進撃の巨人 #20 「エルヴィン・スミス -第57回壁外調査④- 」 感想

進撃の巨人 #20 「エルヴィン・スミス -第57回壁外調査④- 」 感想

前回、女型の巨人を獲られることに成功した調査兵団。
今回は中身の人間引きずり出す作戦です。

エルヴィンは念には念とさらに巨人を固定するワイヤーを打ち込みます。
全く身動き取れない状態で女型の巨人のうなじの手を切り落とそうリヴァイとミケは斬りかかります。
しかし、うなじをガードしている手が硬化し、逆にリヴァイ達の刃が折れました。
女型の巨人は自分の巨人化能力を細かくコントロール出来るようです。
時間をかけられないので発破で手を破壊する作戦に変更。

一方、アルミン達は森の爆発音に驚きます。
なにやらジャンが今回の壁外調査の目的は女型の巨人の捕獲が目的と気づいたようです。
調査兵団の中には諜報員、つまりは裏切り者がいるらしく、エルヴィンは最初に壁を破壊された時から本当の敵を探っていたみたいです。
だから、あのときにエレンに妙な質問していたんですね。
アルミンは大事なモノを捨てない人間は何も変えることは出来ないと断言します。
それは、きっとエルヴィン団長のことを言っているんでしょうね。
100人の兵の命と壁の中の何万の命を天秤にかけて冷酷な選択の出来る人間ということですね。

そして、女型の巨人は突然、奇声をあげます。
その奇声は森の外にいる巨人の群れ誘き寄せます。
なんと女型の巨人は自らの身体を巨人達に食わせて情報を抹消。
団長の命令で女型の巨人を死守するために兵達は近づく巨人を次々と斬り倒していきますけど、巨人の数が多く女型の巨人はあっという間に食われしまいます。
エルヴィンは即時に撤退命令を出し撤退開始します。
だけど、何故かリヴァイだけは残しました。
理由は女型の巨人の中の人間が実は生きていて、調査兵団の制服で兵団に紛れ込んでいる可能性が高く、万が一を考えてリヴァイを残したんでしょうね。

そんな万が一は起こりました。
兵団に紛れ込んでいる女型の巨人の中の人間は調査兵団の制服を着て なおかつ立体機動装置と剣を装備していました。
偽の煙弾に騙されてしまうリヴァイ班のエレン達。
リヴァイが合流したと思ったら敵でグンタが犠牲になります。
敵は立体機動術や対人戦に慣れている感じです。
敵はフードをかぶって顔がわかりません。
しかし、敵は人間なのか？ 調査兵団の誰が諜報員なのか？ 敵の組織の規模は？ 全く謎だらけですね。
あと、ペトラとオルオが初陣で漏らしたことがエレンの前で公表されたのが可笑しかったですよ。
オルオはともかくペトラのお漏らしに食い付きエレンも笑える。

次回は「鉄槌 -第57回壁外調査⑤- 」ですね。
再び女型の巨人がエレン達の前に現れるです。