シネマコミュニケーター高橋裕之のシネマ感blog

シネマコミュニケーター称号授与から18周年
感じる×感想×伝道×映画館=シネマ感
尼崎から全国へ映画情報を発信中!

約50年振りに ”おしゃれなエロ”が再び! フランス映画「エマニュエル」1月10日(金)全国ロードショー公開

2025-01-04 11:44:15 | フランス映画

(C)2024 CHANTELOUVE - RECTANGLE PRODUCTIONS – GOODFELLAS – PATHÉ FILMS

約50年振りに
”おしゃれなエロ”が再び!
フランス映画「エマニュエル」

(HP)※概要※
https://gaga.ne.jp/emmanuelle/about/
(予告編)
https://youtu.be/AuRBb2uXZAg?si=lYTDVhgaNuS1y6PK

(あらすじ)
エマニュエルは仕事でオーナーからの査察依頼を受け、
香港の高級ホテルに滞在しながら
その裏側を調べ始めるが、
ホテル関係者や妖しげな宿泊客たちとの交流は、
彼女を禁断の快楽へといざない――。

<高橋裕之のシネマ感>
シネスコサイズで魅せる
美しい映像である。

エマニュエルが仕事で
高級ホテルの査察を行うという
話設定が、まずは面白い展開に・・・

査察が査察でなくなったり~

エマニュエルの表情も
非常に魅力的である。

監督曰くリメイクではない
そうですね要素だけで
別の女性の映画ですね。
(人間像も少し違う)

とあるシーンも
”おしゃれなエロ”で
ヤラシクないんだよね。

エマニュエルの
何かが変わっていくというんが
この映画のテーマかも?

スリリングさもある。

そして”扉”が開かれる!

衝撃の”濡れ場”
こんなのは初めてかも?
悩ましい。

※余談※
1974年の「エマニエル夫人」の時は
まだ小学生だったので
ビジュアル的にも
「やらしい」と埋め込まれていた。
大人になるにつれて概念は変わりましたが
当時まだまだ外国人女性に抵抗があった。
だから「エマニエル夫人」シリーズは
過去にテレビ放映もされていたが
未見であります(笑)

※関西公開劇場(抜粋)※
TOHOシネマズ梅田
TOHOシネマズなんば
なんばパークスシネマ
MOVIX京都
OSシネマズミント神戸
TOHOシネマズ西宮OS
イオンシネマ草津
TOHOシネマズ橿原
ジストシネマ和歌山


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フランス映画 「ポトフ 美食家と料理人」

2024-02-09 14:35:01 | フランス映画
(C)Carole-Bethuel (C)2023 CURIOSA FILMS - GAUMONT - FRANCE 2 CINEMA
 
 
フランス映画
「ポトフ 美食家と料理人」
 
(予告編)
 
〈あらすじ〉
19世紀末、フランスの片田舎。
「食」を追求し芸術にまで高めた美食家ドダンと、
彼の希望のメニューを完璧に再現する
天才料理人ウージェニーは
ヨーロッパ各国に存在を知らしめていた。
ある日、ユーラシア皇太子から
晩餐会に招かれたドダンは、
ただ豪華なだけの退屈な料理にうんざりする。
食の真髄を示すべく、
最もシンプルな料理・ポトフで
皇太子をもてなすことを決めるドダンだったが、
ウージェニーが倒れてしまう。
ドダンはすべて自分の手でつくる料理で、
ウージェニーを元気づけようとするのだが。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
 
 
第76回カンヌ国際映画祭で
最優秀監督賞を受賞した
名匠トラン・アン・ユン監督作で
アカデミー賞女優
ジュリエット・ビノシュ主演
ミシュラン3つ星シェフの
ピエール・ガニェールが料理監修で
シェフ役で劇中にも登場したりと
上品で上質な
オフランス映画でした。
多数の料理が出てくるので
少し空腹での鑑賞が良いかも?
やはり料理人は芸術家なのか?
天才料理人ウージェニーと
美食家ドダン
そして姪のポーリーヌが中心。
大きな揉め事もなく展開。
映画を楽しめる共に
料理も楽しめる。(味わえないけど)
天才料理人ウージェニーと
美食家ドダンは
人生の秋を迎える事(結婚)に。
ラスト約30分は
劇場で御覧ください!
 
 

 

 

 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フランス映画「最悪な子どもたち」

2024-01-30 23:10:03 | フランス映画

©Eric DUMONT - Les Films Velvet 

フランス映画「最悪な子どもたち」

(HP)
https://www.magichour.co.jp/theworstones/


(予告編)
https://youtu.be/uoMYV-26m0s?si=Xq5761IHUtCKPrvF

<概要>
ある夏の日、
フランス北部の荒れた地区を
舞台にした映画が企画され、
地元の少年少女を集めた
公開オーディションが開かれる。
選ばれたのは、異性との噂が絶えないリリ、
怒りをコントロールできないライアン、
心を閉ざしたマイリス、
そして出所したばかりのジェシーの
4人のティーンエイジャーたち。
出来上がったシナリオは、
彼ら自身をモデルにした物語だった。
なぜ問題児ばかりが主役なのか?
監督の狙いとは? 住民たちが訝しむなか、
波乱に満ちた撮影が始まり、
予想外の展開が訪れるのだが……。

<高橋裕之のシネマ感>
ドキュメンタリーと
映画が融合した感じの
二重構造的な作品。
もしかすると3重構造かも?
オーディションシーンから始まるが
これもドキュなのかどうなのか
解からないまま始まる。
映画の撮影シーンも
メイキングな感じで不思議だ。
「映画の登場人物」は「自分自身」
それを演じることで
各自は変わっていくみたいだ。
凄く実験的な映画だと思う。
4人の今の状況も描かれていて
それが映画の撮影時の事に繋がる。
映画監督の行動も面白い。
映画の中のアドリブが
”素”な部分が生きる。
監督の演出というか
演技指導に感心した。
後半は監督と出演者たちの
会話が中心。
果たして映画は完成するか?

頭を切り替えながらの
鑑賞をお薦めします。

 

 




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする