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ノルマンディー地方の中心都市ルーアンにある、サン・トゥアン教会 [Abbatiale Saint-Ouen de Rouen] のパイプオルガンは、フランスでも最大で最も素晴らしいオルガンのひとつと言われています。
元々この教会には16世紀頃からパイプオルガンが据え付けらていたのですが、戦争やフランス革命による破壊のあと、アリスティッド・カヴァイエ=コルという天才的なオルガン建造家によって修復され、1890年に壮大なシンフォニック・オルガンとして完成しました。
その後の第2次世界大戦では無傷だったそうで、現在も完成当時のままの立派な姿で設置されています。
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