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蒼き鋼のアルペジオ ‐ARS NOVA‐ #01 「航路を持つ者」 感想

2013-10-10 20:44:32 | 2013年 アニメ感想まとめ
蒼き鋼のアルペジオ ‐ARS NOVA‐ #01 「航路を持つ者」 感想 [原作のネタバレあり]


待望のアニメ化と喜んでいました。
いざ視聴するとコレジャナイ感でちょっと拍子抜けでした。
監督は岸さん、アニメ制作はサンジゲン、声優の人達も決して悪くなかったし、むしろ期待出来る最強の布陣だと思えます。

冒頭シーン。
地球温暖化で海面は上昇し、それと同時に霧の大艦隊が出現、何のコンタクトもなく、人類と霧の大艦隊は戦争を開始。
2039年の大海戦で人類は霧の大艦隊に敗北し、世界中の海域は霧の艦隊によって分断され各国は孤立化し、衰退を続けている状態。
というより海どころか空も宇宙も分断された状態ですよ。
霧の艦隊は第二次世界大戦時の戦艦と酷似しているけれど、中身は全く異なるオーバーテクノロジーの塊で その圧倒的な戦闘力で地球人類の兵器は全く無力で対抗出来ません。

そんな人類は霧の艦隊に対抗するために ある兵器を日本からアメリカに輸送するためにSSTO(再利用可能な輸送用のシャトル)を打ち上げ。
日本はすでに兵器を製造出来る工業力はなく、兵器製造をアメリカに委託するしかありません。
その情報はすでに霧の艦隊が知っていて、打ち上げを妨害。
当然、日本の兵器では太刀打ち出来ないけど、霧の艦隊に対抗出来る戦力が存在していました。
それは霧の艦隊を裏切った霧の潜水艦イ401です。

イ401の敵は軽巡洋艦ナガラ。
霧の標準的な軽巡洋艦らしいけど、クラインフィールドが通常兵器を防ぐのでイ401が唯一対抗出来る武器は侵触魚雷です。
しかも、クラインフィールドが張られている時は侵触魚雷は効きません。
だから隙をついて侵触魚雷を当てるしか方法はありません。
戦艦同士の戦闘シーンは別に不満はないけど、原作単行本とそんなに違いはないんだけど、なんだか物足りないです。
理由はイ401に乗艦している主人公の千早群像とクルー達の無機質な表情や原作にあったコミカルな表現が無かったことでしょうか…
戦艦や兵器を3DCG表現は良いと思いますけど、キャラまで3DCGで表現はちょっと個人的に違和感があります。(サンジゲンの3DCGの技術力は高いレベルです。)
うーん、せめてキャラは手描きにして欲しかった。

その後、ナガラを撃沈したイ401と千早達のおかげで発射は成功。
千早達は傭兵のように雇われて霧の艦隊と戦っています。
そもそも千早群像が何故、霧の潜水艦イ401に乗艦し、霧の艦隊と戦うのか?
前半から千早群像の過去が描かれます。
当時の千早は国立海洋技術総合学園でまだ学生でした。
千早は成績優秀で周りから妬まれたり、ひいきされていると陰口を叩かれる学生で友人は少ないようです。

千早はある日、学園の格納庫に保管されている霧の艦隊の潜水艦イ401を見せられました。
格納庫のイ401は分解も解析も出来ず7年間保管されてました。
しかし、千早が偶然、船体に触れるとイ401は突然起動開始。
イ401は千早群像だと何故、わかったんでしょうね?
潜水艦イ401は千早と接触するためメンタルモデルになり、千早を呼び出します。
本来、霧の艦隊の艦船のほとんどは無人で合理的で機械的な兵器なんですけど、メンタルモデルは人間の姿を模した人造人間みたいな感じです。
霧の艦隊のメンタルモデルは人間とコミュニケーションが目的なのか? 人間の思考を知るためなのか? 詳細は不明です。
潜水艦イ401のメンタルモデルはイオナという女の子です。

イオナは7年間、格納庫で千早の待ち続け ようやく会えました。
乗って命令をしてほしいというイオナの問いに千早は「俺は停滞した今を打破するために力がほしい」と答えます。
千早群像の強い意思がイ401に何らかの影響を与えたのか?
潜水艦イ401は千早を乗艦させ格納庫を強引に突破し、出航します。
イ401が潜水するまで軍艦が攻撃してきます。
イ401は初期設定状態でクラインフィールドも不完全で被弾しながらイ401は港から脱出しました。
この件で千早群像は反逆者扱いで追われる身になりました。

そして、現在は千早達は政府関係者から傭兵のように仕事を請けています。
結局、打ち上げたSSTOは衛星軌道上で霧の艦隊の攻撃で撃墜されました。

千早はナガラ撃沈を依頼した軍務省の上影から 試作品の振動魚雷のサンプルの輸送依頼が来ました。
振動魚雷の受け取りは横須賀です。
千早達はまだ依頼を請けるとは決めていません。
とりあえず、横須賀に向かう潜水艦イ401。

しかし、横須賀の前には旗艦・戦艦コンゴウの命令で重巡洋艦タカオが 待ち構えています。
タカオの登場はわかるけど、コンゴウやマヤの登場は早いですね。
彼女達もメンタルモデルになっているけれど、メンタルモデルの身体に戸惑い慣れていない様子ですね。

『蒼き鋼のアルペジオ』のアニメ化は正直、評価が難しいです。
ただ千早とイオナの出会う過去の話は良かったと思う。
あと、『艦隊これくしょん』と『 蒼き鋼のアルペジオ』のコラボですけど、個人的に賛成できないです。
では次回の感想で。


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