私と彼の秘密 今思うこと

彼とのLINEは、いつか消した方がいい。
それは、残された人のために…



アクセルとブレーキ

2023-02-26 11:18:00 | 日記



仰向けに横たわった彼に、騎乗位で行為をしようとするなら、

まずは、何からしたらいい?

早朝から、私の脳は、冴えてしまって、
その光景が、スラスラと文字に変わる。

そして、日曜の約束を

いとも容易く破ってしまう。

Mの降臨。

彼に怒られることも、快感に変えようとするMは、

この時間にラインを送るのは、危険すぎる行為だと、わかっていながら、

歯止めが効かなくなっていた。




そんな私を
彼はちゃんと受け止めてくれて、

彼の上にまたがる私に、キッパリと言い放った。

リアルなきみは、

恥じらいがあるのに、

ここでは、大胆になるんだよね。

今は、

行為の真っ只中にいてるからね。




それを聞いた途端、

私は、一瞬我に帰った。





Mが支配する時の私は、

痛みも寒さも感じない。

尿意さえも忘れ去られる。

ただ、快楽を求めるためだけの脳が支配するわけだから、

恥じらいも、罪悪感も、

何もない。




彼は、私のことを

アクセルを踏んで、エンジンを唸らせてるのに、

ブレーキも踏んでるんだと例える。

そのブレーキを踏んだ足を

安全な場所で、離せるようにできればいい。

それか、そのまま2人で、渓谷に落ちてゆくか。







日曜の朝、こんなにやりとりができるなんて思いもしなかった。

もう、既に私は充分満たされていた。