聖母教会 [Onze-Lieve-Vrouwekerk] の有料見学は、北扉とは反対側の南扉から入ります。
中に入ると、右奥のチャペルにミケランジェロの 『聖母子像』 が見えます。
まずは、聖人が迎えてくれます。
説教壇は、有料ゾーンからだと後ろ側になります。
『聖母子像』 のチャペルの横を通って、ギャラリーになっている南側廊に進みます。
クワイアに入ると、そこにはブルゴーニュ侯爵チャールズと、その娘マリアが眠っています。
そう、ここはお墓です。
棺に掘られたチャールズ公爵の紋章。
こちらは娘メアリーの紋章。
神聖で荘厳なキリストの絵画が飾られていて、ふたりを見守っているかのようです。
クワイアからは、パイプオルガンのパイプが間近に見えます。
クワイアを出て回廊に行くと、ステンドグラスの下に、ブルージュで活躍した初期フランドル派の画家ヘラルト・ダヴィト [Gerard David] の 『テーバー山のキリスト』 が飾られています。
ダヴィトは、この教会に埋葬されています。
やはり有料だけあって、見応えのある教会内でした。