最初に空家の周りの様子を伺いに行った時から、とても人懐っこいネコが1匹居ました。体が子猫よりも細くて小さく、手足が長い、ちょっと変わった体系のネコです。 通りを歩くと向こうから「ニャーニャー」声をかけてきます。 餌を持っていくと、警戒心はまるで無く、私の周りをぴょんぴょん跳ね回って何か話し掛けてきます。 その彼女が餌を食べ出すと、他の猫も寄ってきて食べてくれるので、他の猫のお毒見役というか、安全のバロメーターな感じでした。 その彼女が寒い12月のある日、元気が無くなって、動かなくなってしまいました。元々鼻が悪いらしく、いつもくしゃみをしっぱなしなのですが、今日はあまりにもくしゃみが止まりません。 身体も小さいし、この寒空に置いておくのは可哀想! いちごも仲間が居たほうがいいかも? なんて咄嗟に考えたのか、考えなかったのか、気が付くと、もう拾いあげて、会社へ向かっていました。 気分としてはもう「毒皿ぜんぶ食べるぞ!」感覚です。(笑) 会社に連れて来ていちごと対面し、暖かい場所に居るうちに元気になってきました。 近いうちに病院に連れて行かなくっちゃ。。というヒトの心配をよそに、机の上を荒らしまわっています。 もう全然仕事になりません! 事務所はすっかり猫小屋です。