time goes by

機内持ち込みサイズのスーツケースひとつで、気ままにひとり旅。
日付変更線を越えて、さて、次は何処へ・・・。

Dublin 1990 / レコード・タワー

2010-05-24 | Ireland

10世紀に砦があった場所に造られたダブリン城 [Dublin Castle] の中で、現在まで残っている建物は、ほとんどが18世紀から19世紀に建てられたものなのだそうです。
そんな中で建築当初4つあった塔の内現存する唯一の塔が、この丸い形をしたレコード・タワー [Record Tower] です。
左側の建物は18世紀のもので、かつての王の礼拝堂チャペル・ロイヤル [Chapel Royal] です。


[関連記事]
Dublin 1990 / ダブリン城 [2008-02-13]

Dublin 1990 / オコンネル通り

2008-09-24 | Ireland

アイルランドの首都ダブリンの目抜き通り、オコンネル通り [O'Connell St.] の北にある、パーネル・スクエア [Parnell Square] の一角です。
左に見えるのは、この場所の名前の由来である、19世紀のアイルランドの政治指導者、チャールズ・スチュワート・パーネル [Charles Stewart Parnell] の記念碑です。
そして、その後ろに見える円形の建物は、ロタンダ・ルーム [Rotunda Room] です。
ここは、『オリバー・ツイスト』 の作家、チャールズ・ディケンズ [Charles Dickens] が朗読を行い、最初に 「夜想曲」(ノクターン)を書いた作曲家として知られるジョン・フィールド [John Field] が、ピアノ・リサイタルを行った場所で、当時はコンサートなどのために建てられたものでした。
現在は、アンバサダー・シネマという映画館になっています。
また、更にその向こうに見えるとんがった塔は、通称ブラック・チャーチと呼ばれている、聖メアリー教会 [St Mary's Chapel of Ease] です。


[関連記事]
Dublin 1990 / オコンネル通り [2007-11-29]

Dublin 1990 / 聖アン教会

2008-09-02 | Ireland

アイルランド、ダブリンの中心街にある静かな通り、アン・ストリート [Anne St.] です。
突き当たりに見えるのは、新ロマネスク様式の聖アン教会 [St Ann's Church] です。
この教会の教区民には、怪奇小説の古典 『吸血鬼ドラキュラ』 の作者ブラム・ストーカーがいたそうです。

Dublin 1990 / 扉のアート

2008-07-03 | Ireland

アイルランド共和国の首都ダブリンは、とてもカラフルな街という印象があります。
それは、家や建物によって、赤、青、黄、緑、黒、ピンク、紫など、色とりどりのカラフルな扉が目に入るからです。
教会の扉までもが真っ赤や緑色だったりします。
そしてこの扉から名付けられた、“ダブリンドア” というショート・ブレッドもあります。
街並に調和した、正に扉のアートと表現するにふさわしい風景です。

Dublin 1990 / リフィー河

2008-05-16 | Ireland

アイルランド、ダブリンの中心部を東西に流れるリフィー河 [River Liffey] です。
ダブリンの街はリフィー河によって南北に分けられていて、ダブリンの歴史的建造物は、ほとんど河の南岸の旧市街にあり、人気の観光スポットが集中しています。

Dublin 1990 / マーシュ図書館

2008-03-13 | Ireland

ちょっとイタリアの写真はひと休みして、今日はアイルランドです。
ダブリン最古のマーシュ図書館 [March's Library] 、300年以上の歴史を誇ります。1701年に、アイルランド初の公共図書館として開館されました。
セント・パトリック大聖堂の隣にあり、『ガリバー旅行記』 の作者で大聖堂の首席司祭だったジョナサン・スウィフトは、この図書館の理事長でもありました。
時を刻んできた重みのある厳格さの中に、おもむきのある可愛いらしさも見え隠れする建て構えです。
アイルランド一古い書籍も、この図書館に所蔵されています。

Dublin 1990 / ダブリン城

2008-02-13 | Ireland

アイルランド共和国の首都ダブリンにある、ダブリン城 [Dublin Castle] です。
右側の丸い形をしているのがレコード・タワーで、13世紀に建てられた、現存する建築当初の唯一の部分です。
左側に連接しているのは、後に修復されたチャペル・ロイヤルで、国王や総督と、その家族と役人のために建てられた礼拝堂です。
ダブリン発祥の地となったこの場所に、かつてノルマン人のバイキングが、ケルト人の街を破壊して砦を築いていました。
そこに、13世紀初め、ノルマン人のジョン王が城壁とタワーで囲み、街を要塞化しました。
その後イギリス政府の統治本部となり、現在は政府機関やEUの国際会議場など、国の重要な行事に使われています。


[関連記事]
Dublin 1990 / ダブリン城 [2008-01-09]
Dublin 1990 / ダブリン城 [2008-01-25]

Dublin 1990 / ダブリン城

2008-01-09 | Ireland

ダブリン城 [Dublin Castle] のエントランス部分で、内側から撮った写真です。
左側が18世紀に建てらたベッドフォード・タワーで、右側の屋根の上にある彫像は “正義の女神” と呼ばれています。
写真では小さくてわかりませんが、この正義の女神は左手に天秤を持っていて、それが正義を表しています。
実は、この女神像は内側を向いています。故に、「正義は城の中にしか存在しない」 と言われています。
アイルランドは、1938年にアイルランド共和国としてイギリスから独立し、イギリス連邦内の共和国となる前は、アイルランド自由国という立憲君主制国家でした。
1922年にアイルランド自由国に渡されるまで、700年以上に渡ってイギリス支配の象徴的な存在であったため、何度も襲撃の対象となっていました。
そういう歴史があり、この女神像の意味する “城の中” というのは英国を指しているという意味合いもあり、批判されているそうです。

Dublin 1990 / メリオン・スクエア

2007-12-31 | Ireland

アイルランドの首都ダブリンの中心にある、メリオン・スクエア [Merrion Square] という閑静な公園。
そこにある、Garden Of Rememberanceと呼ばれる平和を祈る庭園です。
メリオン・スクエアは、ガイド・ブックなどにはあまり載っていないようですが、植物をたくさん鑑賞できる、とても美しい公園です。

Dublin 1990 / オコンネル通り

2007-11-29 | Ireland

ナショナル・カラーがグリーンの国、アイルランド。
だから、ポストなどの公共のものは何でも緑色。
街の目抜き通りのオコンネル通り [O'Connell Street] を走る、真っ赤な色が定番のダブルデッカーだって、緑色!