レッチェには、サントロンツォ広場 [Piazza Sant'Oronzo] と並んでもうひとつ、ドゥオモ広場 [Piazza del Duomo] という大きな広場があります。
ドゥオモ広場には、その名のとおりドゥオモ [Duomo dell'Assunta] があり、他にサンタンナ音楽院 [Conservatorio di Sant'Anna] と大司教の館 [Episcopio] で囲まれています。
丁度、観光用のミニ・トレインが広場に到着しました。
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ドゥオモのファサードの上部分と、装飾の彫像です。バロックです。
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鐘楼は、ひと際高くそびえています。
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ドゥオモの横側とその扉部分です。
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正面に見えるのが、大司教の館。
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上の大司教の館を背にすると、こういう光景になります。
左側の建物がサンタンナ音楽院です。右側の古い建物には、ツーリスト・インフォメーションが入っています。
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イタリアは、キリスト教国家です。イタリアでは、イエス・キリストの誕生を祝うクリスマスはとっても大切な日で、殆んどの人が皆、家族で過ごします。
どんな小さな町や村にも、必ず教会があり、街角や袋小路の突き当たりに、マリア像が祀られているのをよく見かけます。
レッチェの旧市街の北西辺りに、コルテ [corte] と呼ばれる袋小路がたくさんある一角があります。
そのコルテのひとつ、コルテ・グイドーネ・ダ・ラヴェンナ [Corte Guidone Da Ravrnna] のマリア像です。
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Part1と殆んど変わりのない写真ですが、こちらは真正面からのバーリ中央駅の駅舎です。
さて、ここバーリから列車でイタリア半島のかかと部分に向かいます。
きっぷ売場の窓口は、どの駅も長蛇の列のイタリア。何故か券売機を利用する人があまりいなく、殆んど並ぶことなく買えます。
券売機はお釣が出ないとか、クレジットカードが戻ってこないというようなエピソードをよく旅行記などで見ますが、最近はずいぶん改善されたのではないかと思います。
今回も2年前も、私は一度もそういう目に遭ったことがなく、スムースに購入できています。
バーリ中央駅のなが~いホームです。
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中央駅を出発して間もなくすると、アドリア海が見えてきました。
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車窓の風景は、見渡す限りのオリーブ畑です。
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青い海と青い空とオリーブ畑!
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それにしても、同じ日でしかも列車に乗っている間だけで、この空の変化は面白い。
空港からシャトルバスで約30分、バーリ中央駅に着きました。
シャトルバスは、だいたい1時間に1本の割合で運行しています。
列車やバスが遅れることで有名なイタリアですが、この時乗ったバスは空港発が予定時刻より7分も早く出発しました。
鮮やかな青色のシャトルバス。料金は乗車時にドライバーに支払います。料金は€4.15(2010年10月現在)。
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バーリ中央駅前の空港行きバス停は、駅舎を出て右側にあります。
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駅前は噴水広場になっています。
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【プチ情報】
空港とバーリ中央駅を結ぶシャトルバスの時刻表はこちら。
成田からドイツ・ミュンヘンに入り、1泊していざ南イタリアへ。
1時間45分のフライトで、南イタリア・プーリア州 [Puglia] の州都バーリに着きました。
写真は、バーリ国際空港 [Aeroporto di Bari] です。
ロビーに出る前にお手洗いに行くと、早速イタリアならではの実情に直面。便座のない便器とペーパー切れです。
でも、“イタリアに来た!” という実感が沸きました。
ちなみにバーリは通過地点で観光はしていないので、空港と鉄道駅くらいの写真しかありません。
フライト中の窓からの景色です。
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往路は、ルフトハンザとのコード・シェア便のエア・ドロミティ(イタリアの航空会社)でした。機内では、この旅初のイタリア語を喋りました。
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市内行きのバスを待つ間、カプチーノでひと息つきました。
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【プチ情報】
その後、便座のないトイレはありましたが、ペーパー切れのところはなく、噂に聞いていて覚悟していたのですが、全く問題ありませんでした。
ティッシュも便座除菌クリーナーもたっぷり用意していましたが、駅のトイレもバールのトイレも、とっても清潔でした。
バーリ空港の出発ロビーのトイレは綺麗でした。
真ん中あたりの赤●はローマです。
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ミュンヘンの国際空港フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港 [Flughafen München Franz Josef Strauß] から、ルフトハンザ航空で南イタリアに渡りました。
これは、街の中心部からSバーン [S-Bahn] という近郊鉄道で空港に到着して地上に出たところです。
階段を上がると、近代的な建物に囲まれた広場に出ます。
ミュンヘンと南イタリア・プーリア州都バーリを結ぶ便もそうですが、成田とミュンヘンを結ぶANAとルフトハンザの便も、このターミナル2を利用します。
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広場にはこんなカフェもありました。朝早かったので、まだ営業前です。
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どうやらレンタカーの宣伝用オブジェのようです。
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ルフトハンザの自動チェックイン機。
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2階に上がると、ルフトハンザ・ワールド・ショップがあります。RIMOWAのスーツケースの品揃えが豊富です。
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セキュリティ・チェックを終えて、ショッピングエリアに入ると、BMWが展示されていました。
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さて、ミュンヘンの様子はまた別の機会に紹介するとして、次回からはそろそろ南イタリアに移ろうと思います。
新市庁舎 [Neuer Rathaus] の時計塔には、グロッケンシュピール [Glockenspiel] という仕掛け時計があり、これはドイツ国内では最大で、ヨーロッパで5番目の大きさなのだそうです。
毎11時と12時(夏期は17時も)に動く人形は、なんと等身大。
21時になると、ホルンを鳴らす見張り番が左側の出窓から顔を出し、右側からはミュンヘンのシンボル像 “ミュンヘン小僧” が登場するのですが、残念ながら私は見ることができませんでした。
マリエン広場 [Marienplatz] の中央に建つ聖マリア像 [Mariensäule] と新市庁舎の時計塔。
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夕方になると、たくさんの人たちで広場が賑わいます。
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ペーター教会前の通り、リンダーマルクト [Rindermarkt] から見る新市庁舎。
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[関連記事]
・Munich 2010 / 新市庁舎いろいろ Part1 [2010-11-23]
・Munich 2010 / 新市庁舎いろいろ Part2 [2010-11-26]