久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

夏休み②

2011-08-31 15:01:03 | Weblog
 今日は午前中、仕事の関係で福岡市博多区住吉にある「楽水園」に行ってきました。実は、60年近く福岡に住んでいますが、「楽水園」知りませんでした
 住吉神社のすぐ裏、渡辺通りから博多駅に行く通りから少し入った所ですが、「こんなに静かな一角があるのか」とびっくりするような閑静な雰囲気。明治39年に建てられたという博多商人の別荘だったそうです。その後旅館としても使われたことがあったそうですが、今は、福岡市の庭園になっています。
 広い敷地ではありませんが、本格的な茶室や座敷がいくつかあって、まずは、座敷で庭を眺めながら抹茶(300円)をいただいてきました。その後池を囲んだ小さな庭ですが、ゆっくりと回って、途中木陰の木のベンチで暫し休息。小さな滝から少し涼しい風が・・・このところちょっと疲れていた気持ちが回復するようなひと時でした
 周りを囲んでいる塀は、博多塀と言って、秀吉の時代、太閤町割りを行った時の塀を再現したもので、なかなか趣がある作りでした。
 福岡にこんなスポットがあったなんて・・・近くを通られたらちょっと寄ってみるといいですよ。入場料100円、ほっとできる場所見つけました

 さて、旅行話の続き。モンサンミッシェルを後にして、バスはルーアンへ。途中、小さな庭がきれいなホテルで昼食。サーモンのテリーヌ、子牛のリゾットなど雰囲気も良くおいしい食事でした
 ルーアンの街は、ちょっと都会。外観の彫刻がとても凝っていて美しいノートルダム大聖堂、ちょっとかわったジャンヌダルク教会、大時計通りなどを散策。マカロンやチョコレートのおしゃれな店が目を引きます。

 夕食は、フランス最古のオーベルジュで。どの部屋にも廊下にも有名な俳優の写真が飾ってあり、勿論皆ではないでしょうが、たくさんの俳優が訪れたレストランだそうです。鴨料理がおいしかったです

 3日目は、ヴェルサイユ宮殿へ。35年ぐらい前に来たことがあるのですが、やはりすごい宮殿です。それよりも何よりも人が多くて、暑くて大変でした。グループの予約時間よりも1時間ぐらい遅れてスタート。中に入っても芋の子を洗うよう。どの部屋も絵画もそして庭園も素晴らしいので、ゆっくり見たいのですが、人の多さと暑さでヘトヘト。
 ヨーロッパの宮殿を見るといつも思うのですが、よくもまあここまで贅を尽くせることしかしその一方で、それらを作る技術のすごさや美しさには目を見張るものがあります

 午後はまたバス移動。パリのすこし北東になるシャンティーという街へ。水に浮かぶシャンティー城を見学して、宿泊はシャトーホテル。と言っても、たぶん貴族の館をホテルにしたのではないかというような宿。森の中に建つホテルは雰囲気はあり、午前中の喧騒を忘れてゆったりとできました。明日はいよいよ最終都市のパリへ。また続きます

初盆と夏休み①

2011-08-30 17:33:13 | Weblog
 今年の夏は、5月に亡くなった父の初盆を迎えました。これも初めての経験で、7日には祭壇を作り、10日頃からお客様がぼちぼち来られ、12日午前にお寺から来ていただきお経えお上げていただき、12、13、14日とたくさんの方々がお参りに来られました。
 葬儀の時もそうでしたが、特にお盆の時は暑い中、自宅まで来ていただいて心からのお悔みをいただき嬉しく思いました。と同時にお盆の時は、ゆっくり生前の父のことを語っていただき、私たちの知らない父の一面を知ったり、再度懐かしさが戻ってきました。心から皆さんに感謝しています

 半年前から計画していたので、15日の送り火は母や息子に託して、15日から8日間の夏休み、海外旅行に出発しました。
 今回は、フランス。モンサンミッシェル見学を中心に、ノルマンディー地方のお城巡りや、美術館鑑賞の旅に。ANAハローツアー、17人のグループでしたので、バスもゆったり座れるし、何と言っても現地ガイドさんが素晴らしくていい旅になりました。ホテルもまあまあ、食事はおいしかったです。

 朝11時頃成田を出発、12時間ほどかかって、同日16時頃パリに着いて、バスで2時間ほどで初めの宿泊地ブロワに到着。この日は時差の関係で夜中ちょっと目が覚めましたが、すぐに現地時間、現地の食事に慣れるのが我々夫婦の特技

 次の日はブロワの古城めぐり。ロワール川沿いの修道院をもつブロワ城、王の狩猟のための城だったシャンボール城の美しかったこと!周りには観光客もいなくて、静かな中でゆっくりフランスロワール地方を楽しむことができました
 昼食は、石切り場跡の洞窟レストランでパンに豚肉のペーストをレタスを挟んで食べるオードブルに、豚の角煮、りんごのパイ、そして、この日から昼も夜も食事時にはワインを楽しみました。ダンナはこれを楽しみにフランスに来たのでは、というぐらいワインを飲んでいました。

 午後は、モンサンミッシェルへの移動。4時間ぐらいかけて行きましたが、兎に角今回のガイドさんの歴史の話がすごいのです。移動中のバスの中、こちらはうつらうつらして聞いていましたが、彼はずっとしゃべり続け。低くてなかなかいい声なので、まるで子守唄のよう。結局どういう方なのか聞けませんでしたが、只者ではないのでは・・・というぐらい歴史に詳しい人でした。

 これ以降の移動の途中、何度もドライブインで休憩するのですが、どのドライブインもきれい。そして、子供用のかわいい絵本がたくさん売っているのです。そうですすでに行きがけの飛行機の中から孫のお土産が気になって・・・・勿論フランス語ですが、本の大きさといい、絵を見るだけでももう少し先ですが喜ぶだろうと、早速絵本の買物。

 長いバス移動でしたが、あまり疲れることなく、夕方6時半頃モンサンミッシェル到着。今回の訪問先はフランスも北の方なので、毎日夜9時ぐらいまで明るいのです。ですから、6時頃なんてまだ陽が高いという感じ
 夕食はこの地で有名なフワフワのオムレツを食べ、食後早速モンサンミッシェルを見に散歩に出かけます。ちょうどこの時期、大潮ということで、海に浮かんだ美しい修道院を見ることが出来ました。刻々とくれる空とライトアップされたモンサンミッシェルも楽しむことが出来ました。

 次の日も近くに泊まったおかげで、日の出を見に行き、雲があって、あまりきれいな日の出は見れませんでしたが、明るく浮かび出てくるモンサンミッシェルの姿も見れました。
 さて、その後の中の見学が大変。ホテルから近いので早く出発したにもかかわらず、ものすごい観光客で、岩の上に建てられたそれは素晴らしい建物でしたが、石段を登って行く大変さと暑さと人の多さで、この日はヘトヘト。昼前にここを出発したのですが、反対の道は延々と大渋滞。夏休みと大潮の時期が重なったからでしょうか。
 今は、この修道院に行くのに道が通っており、近くに広い駐車場もあるのですが、この道を通したために潮の流れが変わってしまい問題になっているとか。近いうちにこの道を高架にする工事も始まると言っていました。さて、この続きは次回に・・・

初孫誕生!

2011-08-11 11:47:21 | Weblog
 8月2日我が家にとって初孫が生まれました。かわいい、かわいい女の子実は、前日の夜、お嫁ちゃんから電話があり、「今日検診に行ってきたのですが、まだあまり降りておらず、もう少しかかるでしょう」と言うので、初産でもあることだし、まだ1週間は生まれないだろうと思っていました。
 
 ところが、2日の朝6時過ぎ、息子からのメールで、「今日生まれるかもしれない」とのこと。びっくり。そこで、夫と相談し、どちらも外に出る仕事は入っていないので、時間によっては病院に行こうと計画。
 そして、お昼頃、息子から10時半頃無事生まれたとメールあり。実は、この日息子は試験日で、昼休みに生まれたことを知ったようです。

 それから夫にすぐ連絡をし、午後から病院へ。赤ちゃんって、こんなに小さかったかしら、何ともかわいいこと、いくら見ていても飽きません。何と整った顔の美人ちゃんでしょう、とすでに“バババカ”
 初めは赤ちゃんは久しぶりなので、抱くのが怖かったのですが、慣れるともう離したくない
 たくさん携帯に写真を撮ってきて、会社に帰ってから見せて回りました。

 そして、今週日曜、無事退院してきて、お七夜を。私の母も連れて、お嫁ちゃんの実家に。小さくて小さくてミルク飲み人形のよう。寝てても、ちょっと目を開けても何をしててもかわいいこと名前は優凛(ゆうり)です。名前を張った紙の前で、皆で写真撮影。楽しい1日でした
 赤ちゃんがいるって、本当に家が明るくなりますね
 
 今年は、父の初盆でもあります。父も初曾孫を見たかっただろうなと思ったり・・・亡くなる人あり、生まれる者あり、こうやって繋がっていくんですね

100均にわくわく・・・

2011-08-02 15:56:27 | Weblog
 シャープペンシルの芯がなくなったので、オフィス近くの文房具店に買物に出かけました。暑いので地下を通っていこうと、新店町の地下、ファーボの階段を降りた所に「100均」の店があったのです。こんな所にあるとは全然知りませんでした。
 ふらっと入ったのですが、「そうだ、これも買っておかなくてはいけなかった」「あーこれもいった」と3つぐらい手に持ってうろうろ。見ているうちに「すごい!こんな物まであるのか」とカゴを持って買い回っている私・・・

 シャーペンの芯は及ばず、薬局で買おうと思っていた綿棒、布巾、食器洗いの布、トイレカバーも100円?昼休み中なのでばたばたではありましたが、ワクワク興奮してしまいました。

 文房具屋さん、薬局屋さん、雑貨屋さん、ごめんなさい。確かに帰って使った綿棒は、芯がフニャフニャでちょっと使いにくかったですが、どうせちょっと使って捨てるもの。これでいいかーと思います。

 今回たまたま立ち寄った100均は、本当に狭い、しかし結構商品がぎっしりの店。ちょっと必要な物が1か所で揃う便利さと6つ買って630円という手軽さ、そして色、デザインなど選べる楽しさ、品揃えもあります。100均って本当におもしろい、消費者心理を捉えたビジネスを考えたものですね