poppo徒然画帳

思いつくまま、徒然なるままに、絵や画像とともにつぶやきます。

ポピー満開、万博公園。

2011年04月27日 | Weblog
 ポビー(Poppy)というのは、別名・雛罌粟 (ひなげし)あるいは、虞美人草(ぐびじんそう)(中国歴史上の絶世の美女)と言います。

 もともと、ポピーというのは、幼子に与えるおかゆ「papa」が語源で、ケシの乳汁には、催眠作用があり、お粥にまぜて子供をねかせたことに由来するといいます。

 開花時期は、4月6日~6月15日頃。 今が盛りと咲いています。ケシの仲間ですが、アヘン(モルヒネ)は取れませんので栽培してもOKです。ヨーロッパ原産。江戸時代に渡来。花弁は非常に薄く、しわがあり、つぼみは最初は下向きで表面に毛が生えて、咲くときには顔を上げ、2つに割れて花が出てきます。その風情がなんとも不思議です。

 ちなみに、雛罌粟 (ひなげし)「雛」ですが、小さい、かわいいの意で、ケシの中では 、小型でかわいい花であることからそういいます。罌粟(けし)は、実の形が罌(もたい。液体をいれる口のつぼんだ甕(かめ))に似ていて、種子が粟(あわ)に似ているからといいます。

 つまり、種子は非常に小さく、そこから 「芥子粒(けしつぶ)」の言葉ができたそうです。
なお、スペインでは「アマポーラ」、フランスでは「コクリコ」の名で呼ばれます。