プラハは、“百塔の街” と呼ばれています。
でも、実際には遥かにそれを上回る数の塔がそびえています。 旧市街広場 [Staroměstské náměstí / Old Town Square] に建つティーン聖母教会 [Týnský chrám / Tyn Cathedral] の高くそびえる2本の塔は、数ある塔の中で最もプラハを象徴しています。
2本の塔は大きさが違い、右の塔がアダム、左の少し小さくて細い塔がイヴと言われています。
プラハを流れるヴルタヴァ河 [Vltava] に架かるカレル橋 [Karlův most / Charles Bridge] には、旧市街側とプラハ城のあるマラー・ストラナ地区側にそれぞれ橋塔があります。
これは、旧市街橋塔 [Staroměstská mostecká věž / Old Town Bridge Tower] の上からの日没後の風景です。
カレル橋の真ん中辺りの白い屋根は、修復工事中の場所で、向こうに見えるのは、聖ヴィート大聖堂がそびえるプラハ城です。
プラハから列車で東に約1時間、ボヘミアの真ん中にあるクトナー・ホラという小さな街。
この街のセドレツ(Sedlec)という地区にある、聖母マリア被昇天教会 [Katedrála Nanebevzetí Panny Marie / Cathedral of the Assumption of Our Lady at Sedlec] の内部です。
この教会は、ボヘミア最古のシトー会修道院に併設されて13世紀に建てられ、世界遺産に登録されています。
ステンドグラスや黄金の装飾などはなく、木製の祭壇や彫刻で茶色系に統一されたとてもシンプルな内装で、たくさんある窓から自然の光が差し込み、とても明るい教会でした。