
少し治まったというものの、尖閣諸島における中国との問題、そして竹島問題での韓国との関係、どの時代もその時のトップ、選挙などのタイミングによって、多少のトラブルはあったでしょうが、今回の騒動は考えさせられることが多々あります

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歴史を見てもそうですが、国と国の関係って、微妙な力関係であることが今回のことで良く分かりました。日本は戦後、日米安保条約により何とか平和を保ってきたところはありますが、アメリカの世界の中での位置づけの変化、そして、一番大きいのは、中国の経済的台頭、これがアジア・環太平洋の力関係を変えてきているのは事実でしょうね。
中国に関しては、いろいろ聞きますが、また冷静な考えの中国人もたくさんいるとは聞きますが、暴力はよくない

デモや集会もいいでしょう、たくさんの人がまとまって意見を言うのはいいでしょう。しかし他の国の国旗を焼いたり、日系企業を襲撃したり、人を傷つけたりするのは、どのような教育をされた国なのかなーと思ってしまいます


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これまでいろいろな国に行ってきましたが、勿論観光で数日間訪れた国がほとんどですが、それでもその地に行くと、その国の成り立ちや歴史、国民性、雰囲気などは分かります。
また、その国を見ながら逆に日本のことを考えることが出来るのも海外旅行のいい点だと思います

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今回9月の3連休を使って4泊6日という強行軍で行ってきたのは、

アメリカ、ロサンゼルス。ロスは15年前に仕事で行って以来。ロサンゼルスは広いし、公共の交通機関があまりないので、行けたのはごく一部です。ハリウッド通り、グラフィス天文台、ゲッティー美術館、豪邸めぐり、パフォーマンスの楽しいステーキレストラン、サンタモニカでのロブスターの夕食、そしてグランドキャニオン観光、何とも1日かけてカリフォルニアからちょっと国境を越えたメキシコ・ティファナへ。こんな、毎回のことですが、忙しい旅行でした

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そこで、今回感じたことを短く書いてみます。

NYは地下鉄が発達しているので自分で移動できたが、ロスは、車がないとほとんど動けない都 市。1人1台という生活なので、ハイウエーが発達して片道6車線もあるのに、渋滞する。昔のようなアメ
リカの大型車はほとんど見ないし、ハイブリッド車が多くなってきたというものの、CO2は出しっぱ
なし。天気はいいのに景色が霞んでいる。

環境で言えば、この国では、節水、節電、省エネという言葉は〝ない″に等しいよう。トイレには必ず
とてもしっかりした質のいい手を拭くペーパーがあるし、降水量が大変少ない都市にも係わらず、節水
なんて言葉は聞きませんし、芝生には1日3回ほど自動散水する所がほとんどだとか。温暖化防止議定書
に加わらないはずだ・・・

今回行ったゲッティー美術館(高台にある素晴らしい建物、貯蔵の絵もすごい)、グリフィス天文台も
入場料はタダ。何と個人の私財によって作られたものだとか。アメリカお金持ちは桁違い。でもこのよ
うなことにお金を使ってくれるのは大歓迎


グランドキャニオンはすごい

ロスの中心からかない離れた小さな空港から19人乗りの小さな飛行機

で1
時間半。そこからまたバスで行った所、それはそれは壮大な眺め。地球の割れ目かと思うような景色。

分かっているはずなのに、

食事の時、料理を頼み過ぎる。メインは勿論、サラダもスープもどうしてこ
んなに量が多いの

ホテルの朝食にごはんと味噌汁があった。その炊き立てごはんのおいしいこと!そうか、カリフォルニ ア米は日本から行ったお米だった

メキシコに行く途中寄った、カリフォルニアの南の街、サンディエゴ。港の所に出ていた、店やテント
に出されていたアクセサリーや工芸品はどれもセンスが良く素敵だった。オシャレなガラスのペンダン トトップを買う。

メキシコから帰る時に、出国に1時間半炎天下の中、並んで待たされる。車やバスのまま国境を超えるの
は手続きが大変で時間がかかるということだが、今時、外に並んで待たせるかなー。信じられない経
験。暑くてきつくて倒れそうだった

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今回は、ほとんどフリーにオプションを入れた形だったので、英語を使う場面がたくさん。あー、まだすぐ出てこない。こういう時はどう言えばいいんだっけ・・・という、あーまだまだ英語勉強しなくては

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