歩行者天国のノイハウザー通り [Neuhauser Straße]、カウフィンガー通り [Kaufingerstraße] を抜けてマリエン広場 [Marienplatz] に出ると、パーッと一気に視界が広がり、そして左側に眩しいくらいに華やかに輝くネオ・ゴシック様式の建物が目に入りました。
ミュンヘンの新市庁舎 [Neuer Rathaus] です。
初めて目にしたのは夜でしたが、二度目(帰りのトランジットの合間)に行った時は、丁度沈む前の太陽が新市庁舎の塔に当たり、より一層輝いていました。
マリエン広場にさしかかったところ。大勢の人たちで賑わっています。
グロッケンシュピール [Glockenspiel] という、ドイツ最大の仕掛け時計のある塔です。
夜の姿も華やかです。
カウフィンガー通り [Kaufingerstraße] の真ん中辺りに、Kaufingertor(カウフィンガートーア)という美しいアーケードがあります。
その入口の上に目をやると、両手を広げた男性が・・・・・。一瞬本物かと思いました。
今にも頭の上から 「ようこそ、いらっしゃいませ」 という声が聞こえてきそうです。
このアーケードは、カールス広場 [Karlsplatz] 付近にもあったデパート、“ギャレリア・ カウフホフ” [GALERIA Kaufhof] の隣りにあります。
ブルーのライティングがとっても綺麗なアーケードです。
アーケードの入口です。ちょっと見えにくいですが、左上にいます。
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・Munich 2010 / バイエルンの州都 [2010-11-12]
ミュンヘンのメイン・ストリート、ノイハウザー通り [Neuhauser Straße] は、途中からカウフィンガー通り [Kaufingerstraße] となり、旧市庁舎のあるマリエン広場 [Marienplatz] まで続きます。
カウフィンガー通りがマリエン広場に突き当たるところから左にヴァイン通り [Weinstraße] が延び、その先にはバイエルン国立歌劇場や王家の宮殿レジデンツがあります。
これらの通りには、果物や焼き栗、様々な種類のナッツ、甘~いお菓子などを売る屋台がたくさん出ていて、特に果物屋さんがあちこちにたくさんありました。
ノイハウザー通りの果物屋さん。
ヴァイン通りの果物屋さん。
24時間歩行者天国のノイハウザー通り [Neuhauser Straße] は、夜になるとライトアップで幻想的になります。
10月末の東京はまだまだ暖かかったですが、その頃のミュンヘンは夜の気温が8℃くらいで、ノイハウザー通りの店先には手袋やマフラー、ボア付きの耳当てなどあったかグッズがたくさん売られていました。
カールス門 [Karlstor] が見えます。
HIRMER(ヒルマー)という、人気のブランドを扱う紳士服専門の大型ブティック。
行きはミュンヘンに一泊しましたが、帰りはイタリアからミュンヘンに入り、日本行きのフライトまで少し時間があったので、再び街に出かけました。
これはその時に撮ったHIRMERの正面です。
先週の金曜日に、9泊11日の旅行より帰ってまいりました。
今回はブーツのかかと、南イタリアのプーリア州を回ってきました。
オリーブ畑とブドウ畑が広がり、旧市街は1時間もあれば十分散策できるくらいの小さな街や村をあちこち訪れ、温かくて優しい人々に触れ合いながら楽しい時間を過ごしました。
今日からは一ヶ月ずつ順番に、今回訪れた土地を紹介していこうと思います。
ガイドブックなどには殆んど取り上げられない所だったので、インターネットで過去に行ったことのある方のブログや旅行記で事前に下調べをして行きましたが、その情報が古くなっていてかなり変わっていたことなどもありましたので、今後その地を訪れる方の参考にでもなればいいなと思います。
まず今月は、南イタリアではなくドイツです。
私はスターアライアンス派なので、イタリアへの直行便はありません。乗継で経由したミュンヘンを紹介します。
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ミュンヘン国際空港の正式名は、フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港 [Flughafen München Franz Josef Strauß] と言います。
フランクフルト国際空港同様、ルフトハンザドイツ航空のハブ空港で、スターアライアンスのハブ空港でもあります。今年からは、全日空便も就航しています。
空港からは、Sバーン [S-Bahn] という近郊鉄道、またはルフトハンザのシャトルバスで市内に向かいます。
私はまず外の景色を楽しみたかったので、シャトルバスを利用しました。
このバスで移動します。
ハンドルのところにあるマーク、さすがドイツ、バスもベンツです。ドライバーはイケメンなお兄さん。
あちこちにルフトハンザの旗がはためいていました。
バスと電車の平均所要時間はどちらもほぼ同じですが、時間帯によってはこういう渋滞に引っかかってしまいます。
ちなみにこれは夕方5時半頃です。とは言っても、日本の高速道路のような渋滞ではないので、スロースピードながらも流れて行きました。
でも、お急ぎの方や逆に空港に向かう時などは、飛行機の時間を気にせずにすむのでSバーンをおすすめします。料金もSバーンがお得です。