蜂になろう 2015年03月30日 | Weblog 晴れた空だ月曜日 戦車は二人をのせて 川をのぼり峠を経て 幻の森へ行く きのうの夢で 手に入れた魔法で 蜂になろうよ このまま淡い記憶の 花を探しながら
花曇り 2015年03月28日 | Weblog 花曇りと言いたいところですが、 今朝の万博公園は爽やかでない。 僕が君に出会ったのは 冬も終わりのことだった 降り積もった角砂糖が溶けだしてた 僕らこれから強く生きていこう 行く手を阻む壁がいくつあっても 両手でしっかり君を抱きしめたい 涙がこぼれそうさ ヒバリのこころ
夢から覚めない翼 2015年03月26日 | Weblog 夏の色に憧れてた フツウの毎日 流されたり 逆らったり 続く細い道 君と巡り合って もう一度サナギになった 嘘と本当の狭間で 消えかけた僕が 思い出からツギハギした 悲しいダイアリー カギもかけず 旅立つのは 少し怖いけど
呼吸の音だけが浸みていく 2015年03月23日 | Weblog 似てない僕らは 細い糸でつながっている よくある赤いやつじゃなく 落ち合った場所は 大きな木もざわめき やんで 二人の呼吸の音だけが 浸みていく
思い通りの生き物に変わる 2015年03月21日 | Weblog さよなら幻 踊りだす指先 宿題残したまま 素晴らしい風向き カモミールフレイバーの星 涙をふいたなら 絡みついた糸を絶ち切って 膜の外に連れ出してやろう ささやいて ときめいて 街を渡る 羽のような 思い通りの生き物に変わる
また同じ花が咲いた 2015年03月17日 | Weblog いつかは終わりが来ることも 認めたくないけどわかってる 大げさにはしゃいでいても 鼻がツンとくる 街路樹がさわぐ音の中 靴擦れの痛みも気にしない 水たまりを飛び越え 早足で歩く また同じ花が咲いた 大事な君に 届きますように こんなことしか できないけれど 泣きそうな君が 笑いますように