
随分このブログの間隔も空いてしまいました。13日から15日はお盆で会社の休み(さすがに14日は一人会社に出て仕事しましたが)15日から夏休みの旅行に行っていました

。15日は関空に前泊して、16日~23日までクロアチアへ

。

この頃ちょっとクロアチアが注目されていますが、行くことが決まるまでは、どこにあるんだっけ

確かロシアの近く

ユーゴスラビアと関係がある国

このような程度だったのですが、調べてみると場所はイタリアの東、オーストリアの南に位置しているんですね。

今回は、関空からフランクフルト乗り換え、待ち時間などを入れると17時間ぐらいかかって、夜、クロアチアの首都ザグレブに着きました。今回もツアーでしたので、ほぼ行程は決まっています。ザグレブに遅く着いて、次の日は何と7時半にホテルを出発して、次の観光地のプルトヴィツェに向かう予定でした。
そこで、夫が事前に調べていて、ザグレブでどこも見ないのはもったいないと、次の日、二人だけ5時半に起きて、タクシー

で屋根の美しい教会や、広場、市庁舎などを見て回りました。
正直、ザブレクに着いた夜は、時差の関係で、2,3回夜中に目が覚めましたが、折角なので、夫の案に従い正解

とても親切な運転手さんで

、街の説明をしながら回ってくれました。

さて、この日から5日間、クロアチアの首都ザグレブから南下。いくつかの観光地を巡りながらのツアーだったのですが、まずクロアチアの簡単な紹介から。国土面積は九州の1.5倍ほど、南北に長い国です。人口は440万人。1992年にユーゴスラビアから独立し、2、3年ほどの内戦の後、やっと落ち着いて6年ぐらいの国だと言っていました。
今回つくづく思ったのは、ヨーロッパの歴史は学生時代勉強したり、各国に行った時に話は聞きますが、戦い、侵略の歴史ですね。特にこのあたりは、古くはローマ、ヴェネチア共和国、ハプスブルグ家、ユーゴスラビアなど支配者が変わる歴史。さらに民族、宗教の違いによる争いの歴史。
日本もいろいろありましたが、島国である日本はいかに恵まれているか

、感じずにはいられません。
この国は来年からヨーロッパ連合に加盟する予定だとか。現在貨幣はクーナ。一部ユーロが使える所もありました。

まず訪れたのは、プルトヴィツェ湖畔国立公園。エメラルドグリーンに華がやく湖の周りを歩きながら、滝を見たり、それは美しい景色を堪能しました。クロアチアはどこに行っても、岩山が多く、特にこの地域は石灰岩が多いので、このように美しい色と透明度をもった湖がたくさんあるのです。それにしても暑い

今回行った都市はアドリア海に面しているので、気候は地中海性気候。気温は連日34,5度。太陽ギラギラ

で、木陰に行くとちょっと涼しい。オリーブとブドウがたくさん取れて、ワイン

も豊富。今回夫は旅行中にワイン

を共に飲めるいいご夫婦と仲良くなり、クロアチアワイン

を堪能していました。

次にまたバス

で3時間半ほど移動して、スプリットという街へ。着いた次の日だというのに、ちょっとこの日は強行軍。この街を含め、その後に行く、ドブロブニクやモンテネルグロのコトルなどは白い家にオレンジ色の煉瓦屋根、美しい海を背景にした本当に美しい街並みでした。それらの街の旧市街を散策したり

、お土産屋さんを覗いたり。

到着3日目から2日間は船

で島に行って、ミニリゾート

気分を味わったり・・・8月のヨーロッパはバカンス一色。皆、2,3週間から1か月、ほとんど1か所に滞在。クロアチアのリゾート地、フヴァルタウンでもリゾート用のアパートメントがたくさん見られました。
フヴァルは、海沿いの街ですが、すぐ背後に山があり、その斜面に家家が並んでいますので、海から見ても山の上から見ても、それはうつくしいリゾート地です。山の斜面にしゃれたお店やレストランが並んでおり、こちらでは、狭い通路や店の外にもテーブルを出しており、気楽に食事

を楽しめます。
夜遅くまで人がたくさん。皆、短パンにタンクトップ、リゾートウエアーで長ズボンを穿いているのは私たちだけ?

次の日はいよいよメインイベント。青の洞窟と緑の洞窟へ。ところが、こんなに毎日快晴なのに、前日も波が高い

ということでボートが出なかったとか・・・当日、朝からトラブル続き。予定していたボートは早々欠航。私たちの添乗員さんが、前夜から苦労して私たちだけのボート

を手配。ところが、朝岸壁に行ってみると、小さなボートしか来ていないのです。
それからすったもんだあって、遅れること1時間、やっと乗れるボート

が来て出発。船が飛び上がるように走って30分ぐらい、緑の洞窟に到着。少し頭を下げて入った洞窟。深い緑というのでしょうか、とてもきれいな水です。何と、そこでは皆船から降りて泳いだのです。洞窟での水泳なんて初めて

きもちいいー。

次は青の洞窟へ。イタリア、カプリ島の青の洞窟が有名ですが、クロアチア、ビシェヴォ島の青の洞窟も素晴らしかったですよ(残念ながらまだカプリ島には行っていませんが)。洞窟の奥の海と壁の間にちょっとある隙間から光が入り、水面がブルーに光るので何とも言えない美しい青になるのだということです。
前日から楽しみにしていた洞窟に行けるのか、ちょっとドキドキ

でしたが、行けて良かった

その後は、ヴィス島に行って、海水浴

。まあ、何とも地中海性気候。太陽が容赦なく照りつけます。ここの海岸は砂浜ではないし、遠浅でもないので、石ころで足は痛いし、すぐ深くなるのでちょっと泳ぐくらい。後はのんびりカフェでコーヒーを飲んで過ごしました。

さて、最後の2日間は、ドブロブニク。フヴァル島からここに行くまでもまたフェリーに乗ったり、バスでベスニア・ヘツツェゴビナを通過したり、14時頃やっと到着。ここは少し大きな街ですが、ここもリゾート客で一杯。この日はドブロブニクの市内観光をして、ホテルで夕食

。暑さと人の多さでちょっとくたびれてきました。

最後の日は、また朝早くから出発して、モンテネグロのコトルへ。これはちょっとブーブー

。疲れている最後の日に、わざわざ行く必要はないのではというのが感想。陸続きとはいいながら国境を超える訳ですから入国、出国に時間がかかります。コトルの街もクロアチアの街と似たようなので、またここでも太陽が照りつけ

暑いの何のって。
ここから17時ぐらいにドブロブニクに帰ってきて、ここの街が一望できる城壁の上を見て回り、その後、最後のショッピング。

帰る日は、朝4時起きで5時にホテル出発。1日かけて次の日朝8時に関空に到着。それから伊丹にバス移動して、やっと福岡の家にたどり着いたのは午後2時頃。お疲れさまでした

。