商売をする上で重要な要素だと考えているからだ。バーは提供するものを通してサービス以上のものを相手に与えないと商売にならない。「提供するものを通してサービス以上のものを提供する」ことはSEにも必要なことだ。技術や知識に関しては上には上がいる。開発スピードや品質も上には上がいる。ならどこで勝負するか?「提供するものを通してサービス以上のものを提供する」しかない。
一方店員の女の子の方は2人の人間関係を話の内容から理解したようだ。話題のストックを多く抱えるにはこういうところをきっちり押さえておく必要がある。従姉弟同士というのを額面どおりに受け取ったみたいで興味とはいえよく聞いているなと思う。
話題のストックが多くいろいろ客と話してくれるとその店の居心地が良いので。そういう意味では「提供するものを通してサービス以上のものを提供する」精神を無意識にでも知っているのだろう。
確実に考えすぎなのは分かっているが、不安定な立場の中で生き残るのに「考えすぎ」はない。