time goes by

機内持ち込みサイズのスーツケースひとつで、気ままにひとり旅。
日付変更線を越えて、さて、次は何処へ・・・。

Paris 2009 / 朝のルーヴル

2009-09-11 | France

3月初旬のパリは、朝7時半頃にやっと明るくなりかけてきます。
これは、8時過ぎのルーヴル美術館 [Musée du Louvre] の様子です。
夜は美しく輝くガラスのピラミッドも、外が明るい時は、何の変哲もない三角形に見えてしまいます。


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Paris 2009 / 十字架と聖母マリア

2009-09-03 | France

パリのサン・ルイ島 [Île Saint-Louis] は、ノートルダム大聖堂のあるシテ島 [Île de la Cité] と並んで、パリ発祥の地と呼ばれています。
これは、古くから高級住宅地として知られるこの島のシンボル、サン・ルイ・アン・リル教会 [Église Saint-Louis-en-L'Île / Saint-Louis-en-L'Île Church] の内部です。


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Paris 2009 / 花の都の近代的景観

2009-08-27 | France

凱旋門の上からの、夕暮れ時のパリの街です。
この広い通りは、グランダルメ大通り [Avenue de la Grande-Armée] で、シャルル・ド・ゴール大通り [Avenue Charles de Gaulle] に繋がり、その先に見えるのは、パリ近郊にある都市再開発地区ラ・デファンス [La Défense] です。
パリ市内では景観保護や伝統的な建築物の保護のため、高層ビルが建てられないという理由から、この地区に超高層ビルや大型施設が集中しています。

Paris 2009 / 芸術家たちの街

2009-08-16 | France

パリのモンマルトルには、かつてピカソやモディリアーニ、ゴッホ、マティス、ユトリロ、ルノワール、ロートレック、ドガ・・・名前を挙げるときりがないほど、たくさんの芸術家たちが暮らし、制作の場にし、その風景を描いた作品を制作しました。
正に芸術家たちの街、モンマルトルの玄関口とも言えるメトロ12号線のアベス駅 [Abbesses] は丘の上にあるので、ホームはかなり地下深くにあります。
でも、エレベーターを使わずに、是非階段を昇ってみて下さい。(行きも帰りもこの駅を使うのなら、降りる時に・・・)
地上まで果てしなく続く螺旋階段ですが、一面に描かれた様々な壁画が楽しめます。
ここに描かれているのは、モンマルトルのシンボル、サクレ・クール寺院です。


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Chartres 2009 / 魔女のレストラン

2009-08-13 | France

フランスのシャルトルで見つけた、レストランのサイン(看板)です。
レストランの名前は、「le tripot」、“再生” という意味です。
魔女が骨付き肉を食べている様子は、“美味しいものを食べて、生き返る(元気になる)” という意味がこめられているような気がします。
このサインの支えの部分が手の形をしていて、とても凝っています。
ヨーロッパのお店のサインは、いろんなデザインで楽しませてくれます。


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Rouen 2009 / 壁画の大聖堂

2009-08-07 | France

パリのサン・ラザール駅 [Gare Saint-Lazare] から列車で約1時間で行けるルーアンは、フランスの西部に位置しています。
この街には、印象派の画家モネが連作で描いた、とても美しくて荘厳なゴシック建築のノートルダム大聖堂があります。
フランス国鉄(SNCF)のルーアン駅 [Gare De Rouen] の構内の壁には、その大聖堂を中心に、ルーアンの家並が描かれていました。


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Paris 2009 / ラデの風車

2009-07-29 | France

19世紀後半にパリ市になる前は田園風景だったモンマルトルには、かつてたくさんの風車が立ち並び、小麦を挽いていたそうです。
これは、現在残っているふたつの風車の内のひとつ、ラデの風車 [Le Moulin Radet] です。
今ここは 「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」(Moulin de la Galette)というレストランになっていますが、実はこの近くにあるもうひとつの風車の名前がムーラン・ド・ラ・ギャレットなので、紛らわしいのです。


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Paris 2009 / 天使のダンス

2009-07-27 | France

一般にはオペラ座 [l'Opéra)と呼ばれている、パリのガルニエ宮 [Palais Garnier] は、外観も内装もたくさんの彫刻で飾られています。
これは、1875年の落成時に正面右端にあった、当時を代表する彫刻家ジャン=バティスト・カルポー [Jean-Baptiste Carpeaux] 作の “ダンス”[La Danse / The Dance] です。
実はこれはレプリカで、フランスを代表する俳優のジャン=ポール・ベルモンドの父親ポール・ベルモンドによって、1964年に製作されました。
現在オリジナルは、オルセー美術館に収蔵されています。
タンバリンを手に妖艶に舞う天使と、その周りで踊る4人のニンフたちの姿は、躍動感に満ち溢れています。


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Rouen 2009 / サン・トゥアン教会

2009-07-18 | France

パリから列車で約1時間、フランスの西部に位置する都市ルーアンにあるサン・トゥアン教会 [Abbatiale Saint-Ouen de Rouen] は、ノルマンディー地方で最も勢力のあるベネディクト派の修道院付属教会です。
ルーアン駅からこの教会に辿り着いた時、最初はルーアンのノートル・ダム大聖堂かと思ったくらい、とても大きくて荘厳なゴシック様式の教会です。
14世紀に建てられ、中にはとても美しいステンドグラスがたくさん飾られています。


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Paris 2009 / オルセー美術館

2009-07-11 | France

ルーヴル美術館に次いで、知名度と人気度共に高く、パリの観光名所としても定着しているオルセー美術館 [Musée d'Orsay] です。
19世紀美術専門の美術館で、ルノワールやモネ、ゴッホ、ドガ、ミレーなどの印象派の画家の作品がたくさん収蔵されています。
正面広場にある大看板の絵は定期的に変わり、この時(2009年2月末)の絵はフィンセント・ファン・ゴッホ [Vincent Van Gogh] の 『自画像(渦巻く青い背景の中の自画像)』 が飾られていました。


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Paris 2009 / 黄金のペガサス

2009-07-04 | France

パリのセーヌ河に架かる橋でいちばん美しい橋と言われている、アレクサンドル3世橋 [Pont Alexandre-Ⅲ] には、四隅に17mの高さの柱が立っています。
石柱の部分には女神の彫像があり、その上はピッカピカに光る黄金のペガサスで華麗に装飾されています。
欄干も金色の像や銅像、アール・ヌーヴォーの街灯などで装飾されていて、確かにとても美しいのですが、いちばん美しい橋と言うよりも、いちばん豪華な橋と言った感じです。


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Paris 2009 / 聖なる礼拝堂

2009-06-25 | France

ノートルダム大聖堂と同じ、パリ中心部のシテ島にあるサント・シャペル [Sainte-Chapelle] は、ルイ9世の命により1248年に王宮の礼拝堂として造られました。
サント・シャペルとは “聖なる礼拝堂” という意味で、ゴシック建築の教会堂は2層に分かれています。
下層は天井が低く、下々の者たちの礼拝堂として、そして上層の王家のための礼拝堂は、美しいステンドグラスが一面を埋め尽くしています。
狭い螺旋階段を昇って礼拝堂に一歩踏み込むと、それはそれは息を呑むほどの美しさに目を奪われ、ため息が出ます。
自然の光が多いほど美しさが増すので、お天気の良い日の太陽の光が射し込む午前中に行くのがおすすめです。

Paris 2009 / パッサージュ

2009-06-23 | France

パリには、パッサージュ [Passage] と呼ばれるガラスで覆われた屋根付きのアーケードがたくさん点在します。
パッサージュの始まりは18世紀後半頃で、パリの都市計画の一環として造られました。
ガラス屋根から射し込む日差しの明るさは、外とは変わらぬ空間が演出され、屋根付きなので雨の日は濡れずにショッピングができることから、パリの住人たちにとってとても人気の場所で、観光客もたくさん訪れています。
ガラス屋根や地面のデザインにそれぞれ個性があり、建ち並ぶ商店もレトロな雰囲気が残っています。

これはオペラ・ガルニエからメトロでふた駅のところにある、パリ最古のパッサージュ・デ・パノラマ [Passage des Panoramas] です。
サロン・ド・テ(ティー・サロン)やカフェ、パティスリー、アンティーク・ショップなどが軒を並べ、ひとつの街のような雰囲気は、古き良き時代を彷彿させます。

Chartres 2009 / バラ窓

2009-06-16 | France

ステンドグラスの美しさで知られるシャルトルのノートルダム大聖堂 [Cathédrale Notre-Dame de Chartres] の、北のバラ窓です。
バラ窓とは、ステンドグラスで作られた円形の窓のことで、特にゴシック様式の教会建築に必ず見られ、放射状に伸びた形がバラの花に似ていることからそう呼ばれています。
バラ窓は、“奇しきバラの花” と言われている聖母マリアを暗示していますが、このバラ窓には、聖母マリアの栄光が描かれています。


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Paris 2009 / パリ発祥の地

2009-06-14 | France

パリの中心部に位置するセーヌ河の中洲、サン・ルイ島 [Île Saint-Louis] は、ノートルダム大聖堂があるシテ島と並んで、パリ発祥の地と呼ばれています。
17世紀のたたずまいが残る、古くから貴族や著名人らが暮らす静かな高級住宅街で、土曜日の朝の8時半頃は、メイン・ストリートでもこのように全く人通りがありません。
10分も歩けば、島の端から端まで行けるほどの小さな島です。
サン・ルイ・アン・リル教会の塔が見えるこのサン・ルイ・アン・リル通り [Rue Saint-Louis-en-L'Île] には、有名なアイスクリーム屋さん “ベルティヨン” があり、お昼前頃から行列ができ始めます。

★ベルティヨンは、夏休みや春休みなど、長期休暇をよく取るので、お出かけの際はご注意を!


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