


病院のアドバイスなどいろいろ検討した結果、2月15日にホスピスに入れることにしました。あの時の母のほっとした様子、忘れられません。しかし、自分で食事が出来たのは1週間もなかったのではないでしょうか。それからはどう最後を迎えるかの病院との話し合い。この時期が一番つらかったです。
そして、3月8日の夜中の12時過ぎ、病院から電話があり、あー人間の呼吸が止まるってこういうことなのか、と・・・2時過ぎ息を引き取りました。
それからお通夜、葬式。3日間会社は休みましたが、週明け、通常通り仕事に。ある意味、仕事があって良かったかもしれません。
桜の咲いた時期はちょっと辛かったです。昨年も一昨年も母と二人で舞鶴公園に花見に行ったことを思い出して・・・いろいろ話したこと、食事に行ったこと、旅行に行ったこと、ふとした時に思い出されます。

でも89年、父もとても優しく、経済的にも苦労したことはなかったし、私たちも近くに居たし、幸せな人生だったと思うことにしています。
今年は、父の7回忌、初盆と何かと家族や家のこと、これから先の生き方などいろいろ考えさせられる年になりそうです。
