深夜、彼が、私の元に来てくれた。
私は、彼と、夫の部屋で、抱き合った。
酔っていた彼は、最後、まどろみながら逝った。
同じ時、
私も、天極へ行った。
2人は、紛れもなく、
繋がっていた。
朝起きてすぐに、彼にLINEをした。
朝のLINEは、タブーだけど、
奥様が、夜勤だから、今朝は許される気がした。
彼からもつかさず、返事が返ってくる。
まだ眠いみたい。
このタイミングで、舐められたいな。
彼の要求に、私は答えた。
パンツを下ろして、
彼のものを口に咥える。
優しく、そっと。
すぐに、反応してきた。
今度は、ゆっくり奥まで。
彼の反応を見ながら、時間をかけて、
優しく、
動かす。
これでいい?って、時には彼を見る。
この時、
私の脳の全ては、
彼のためにだけに存在した。
逝きそう。
わたしは、喉の奥までそれを含んで、ピストンさせた。
生温かいものが、口の中に 発射された。
どんな味?
おいしいの。とても。
そのあと、温かく濡らしたタオルで、きれいにぬぐった。
彼を見て思う。
この人は、気持ちいい時も、何かを気にかけている。
犬の散歩のことも、仕事のことも、
私は、それらを全て、大丈夫だと言ってあげた。
この人を束縛する全てのものから、解放させてあげたかった。
ほんの数分でも構わない。
神様、お願い🙏
ようやく彼は、心地いいと言って、目を閉じた。
その寝顔は、きっと、とても穏やかに違いなかった。
許されるなら、隣りで寝顔を見ていたかった。
彼が目を閉じたのを感じたあと、私は、ソファから立ち上がり、身支度を済ませ、犬の散歩に出た。
いつもと何も変わりはない、蒸し暑い朝だった。