シネマコミュニケーター高橋裕之のシネマ感blog

シネマコミュニケーター称号授与から18周年
感じる×感想×伝道×映画館=シネマ感
尼崎から全国へ映画情報を発信中!

映画「サユリ」塚口サンサン劇場10月11日(金)公開

2024-10-06 22:23:28 | 2024年関西公開作
(C)2024「サユリ」製作委員会/押切蓮介/幻冬舎コミックス
 
塚口サンサン劇場10月11日(金)公開
 
映画「サユリ」
 
(HP)
 
(予告編)
 
(あらすじ)
夢の一戸建てマイホームに引っ越してきた神木家。
しかし、家族7人の幸せな時間も束の間。
どこかから聞こえる奇怪な笑い声とともに、
一人ずつ死んでいく家族―。
中学3年生の則雄は、同級生の住田に突然話しかけられ、
「気をつけて」と言われる始末。
そんな神木家を恐怖のどん底に突き落とす
呪いの根源は、この家に棲みつく
少女の霊“サユリ”だった……。
次々と起こる不可解な現象の中、
遂に則雄にも謎の少女が近づいてくる。
その時、パニック状態に陥る則雄の前に現れたのは、
認知症が進んでいるはずの“ばあちゃん”だった。
「いいか。ワシら二人でさっきのアレを、
地獄送りにしてやるんじゃ!復讐じゃ!!」 
こうして、残された則雄とばあちゃんによる
壮絶な復讐劇が、いま始まるー!
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
ビジュアル的に
おばあちゃんが”サユリ”の様だが
引っ越してきた家の先住者家族の長女。
今は少女の霊に。
 
プロローグで
先住者の事は描かれるので
何があり、何が神木家を襲うのかはわかる。
 
前半は白石晃士 監督が怖く見せてくれます。
神木家の中学3年生の則雄が中心的存在
同級生の住田(女子)が意味ありげに
寄ってきます。
 
※彼女の存在は何なのか?も
少しミステリーです※
とにかく人が死んでいきます。
 
中盤あたりから
“ばあちゃん”の身内復讐編に
ティストが変わるので
2本分鑑賞した感覚になりますが
エピローグに対しての
ある一つのエピソードの
プロローグは惨いけど仕方ないか?
 
終盤も上手くオサマリマス。
 
怖さ、惨さ、活劇、人間ドラマが
観やすく絡んでいます。
 
洋画で言えば
「キャプテン・スーパーマーケット」の
ノリかも知れません。
 
今年の流行りのひとつ
「家ホラー」を楽しんで下さい!
 
 
 
ハマるか?ハマらないか?
お近くの劇場で御確認下さい。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マイケル・ケイン引退作?イギリス映画 「二度目のはなればなれ」10月11日(金) 全国ロードショー公開

2024-10-06 12:30:48 | 2024年関西公開作
 
(C)2023 Pathe Movies. ALL RIGHTS RESERVED.
 
 
10月11日(金)
全国ロードショー公開
 
イギリス映画
「二度目のはなればなれ」
2023年製作/96分/シネスコ
 
 
<あらすじ>
10年前2014年夏。
イギリス・ブライトンの老人ホームで
寄り添いながら人生最期の日々を過ごす老夫婦
バーナード(マイケル・ケイン)と
レネ(グレンダ・ジャクソン)のある行動が
世界中の大ニュースとなった。
ひとりバーナードはフランスのノルマンディへ旅立つ。
彼が行方不明になったという
警察のツイート(#The Great Escaper)をきっかけに、
世界中で話題になったのだ。
ふたりが離れ離れになるのは、人生で2度目。
決して離れないと誓った男がどうしても
はなればなれにならなければならなかった理由とは…。
必ず戻ってくると信じる妻の真実の想いとは…。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
グレンダ・ジャクソン(87歳没)の遺作であり
マイケル・ケイン(現91歳)の引退作でもある。
俳優の状況と役柄が
どうしてもダブって見える。
老人ホーム内の良い夫婦の見本かも?
バーナードがフランスの
ノルマンディへ旅立つと同時に
二人の若かりし日々が回想され
観客に愛の形を伝える。
バーナードの人生の振り返りも。
フランスに向かうのは
戦争を思い出すことになるのに。
一方で捜査が始まるがSNS作戦
意味のある行動な事がわかると
一安心で応援したくなる。
想い出の場所へ
大事な、はなればなれであり
心は離れていない時間
胸に突き刺さる台詞も
戦争の悲劇も描かれている。
それは反して愛に繋がることも。
力強くて微笑ましくなる
シルバー・ムービー。
1本の中に色んな要素が詰まってます。
原題も一部の事やし
邦題は少しラブコメ的
内容はヒューマンだったりする。
でもラストシーンは名作的なカット。
ハッピーラッキーナンバーは「2」
題名は「二度」目のはなればなれ
マイケル・ケインとグレンダ・ジャクソン
「二度」目の共演
マイケル・ケインとグレンダ・ジャクソン
「二度」のオスカー受賞
 
 
※関西公開劇場※
京都 京都シネマ
大阪 大阪ステーションシティシネマ
大阪 TOHOシネマズなんば
兵庫 OSシネマズミント神戸
兵庫 TOHOシネマズ西宮OS
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

セリフのほとんどが「にゃ〜(猫語)」のニュータイプ映画「しまねこ」今関あきよし監督ZOOMインタビュー

2024-10-05 00:53:48 | 2024年関西公開作

セリフのほとんどが「にゃ〜(猫語)」のニュータイプ映画「しまねこ」今関あきよし監督ZOOMインタビュー

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国映画「密輸1970」宝塚シネピピア10月4日(金)公開

2024-10-02 21:21:22 | 2024年関西公開作
©2023 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & FILMMAKERS R&K. All Rights Reserved.
 
宝塚シネピピア10月4日(金)公開
 
 
韓国映画「密輸1970」
 
〇キャラクター紹介映像
 
 
<あらすじ>
1970年代半ば、韓国の漁村クンチョン。
海が化学工場の廃棄物で汚され、
地元の海女さんチームが失職の危機に直面する。
リーダーのジンスクは仲間の生活を守るため、
海底から密輸品を引き上げる仕事を請け負うことに。
ところが作業中に税関の摘発に遭い、
ジンスクは刑務所送りとなり、
彼女の親友チュンジャだけが現場から逃亡した。
その2年後、
ソウルからクンチョンに舞い戻ってきたチュンジャは、
出所したジンスクに新たな密輸のもうけ話を持ちかけるが、
ジンスクはチュンジャへの不信感を拭えない。
密輸王クォン、チンピラのドリ、税関のジャンチュンの
思惑が絡むなか、
苦境に陥った海女さんチームは
人生の再起を懸けた大勝負に身を投じていくのだった
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
冒頭から楽しい雰囲気で始まるが~
上映20分で密輸がバレる展開に。
 
刑務所内時代を
あっと言う間に駆け抜ける~
 
そして密輸事件から2年後
意外と明るい展開
尼さん、密輸、アクション、
密輸王、チンピラ、税関などが
上手く絡みあっている。
 
裏世界を描いているけど
ティストがコメディっぽい。
 
メイン二人の女性の
人生の在り方も考えさせられる。
 
他の女性それぞれも
一生懸命な生活が・・・
 
税関も真剣なのか?
 
ユニークなのか?わからない。
 
韓国バイオレンスとの
イメージがかけ離れていた。
 
水中の撮影も大変だったと思うが
映像は綺麗だ。
 
劇中に使用されてる曲が
ノリが良く
映画のスピード感を増している。
 
話は騙し合いが転がっていく
観客も置いて行かれないように
付いていかなければならない。
 
1970年代物なんで
ティストになつかしさがある。
 
展開が読めなく
展開が裏切られる。
 
面白さは更に増す。
 
水中アクションも楽しく観せる。
 
今までの韓国映画になかったと
思わせる作品でした。
 
 
 
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドキュメンタリー映画「五香宮の猫」想田和弘監督リアルインタビュー

2024-10-01 16:22:34 | 2024年関西公開作

ドキュメンタリー映画「五香宮の猫」想田和弘監督リアルインタビュー

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年のハロウィン映画 2本のうちの1本 “ファウンド・フッテージ”スタイル オーストラリア映画 「悪魔と夜ふかし」

2024-10-01 12:42:38 | 2024年関西公開作
10月11日(金)公開
今年のハロウィン映画
2本のうちの1本
“ファウンド・フッテージ”スタイル
オーストラリア映画
「悪魔と夜ふかし」
(HP)
https://gaga.ne.jp/devil/
(予告編)
https://youtu.be/f9DsuTllLEM?si=fTNxA-JJSSClPvg8
<あらすじ>
1977年、ハロウィンの夜。
テレビ番組「ナイト・オウルズ」の
司会者ジャック・デルロイは
生放送でのオカルト・ライブショーで
人気低迷を挽回しようとしていた。
霊聴、ポルターガイスト、悪魔祓い……
怪しげな超常現象が次々とスタジオで披露され、
視聴率は過去最高を記録。
しかし番組がクライマックスを迎えたとき、
思いもよらぬ惨劇が巻き起こる――。


<高橋裕之のシネマ感>
映画「ネットワーク」
映画「キング・オブ・コメディ」の
オカルト・ホラー版か?
映画「エクソシスト」要素も。
テレビショーを
リアルタイムで観ている感覚で
鑑賞するのが良い映画。
1972年から始まる
テレビショーが舞台。
そっして1977年10月31日
ハロウィンの夜の生放送での物語
レトロ感あふれるテレビ番組と
映画の融合
まずは司会者ジャックと
ガスのレギュラーなやりとりから
霊聴能力者は?
胡散臭いが、アクシデントが起こる。
集団催眠師(元奇術師)の登場!
「悪魔の棲む家」話が少し
茶番劇のムードが続く
「バード・レイノルズ」の名が
不思議な事が起こり始めるが~
ベストセラー作家(悪魔との対話)と
そのモデルになった少女が
ハロウィン特番メインゲストで出演
さて放送事故を見届けるのか?
真のオカルト体験か?
予想外のアクシデントが
次々始まる。
(今の時世なら演出ともとれるが)
息をのむ30分が始まる。
悪魔メイクではなく
悪魔演技が見応えある
面白い!
テレビ画面はスタンダード・カラー
舞台裏はビスタサイズ・モノクロと
映像も変わる。(クラッシックモード)
降霊VS催眠術の構図も
上手いつくりの作品です!

<関西公開劇場>
TOHOシネマズ梅田
TOHOシネマズなんば
京都 TOHOシネマズ二条
MOVIX京都
兵庫 OSシネマズミント神戸
TOHOシネマズ西宮OS
©2023 FUTURE PICTURES & SPOOKY PICTURES ALL RIGHTS RESERVED.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空音央監督長編劇映画初メガホン 映画「HAPPYEND」10月4日(金)全国ロードショー公開

2024-09-30 08:44:07 | 2024年関西公開作

(C)Music Research Club LLC

10月4日(金)全国ロードショー公開

空音央監督長編劇映画初メガホン

映画「HAPPYEND」

(HP)
https://www.bitters.co.jp/HAPPYEND/
(予告編)
https://youtu.be/XO6Z7i6ZSK0?si=NeCqVFzXFiZ_KC87

<あらすじ>
今からXX 年後、日本のとある都市。
ユウタとコウは幼馴染で大親友。
いつもの仲間たちと音楽や悪ふざけに
興じる日々を過ごしている。
こんな幸せな日常は終わらないと思っていた。
高校卒業間近のある晩、
いつものように仲間と共にこっそり学校に忍び込む。
そこでユウタはどんでもないいたずらを思いつく。
「流石にやばいって!!」と戸惑うコウ。
「おもろくない??」とニヤニヤするユウタ。
その翌日、いたずらを発見した校長は大激怒。
学校に四六時中生徒を監視する
AI システムを導入する騒ぎにまで発展してしまう。
この出来事をきっかけに、コウは、それまで蓄積していた、
自身のアイデンティティと社会に対する違和感について
深く考えるようになる。
その一方で、
今までと変わらず仲間と
楽しいことだけをしていたいユウタ。
2人の関係は次第にぎくしゃくしはじめ...。

<高橋裕之のシネマ感>
フリーマイノリティ
作品中に放り込まれている。

冒頭から作品の世界に惹き込まれる!

近未来、青春、音楽がキーワード

未来的なサウンドっぽい。
(実は違ったりする?)

とあるシーンはポストカードにしたい(笑)

邦画でも洋画でもない不思議

キーワードに”地震”

友情も奥深く描かれている。

安心していたらSFの世界に
思い切り連れていかれる。

監視カメラ支配世界

映像は終始、美しい。

SFの世界なのに
アナログ?な行動、デモも。

後半は少し友情にヒビが・・・

BLではない友情時間

AIの便利さと不便さが共存

意外な所で国籍問題が

佐野史郎節もあり(笑)

神戸で撮影されたらしいが
街並みは殆ど出なかった。
(わからなかった)

不思議な高校三年生の話でした。

観終わったら微笑みになるよ~

あるかもしれない未来を
楽しませてもらいました。

”HAPPYEND”はどうなる?

海外の映画祭での受けがわかります。

※関西公開劇場※
大阪 テアトル梅田(旧シネ・リーブル梅田)
大阪 なんばパークスシネマ
大阪 MOVIX堺
京都 MOVIX京都
兵庫 シネ・リーブル神戸
兵庫 MOVIXあまがさき


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「とりつくしま」関西9月27日(金)公開

2024-09-27 18:37:41 | 2024年関西公開作

(C)ENBUゼミナール

映画「とりつくしま」

(HP)
http://toritsukushima.com/

(予告編)
https://youtu.be/3SZj8TJqMlI?si=x8RacTELK0VMkG4p

<概要>
本作は、東直子の小説
『とりつくしま』(筑摩書房)を原作に、
娘である東かほり監督が脚本・監督した“特別な映画”です。
2007 年に発行された小説『とりつくしま』は、
すでに失われた人生のかけがえのない記憶がよみがえり、
切なさと温かさと哀しみ、
そして少しのおかしみが滲み出る 11 篇の短篇集です。
母が生み出した原作の 11 篇の中から、
「トリケラトプス」「あおいの」
「レンズ」「ロージン」の4篇を紡ぎ、
オリジナルストーリーを加えて映画化しました。

死んでしまったあと、
モノになって大切な人の近くにいられるとしたら、
あなたは何になりますか?
亡くなった人に、「とりつくしま係」が問いかける。
この世に未練はありませんか。
あるなら、
なにかモノになって戻ることができますよ、と。

<高橋裕之のシネマ感>
まずは「とりつくしま」とは?
の説明からと”死”の話。

とりつくしま係とのやりとりが
まずは微笑ましいなと思った。

本編への導入も良い。

①「トリケラトプス」
恐竜の絵が描かれたマグカップです。

展開はアイディア勝ちですね。

”愛”を描いているなあ~

今が回想シーンに繋がる

ほんわか面白いシーンから
危ないシーンに・・・

”とりつくしま”の後悔か?

死んでも切ないのが切ない

でも”夫婦”は?

②「あおいの」
公園のジャングルジム

①と違い、人々を描いている。

これはこれで切ない話。

不思議な話でした。

③「レンズ」
カメラですね。

おばあちゃんは採られてた
被写体だったんだ。

②に繋がる?

④「ロージン」
野球の消耗品に。

①の夫が②の公園を通る

とりつくしま係が
映画にとりつくしまやね。

 

※関西公開情報※


大阪府テアトル梅田9/27(金)~
京都府出町座10/18(金)~
兵庫県元町映画館10/19(土)~

東かほり監督舞台挨拶

9月28日(土)テアトル梅田

10月19日(土)元町映画館

10月20日(日)出町座


※公開情報※
福岡県大川シネマホール9/27(金)~

愛知県シネマスコーレ近日公開

 

東かほり監督ZOOMインタビュー

(高橋裕之のシネマ感ハイシーンver50)

 

 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<作品紹介パターン> いよいよ関西公開 ドキュメンタリー映画 「あなたのおみとり」

2024-09-26 22:11:54 | 2024年関西公開作
(C)EIGA no MURA
 
<作品紹介パターン>
いよいよ関西公開
ドキュメンタリー映画
「あなたのおみとり」
2024年製作/95分/日本
配給:リガード
 
 
<概要>
「うちに帰りたい」。
末期癌で⼊退院を繰り返していた⽗の⾔葉で、
⺟は家での看取りを決意した。
介護ベッドを置き、ヘルパーさんや訪問看護師さんが
出⼊りする⾃宅で始まった⽗と⺟の新しい⽣活。
ベッドから動けない⽗は何かと世話を焼く⺟に
「ありがとう」と⼝にするようになり、
⺟はできる限り⽗の近くで
時間を過ごすようになった。
少しずつ⾷事が摂れなくなり、
痩せ、⽬を瞑る時間が増えていく⽗。
持病の悪化で⾃⾝の健康にも不安を抱えることになった⺟。
ヘルパーさんたちは毎⽇⽗の元を訪れ、
丁寧にケアを⾏い、
時に⺟の相談相⼿にもなってくれている。
閉じていく命の前で広がっていく⼈と⼈のつながり。
⽣と死のあわいに訪れる、夢のようなひととき。
介護⽣活を続ける両親と積極的に
関わりたいとの思いから回し始めた
監督のカメラは、
40 ⽇余りにわたる両親の最後の⽇々をみつめた。
「⽼⽼介護」「オレオレ詐欺」といった
⾼齢者を取り巻く社会問題や、
花や⾍などの様々な命が映り込む。
⾼齢化が進み続ける⽇本で
介護や看取りは他⼈事ではなく、
「看取り難⺠」という⾔葉も⽣まれている。
いつ何が起こり、いつ終わるのかもわからない
⽇常をどう⽣きるか。
不思議な爽快感にあふれた、ある看取りの記録
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
監督とも歳が近いし
御両親も自分の両親と
殆ど変わらないと思う。
 
1928(95歳)・1930(88歳)
1932(91歳)・1937(86歳)
 
退院7日目
訪問介護だね。
(高橋は入浴介護に
来てもらっています。)
 
胆管がん→直腸がん
母親→病院見送り
父親→病院見送り
俺は
お父さんの状態に近い
「ありがとう」と言うようになりました。
 
命の最後の物語であり
人との繋がりの話である。
 
看取り12日目母親の誕生日
 
看取り21日目
監督はおみとり同居はせず?なんだ。
 
看取り31日目
親子げんかも(笑)
「介護問題」も少し。
 
両親だけの家庭も喧嘩あるよね。
 
墓参りシーン
(納骨時に行った)
 
看取り37日目
 
看取り41日目
 
監督とお母さんは
「看取る」事が出来たね。
 
しっかり、あっさり、
でも動揺するね。
 
父親の御見送りの事を思い出した。
 
高橋は
両親を「看取る」事が出来なかった。
 
ありのままの
「おみとり」の記録
”死”を迎えるとあっけなかったりする。
 
直ぐに死亡証明書などの話になり
葬儀の段取りに。
 
「おくりびと」も。
 
悲しいけど明るさもある。
(本当の偲ぶ)
 
骨上げシーンも。
 
遺言通りの散骨へ・・・
 
自分は「おみとり」なのか?
「病院送り」なのか?
改めて思い考えてみた。
 
 
<関西公開劇場>
京都 京都シネマ 9/27(金)〜
大阪 第七藝術劇場 9/28(土)〜
兵庫 元町映画館  10/5(土)~
 
 
~舞台挨拶~
●京都|京都シネマ
9/29(日)村上浩康監督による舞台挨拶
●大阪|第七藝術劇場
9/29(日)村上浩康監督による舞台挨拶
13:50 〜 15:30★上映後 舞台挨拶予定
●兵庫|元町映画館
10/6(日)村上浩康監督による舞台挨拶
 
 
村上浩康監督ZOOMインタビュー

 

 

 
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シリーズ第4弾! 韓国映画 「犯罪都市 PUNISHMENT」9月27日(金) 全国ロードショー公開

2024-09-24 22:11:23 | 2024年関西公開作
(C) 2024 ABO Entertainment Co.,Ltd. & BIGPUNCH PICTURES & HONG FILM & B.A.ENTERTAINMENT CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED.
 
9月27日(金)
全国ロードショー公開
 
シリーズ第4弾!
韓国映画
「犯罪都市 PUNISHMENT」
 
 
<あらすじ>
新種合成麻薬事件から3年後。
ヤクザも恐れる
怪物刑事マ・ソクト(マ・ドンソク)と
ソウル広域捜査隊は、
デリバリーアプリを悪用した
麻薬密売事件を捜査していた。
捜査を進めるうち、手配中のアプリ開発者が
謎の死を遂げた事件の背後に、
フィリピンに拠点を置く
国際IT犯罪組織の存在を突き止める。
組織のリーダーは、
拉致、監禁、暴行、殺人をいとわず
韓国の違法オンラインカジノ市場を掌握した、
特別部隊出身の
“元傭兵”ペク・チャンギ(キム・ムヨル)。
一方、組織オーナーで“ITの天才
”CEOチャン・ドンチョル(イ・ドンフィ)は、
韓国でさらに大きな犯罪計画を練っていた。
マ刑事は、史上最大規模の
IT犯罪計画を殲滅するため、
オンラインカジノ事業の経験を持つ
チャン・イス(パク・ジファン)に
捜査協力を依頼し、
広域捜査隊、サイバー捜査隊と
新たなチームを結成し捜査を始めるのだが……。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
冒頭から釘付けになる。
 
男前の悪犯罪者登場!
 
「1」「2」繋がりも少しあるが
「4」単独でも楽しめる。
 
メインタイトル後の
エピソードだけで
イッキに犯罪都市ティストに
巻き込まれます~
 
スピード感ある展開です。
 
拳VSデジタルがキーワードだったり?
 
誰とバディ組むのかで
雰囲気が変わるね。
それが、このシリーズの良い所。
 
そして主犯に徐々に
迫っていく過程が楽しみのひとつ。
 
サイバー(スマホ・アプリ)を使った技も
御見事な悪党。
 
裏切り展開も、やはり挿入。
 
ニアミスタイムはハラハラするが~
 
色々、仰天設定もあり
後半、舞台はフィリピンへも
 
ラスト20分どうなる?
劇場で、お楽しみください。
 
気軽に鑑賞できる作品
韓国でヒット続ける限り
続編は製作されそうですね。
 
このシリーズの
日本配給会社が毎回変わる(笑)
 
キム・ムヨル「対外秘」も年内公開
 
 
※関西公開劇場抜粋※
MOVIX京都
大阪ステーションシティシネマ
なんばパークスシネマ
kino cinema 神戸国際
MOVIXあまがさき
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーストラリア映画 「ロイヤルホテル」兵庫 Cinema KOBE2にて 9/28(土)~10/4(金)公開

2024-09-23 19:08:15 | 2024年関西公開作
(C)2022 Hanna and Liv Holdings Pty. Ltd., Screen Australia, and Create NSW
 
兵庫
Cinema KOBE2にて
9/28(土)~10/4(金)公開
 
オーストラリア映画
「ロイヤルホテル」
2023年製作/91分/シネスコ
 
 
(あらすじ)
ハンナ(ジュリア・ガーナー)と
リブ(ジェシカ・ヘンウィック)の親友2人。
旅行で訪れたオーストラリアでお金に困り、
荒れ果てた田舎にある
古いパブ「ロイヤルホテル」に滞在し、
バーテンダーとして
ワーキング・ホリデーをすることに。
単なる接客バイトかと思いきや、
彼女たちを待ち受けていたのは、
飲んだくれの店長や荒々しい客たちが起こす
パワハラやセクハラ、女性差別の連続だった。
楽観的なリブは次第に店に溶け込んでいくが、
真面目なハンナは孤立し精神的に追い込まれ、
2人の友情は徐々に崩壊していく……。
 
<高橋裕之のシネマ感>
何故か気になる作品で
テアトル梅田で鑑賞。
 
フェミニスト・スリラーと言われているが
心理的な作品でした。
 
元々、原案な
HotelCoolgardie』(原題)
ドキュメンタリー映画があったようで
このバーも
オーストラリア西部に実在する店が
モデルらしい。
だから内容が荒々しく現実っぽい。
 
(C)2022 Hanna and Liv Holdings Pty. Ltd., Screen Australia, and Create NSW
 
こんな地域だから
パワハラやセクハラ、
女性差別があって当然
観客は、そんな世界に放り込まれるので
女性を中心に受け付けない(許せない)
展開かもしれない。
 
ただ展開は予想不可能で
サスペンス、バイオレンス
ホラー、スリラーの
境界線上の映画である。
 
(C)2022 Hanna and Liv Holdings Pty. Ltd., Screen Australia, and Create NSW
 
あのオーストラリア映画
「マッドマックス」第1作の
ティストも感じたのは
個人的な感想です。
 
上映時間も91分で良かった
これが2時間越なら
観客の精神が保てるのかが疑問。
 
オーストラリア映画の
パワーが伝わる作品。
 
兵庫
Cinema KOBEにて
9/28(土)~10/4(金)上映
徳島
ufotable CINEMAにて
10/11(金)~10/24(木)上映
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フランス映画 「助産師たちの夜が明ける」関西9月27日(金)公開

2024-09-23 17:04:31 | 2024年関西公開作
関西9月27日(金)公開
 
フランス映画
「助産師たちの夜が明ける」
2023年製作/100分/シネスコ
 
 
<概要>
5 年間の研修を終えたルイーズとソフィアは、
念願の助産師として働き始める。
しかし、その期待に反するように
緊張感が大きくのしかかる。
貧困、移民、死産…
様々な事情を抱えて産科病棟を訪れる人々。
オーバーワークとストレスに
押しつぶされそうになりながらも、
新しい命に出会う日々の喜びが
助産師たちの結束を強めていくのだった。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
ある部分ドキュメンタリータッチだが
若い助産師たちの
現実に立ち向かう作品。
 
自分達の事より
人の事、”生命”に懸命である。
 
”出産”に関しては
どんな立場、環境においても
男性よりも女性の方が強く
立派だと思う(感謝)
 
男女の問題、虐待、未成年、
死産などのキーワードも。
 
産婦人科内の模様も
具体的に描かれている。
 
実際の出産シーンも
織り込まれているのも重要。
 
助産師たちのメンタルも大変かと。
 
どこにでもある人手不足に直面
助産師たちの苦労も多数あるね。
 
そして友情と信頼
一生懸命もわかるが
危険も伴うので
やはり慎重さが大事だと思う。
 
規定外の行動は
良いのか?悪いのか?
 
少しハラハラするなあ~
 
結果論かもしれないが・・・
任問題はどうなるんだろう?
と思う展開も。
 
フランスと日本、
少しお国柄違いはあると思うけど。
 
助産師たちの夜は明けるのだろうか?
 
それは”生命の問題”だと思う。
 
 
 
京都府 アップリンク京都 2024/9/27(金)〜
大阪府 テアトル梅田 2024/9/27(金)〜
兵庫県 シネ・リーブル神戸 2024/9/27(金)〜
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秀作必見!奥山大史監督作 映画「ぼくのお日さま」公開中

2024-09-23 15:25:27 | 2024年関西公開作
(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINEMAS
 
 
奥山大史監督作
映画「ぼくのお日さま」
 
 
(あらすじ)
吃音をもつホッケーが苦手な少年。
選手の夢を諦めたスケートのコーチ。
コーチに憧れるスケート少女。
雪が降りはじめてから雪がとけるまでの、
淡くて切ない小さな恋たちの物語。
雪が積もる田舎街に暮らす小学6年生の
タクヤ(越山敬達)は、すこし吃音がある。
タクヤが通う学校の男子は、夏は野球、
冬はアイスホッケーの練習にいそがしい。
ある日、苦手なアイスホッケーで
ケガをしたタクヤは、
フィギュアスケートの練習をする
少女・さくら(中西希亜良)と出会う。
「月の光」に合わせ氷の上を滑るさくらの姿に、
心を奪われてしまうタクヤ。
一方、コーチ荒川(池松壮亮)のもと、
熱心に練習をするさくらは、
指導する荒川の目をまっすぐに見ることができない。
コーチが元フュギュアスケート男子の
選手だったことを友達づてに知る。
荒川は、選手の夢を諦め東京から
恋人・五十嵐(若葉竜也)の住む街に越してきた。
さくらの練習をみていたある日、
リンクの端でアイスホッケー靴のまま
フィギュアのステップを真似て、
何度も転ぶタクヤを見つける。
タクヤのさくらへの想いに気づき、
恋の応援をしたくなった荒川は、
スケート靴を貸してあげ、
タクヤの練習につきあうことに。
しばらくして荒川の提案で、
タクヤとさくらはペアで
アイスダンスの練習をはじめることになり……。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
先に言います「秀作」でした。
 
面白い映画は
他に話題になってるのがありますが
”良い”映画に巡り合うなら
この作品を鑑賞して欲しい。
 
特に劇映画製作に
携わってる方は観ておくべきだと
上目線で言ってしまいます(笑)
 
観客は
雪が降りはじめてから
雪がとけるまでの物語と言う
まずは”魔法”にかかります。
 
夏は野球で
冬はアイスホッケーをすると言う
二面性の設定も良いですね。
 
特に野球が上手いわけでもなく
アイスホッケーが上手いわけでもない。
 
監督は観客に余白を与えたとも
言っているのですが
深堀りする映画は多いですが
これは”浅堀り”の映画
監督に才能があるので
それが中途半端にならないのが
この映画を「秀作」と言う理由です。
 
コーチの過去も描かれますが
ちゃんとした答えがなく
コーチと恋人と言われている男性と
BLなのか?深い友情なのか?
そこも”浅く”表現されている。
タクヤと友人との友情の比喩か?
 
タクヤの吃音も特に重要でないが
その設定がないと物足りない。
※この辺も一瞬だけの協調※
 
タクヤ→さくら
さくら→コーチ
コーチ→タクヤ
このトライアングルも△のままや。
※〇でも✕でもないのが余白※
 
そしてスタンダードサイズで魅せる力
画面の中心に、いつも何かがある。
 
映像の部分部分を撮って
チェキで置いときたい。
※写真サイズではダメ※
 
奥山大史監督の
世界にハマると浸れる。
 
シャーが晴れた後の
”お日さま”で心も晴れる。
 
現在、公開中!
 
冬に公開せず
秋に公開したのも”余白”か?
 
※関西公開劇場(抜粋)※
京都 アップリンク京都
大阪 テアトル梅田
大阪 TOHOシネマズなんば
兵庫 シネ・リーブル神戸
兵庫 MOVIXあまがさき
奈良 ユナイテッド・シネマ橿原
 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台湾映画 「流麻溝十五号」 (りゅうまこうじゅうごごう)宝塚シネピピア9月27日(金)公開

2024-09-23 15:07:29 | 2024年関西公開作
(C)thuann Taiwan Film Corporation
 
宝塚シネピピア
9/27(金)から10/10(木)上映決定!
 
台湾映画
「流麻溝十五号」
(りゅうまこうじゅうごごう)
 
 
<あらすじ>
1953年、自由を口にするものは
政治犯としてすぐに捕まる時代。
政治的弾圧が続く中、
罪を課せられた者は思想改造および教育・更生のため
緑島に収監されていた。
連行された者たちは、名前ではなく番号に置き換えられ、
囚人として「新生訓導処」に監禁、
重労働を課せられる日々を余儀なくされた。
純粋な心を持つ、
絵を描くことが好きな高校生・余杏惠(ユー・シンホェイ)。
ひとりの子どもが生まれて間もなく投獄された正義感の強い、
看護師・嚴水霞(イェン・シュェイシア)。
妹を拷問から守るため自首して囚人となった
陳萍(チェン・ピン)。
次々と迫る不条理に対しても思考は止めず
台湾語、北京語、日本語など
あらゆる言語を駆使しながら
一日一日を生き延びようと過ごす人々。
時の為政者は何をしてきたのか。
考えることは罪なのか。
これまで閉ざされていた歴史に、また一つ光が射す。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
実在した複数の人物を3人の女性に
投影して描いたドラマということが
意味深い。
 
コジンマリシタ作品でなく
意外と大作的である。
 
内容が内容だけに
面白いというより良い作品。
 
主要人物が
高校生、モダンダンサー、看護師
の組み合わせも
多方向からの考えがあり良い。
 
台湾語、北京語、日本語など
さまざまな言語も飛び交う。
 
思想の自由がテーマです。
 
ここまで男性が
女性を支配しなくてもと思う。
 
主要人物
3人の女性は強い。
看護師・嚴水霞の台詞に
ハッとさせられるシーンも。
 
かなりの超大作だと感じた。
 
スクリーンで観るべき。
高校生・余 杏 惠役
ユー・シンホェイ 余佩真 が
古川琴音と被って見ていた。
 
 
 
(C)thuann Taiwan Film Corporation
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画『劇場版モノノ怪 唐傘』塚口サンサン劇場9月27日(金) 公開

2024-09-22 12:12:08 | 2024年関西公開作
(C)ツインエンジン
 
塚口サンサン劇場
9月27日(金)公開
2週間限定
 
映画『劇場版モノノ怪 唐傘』
 
(HP)
 
(予告編)
 
 
<あらすじ>
大奥とは、男子禁制の“女の園”であり、
重要な官僚機構でもある特別な場所。
この地に、新人女中のアサ(黒沢ともよ)と
カメ(悠木碧)が足を踏み入れる。
キャリアアップを図る才色兼備のアサ、
憧れの大奥に居場所を求めるカメ。
正反対の二人は初日から、
集団に染まるための“儀式”に参加させられる。
御年寄の歌山(小山茉美)は、
大奥の繁栄と永続を第一に考え
女中たちをまとめあげるが、
無表情な顔の裏に何かを隠している。
そんな中、少しずつ、彼女たちを覆っていく“何か”。
ついに決定的な悲劇が起こり、
薬売り(神谷浩史)はモノノ怪を追って
大奥の中心まで進むが、
モノノ怪を斬り祓うことができる退魔の剣は
「形」「真」「理」の三様が揃わなければ、
封印を解き抜くことが叶わない。
薬売りが大奥に隠された恐ろしくも切ない真実に触れるとき、
退魔と救済の儀が始まる──。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
キャラクターを確認の候
 
シネスコサイズで
見応えのある作品。
 
テレビではなく映画向きやね。
 
和風で懐かしさもある。
 
「大奥」が基盤で
話は面白い。
 
この世界に魅入ってしまう。
 
“アサ”の出世が早い。
 
物語全体にスピード感がある。
 
しつけなのか?いじめなのか?
 
この映画好きです~
 
この「大奥」に秘密があった。
 
終盤にかけて
迫力のある動きの多い展開の
描写で楽しませてくれます。
 
幻想的な世界が広がる。
 
エンドロールもGOOD!
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする