トゼンの世相斬

政治経済で日々思いついたことを書き綴ります

自民党 総裁選Part2

2021-09-01 08:43:07 | 日記
二階幹事長が交代することが確実となったことで、自民党総裁選の唯一の争点がなくなり、ますます現職である菅総理が有利となった。

にも拘わらず報道では何故か衆院を9月中旬に解散し、自民党総裁選を総選挙後にするという情報が出てきている。

まず総選挙だが、コロナの新規感染が収まれば収まるほど現政権に有利となる。国民のワクチン接種率は日に日に増えていくので、総選挙は遅ければ遅いほど政権に有利となる。理論的に一番遅い選挙のタイミングは11月末だそうだが、もしこれでやると自民党は大負けしないだろう。なのになぜ9月に解散して10月に選挙するのか理解できない。

また、一度決めた自民党総裁選の日程を1週間もたたないうちに反故にするのはいくら何でもやりすぎだ。圧倒的に有利なんだから横綱相撲で堂々と勝負すべきだ。そのほうが国民的な受けもよいだろう。

結論として菅さんの戦略には全く同意できない。何を怖がっているのだろう?


ここまで書いてニュースをみたら、首相は「今は解散できる時期ではない、総裁選は予定通り行う」とコメントしたそうです。一体昨夜から今朝にかけてのマスコミ報道は何だったんだろう。いずれにせよ戦略的にはそれが良いと思いますよ。