題名だけでもインパクトのある
安田淳一監督の
「拳銃と目玉焼」
表向きは
”ヒーロー映画”
でも中身は
本当に”エンタメ”しています。
洋画バリに強くない主人公がいい味、出してます。
真のヒーローに成長していくのが
地味であり、地道なのが応援したくなります。
この作品のもう一つの一面
”ラブ・ストーリー”としても
見事に成り立っていると思う。
今風であり、それぞれの人生であり
”悪”と解かっていても
「生きる為」「愛する人の為」なら
仕方ないこともある。
その辺のエピソードが
更に”人間ドラマ”としても共感を呼ぶ。
俺の連れは「ヒーロー映画」として楽しめたと言い
俺自身は「恋愛・人間ドラマ」として感動したと言い
この作品は、”リバーシブル的”に楽しめる。
お悔み申し上げます
ベストセラー作家渡辺淳一の原作を
テレビ演出歴40年の以上のキャリアをもつ
鶴橋康夫監督が手がけた
「愛の流刑地」
主演は4度目の共演となる
豊川悦司と寺島しのぶ。
作家(男)と主婦(女)の
二人だけにしかわからない
”純愛”を
時に官能的に、時に感動的に
描いている。
果たして”究極の恋愛”は
罪を乗り越えられるのか?
渡辺淳一の世界を
単に”淫ら”にせず
美しく描いている。
あれだけ”濡れ場”が多いと
嫌悪感を感じる事もあるのに。
冒頭で官能をさらけ出した
編集、演出が逆に良かった。
回想、法廷シーンを交え
官能から見事に
サスペンス調を際立てる。
無駄のない展開で
満足度は高い作品。
キャストも豪華
主演二人に加え
長谷川京子が演技派に・・・
その他の面々も
必要な箇所で
ちゃんと"ツボ”を押さえた
演技になっている。
全ての要素が”ケミストリー"状態に~
<裏話>
高橋は
結局、映像に映っていなかった?!
(短すぎて見逃?)
上映40分後の京都駅でのシーン
冬香(寺島しのぶ)が
菊治(豊川悦司)の元へ
走っていくシーン。
実は寺島しのぶさんの
3人程後ろを歩いているのですが・・・
確認できなかった。
(DVDが出たら再確認します。)
8月下旬の暑い中
厚手の服を着て頑張ったのに、な。
さすがに映画は
カットされるシーンが多いことを
痛感しました。
でも、この作品にも
少し参加したということで
満足です。
寺島しのぶさんを間近に見れたこと
豊川悦司さんを遠目に見れたこと
鶴橋監督とお会いできたこと
思い出深い、初映画でした。
寺島しのぶさんは
映像よりも綺麗、かわいい感じでした。
豊川悦司さんは
さすがに背が高く
冬香が"落ちていくのも”理解出来ます。
これからこの作品を見る方は
そんな京都駅のシーンに
ご注目あれ!
お悔み申し上げます。
映画「運命じゃない人」
公開時は気にしなかった作品。
観た人は良かったと絶賛した作品。
内田けんじ監督の「運命じゃない人」を
塚口サンサン劇場にて鑑賞。
”とにかく、あっぱれ”な作品です。
このあたりから始まっていく冒頭。
実は何回も冒頭に戻る。
あの「桐島、部活やめるってよ」が引用した
時間軸、別目線、実は・・・的な展開。
三角関係か?ラブストーリーか?
で進むけど、実は実は・・・
「桐島、部活やめるってよ」は意味のある映像が
繋ぎあって、実は、が一つになったときに
さらなる面白さがあったが
この「運命じゃない人」は意味のない映像が
実は、繋がっていた時に
さらなる面白さがある。
3人芝居?
いや5人芝居?
実は、あの人も、この人も
時間軸によって繋がれていく
別アングルの見せ方にも
やられていまいました、
あっぱれじゃあ~
かしこみかしこみ~
(作品が違うか?)
「桐島、部活やめるってよ」に
深くハマってしまった人に
浅くハマって欲しい作品です。
”マニア”と呼べるのが色々ありますが、
音楽では「エイベックス」
実は映画は「トルネードフィルム」なんですよね。
エイベックスの松浦社長の戦略に躍らされ
そしてトルネードフィルムの叶井社長の
行動にも負けてしまいます。
比較的、大作はいいかと思うのですが
公開日数の少ない
「トルネード作品」を見るのも楽しみです!
というわけで、最近は
「幽霊VS宇宙人」を観ました!
(実はシリーズ第3弾!)
「呪怨」「輪廻」の清水崇監督と
「ユメ十夜」の豊島慶介監督の
2本のオムニバス映画です。
ホラーなら当たり前、
しかし本作はコメディ、
いやいや「トルネード」なんで
おバカ・ムービーです。
これまたジャンルありません。
だんだんと有名になってきた監督二人が
自主制作映画ののりで作ったんですよね~
意味不明な
オープニング、幕間?、エンディング。
劇中に突如現れるパロディ。
すいません、一般の方、立ち入り禁止です!
このセンスと「トルネード」が好きな方だけ
ご覧下さい!
公開終わってしまったけど・・・
”ハリセンボン”がナビゲーター役でした。
<「輪廻」記事>
2006年のトップきって公開された
優香主演・清水崇監督の映画「輪廻」
あの「JUON」で全米1位に輝いた
後の凱旋作品でしたが、
これがまた怖い!
怖いと言うよりも
「寒気」を感じる映像ばかりです。
今、思い出しただけでも
「寒気」が・・・
話も非常に練られていて
良い出来です。
ラストは「成仏」できて
めでたしめでたしかなと思っていたのに
まんまと騙されました。
そこが清水崇なんですね。
優香も難しい役柄を
見事に演じていました!
「怖い」からやめよではだめだめ。
まずはこの映画を鑑賞して
今年の邦画を楽しんでいきましょう!
鑑賞中寒気を感じながら
「わあー」っと声をだして
怖さを楽しんだbobbyshiroでした。
信者のbobbyshiroは
「日本以外全部沈没」を観た!
「日本沈没」の原作が発売された時も
その後を追って
この「日本以外全部沈没」が発売された。
「日本沈没」のリメイク映画が
公開されたのに挑発されて
この作品が製作、公開された。
<日本以外、全部沈没したらどうなる?>
その辺を原作を同じなのかどうなのか
河崎実監督ワールドで表現されている。
この監督の作品は
「常識感覚」で鑑賞してはならない。
映画を、単に楽しむべき!
藤岡弘と村野武範の
元祖「日本沈没」が出演しているだけでも
充分楽しめる。
原作の筒井康隆
そして監督自ら出演しているのには
拍手です!
特撮監修も実相寺昭雄で
「ミラーマン」のような
映像が楽しめました。
映像や、話で笑いを誘うのではなく
雰囲気もんです、これは・・・
北朝鮮ネタがリアルタイムすぎて
笑えない箇所もありますが・・・
#新内閣
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