まだ寝てばかりですが、ミルクもどんどん飲むようになって日に日に元気になってきました。 ちょこちょこ歩いてはみーみー鳴く姿は可愛くて仕方がありません。 小さな箱に入れて寝かしつけていましたが、夜になると這い出てきて鳴きます。 一緒に寝たいのは山々ですが、私の巨体で押しつぶしてはいけないので、箱に戻します。 でも這い出てくる。仕方がないので、私が寝転がっている背中に乗せるとそれがいたくお気に入り。こちらは眠れたものではありません。 そんな寝不足の日々が続いて2週間、彼はすっかり元気になり、眼は相変わらず赤いものの、狭い家中を走り回っています。 私の海外出張も間近に迫り、誰に預けようかどうしようかと色々考えていたところ、父の出張に母も付いて東京へやってきました。 すでに猫3匹飼っている猫好きの彼らは、私にとって「飛んで火に居る夏の虫」でした。一番信用できて可愛がって飼ってくれる適任者を見つけて、安堵する私。 こんなに歳をとった子供でも、子の不始末は親が見るもの。 申し訳ないと思いながら彼らに子猫を託し、もし彼らが飼いきれないようだったら、戻ってから引き取らないといけないな思いながら、出張へでかけました。 まさかその帰国後にどんどん猫騒動に巻き込まれていくとは思いもしないで。
あー、連れてきちゃった。 さあ、どうしよう? よくみると痩せこけてはいるけど、特に傷は無い様子。 まず餌! こんな小さいとミルクかしら? 何も分かりません。 子猫を育てた経験のある知人に片っ端から電話して、獣医さんにも助けを求めて、どうも生後2、3週間から1ヶ月以内の子猫のようです。 兎に角ミルクと哺乳瓶を買ってきて、飲ませてみました。 飲んだ、飲んだ。 一生懸命飲んでます。 これは生きる力がまだあるんだ! 何とかしなくっちゃ! 翌日から三連休だったので、ウチへ連れ帰って様子をみることに。 かなり弱ってる様子で、3日間のあいだ、ずっとミルクを飲む時間以外は寝たきりです。ぐったり寝ている姿をみていると消えてなくなりそうに小さいので本当に心配です。 なんとか持ち直してくれるかな?
10月のある日、朝会社の前に着いて会社のビルに入ろうとした時、ちょっと道路に目をやるとちょうど道の真ん中に黒っぽい毛のかたまりのようなモノを見つけました。 「なんだろう?」と思って近寄ってみてみると、子猫! 様子をみていると動く元気もなさそうです。 今までも同じような場面に出くわしては、仕事の関係で留守が多く、自分で責任をもって動物を家で飼うことができない状況を考えて、拾いたい気持ちを抑えてきました。 しかしこの時とばかりは、考えるまもなくさっと抱えて、会社へ。みてのとおりぼろぼろで、眼が開いても、赤い白目で覆われて痛々しい感じです。自分で動くことも鳴くことこともできません。なんとか元気にしてやって、その後のことはまた後で考えようと自分に言い訳しながら世話をはじめました。
2004年10月、仕事場の直ぐ前の道路で歩けなくなっている子猫を拾い、そのことがきっかけで、ずっと近所のノラの生活を毎日みてきました。
どんどんノラネコが増えて、邪魔にされ、車に轢かれたり、病気で死んでゆくのをみるのは猫好きにとって絶えがたいことです。 と、同時に猫が苦手な方にとっては、ノラがうろうろしているのを見るのも嫌でしょう。 両方の思いを解決できるのが「地域猫」の活動だと思います。 今はノラネコを少しでも減らしたいという思いで、微力ですが数匹の地域猫の世話をしています。
この猫たちの存在と実情を知って頂きたい、「地域猫」に少しでも興味をもって頂きたいという思いでこの日記を書き始めたいと思います。
どんどんノラネコが増えて、邪魔にされ、車に轢かれたり、病気で死んでゆくのをみるのは猫好きにとって絶えがたいことです。 と、同時に猫が苦手な方にとっては、ノラがうろうろしているのを見るのも嫌でしょう。 両方の思いを解決できるのが「地域猫」の活動だと思います。 今はノラネコを少しでも減らしたいという思いで、微力ですが数匹の地域猫の世話をしています。
この猫たちの存在と実情を知って頂きたい、「地域猫」に少しでも興味をもって頂きたいという思いでこの日記を書き始めたいと思います。