私と彼の秘密 今思うこと

彼とのLINEは、いつか消した方がいい。
それは、残された人のために…



初めての動画

2022-07-03 08:42:00 | 日記

土曜日とか、日曜日とか、

いつのまにか、私にとっては、試練の時。

あちらにも、家族が、いてるから、

いつも寂しい思いをする。

今日も、朝、起きた時は、普通の自分だったのに、

時間と共に、いけないことを考えてしまう。

そして、ベットの上で、自分を初めて、自撮りした。

ドキドキした。

なんて事をしてるんだと、自分で自分を辱める。

だって、仕方ないでしょう。

求めても、自分でするしか、どうすることもできないんだから。

とても、控えめだった。

開放された感じはなかった。

慣れてないどころか、初めてだもの。

でも、撮り直しはできないの。

そばで…促してもらえないと、

2回目はできないから。



この動画を彼に送りつける。

一瞬、ためらったけど、

甘えから、全部さらけ出したくなった。

一生懸命、甘えてる。

ぶつけてしまおうって。



 そしてその後、

まともな自分に戻るの。

私は、凄い事をしたのね…

これは、恥ずかしいから、

返信は、やめてもらいたい。

そう、メッセージを送った。




いつの間にか、雨が降っているのに気がつく。

そろそろ犬の散歩に行かないと。

身体は、すでに元に戻っていて、私は、自分のスマホの動画を見ずに削除した。

何事もなかったかのように。



もう一人の自分

2022-07-02 07:58:00 | 日記


昨夜は、隣に奥さんがいてるのがわかっていたから、

寂しい夜だった。

でも、自分が思うより、辛くなかった。

決して、穏やかではないが、

心が乱れることは、さほど無かった。



女は、めんどくさい生き物。

すぐに、ヤキモチを焼く。

嫉妬する。

そして落ち込む。

自分の気持ちなのに、

自分でどうにもできなくなる。


そして、どうしていいのか分からなくなって、
すねて、相手に当たる。


ああ、めんどくさい!


なのに私は、少し変わった気がする。



もう一人の自分が言うの。

彼は、だからといって、何も変わらないよ。

自分はどう?

自分だって、変わらないでしょう。

って。




いつも、彼のように、客観的に自分を見れるようになれたらいいな。


彼が言うように、依存から、少しでもいいから、自立できるようになりたいな。

とか、自分なりに言い聞かせてきたからなのか、

冷静な自分が、もう一人同居していた。

あなたは、いつからそこにいたの?




自分も理解してもらう代わりに、

相手のことも理解しなければいけない。

そうでしょう?

そう、彼女は言った。





朝、私からLINEを送った。


まだ、涼しい時間帯だけど、
もう仕事なのもわかっていた。

返信がないのも、既読にならないのも、全て予想通りの結果。


そして、思ったより早く、返信が来たのに、逆に驚かされるのだった。


彼は、いつも通り、

おはよう。と挨拶をした。

そして続けた。

携帯を不携帯だったから、返事が遅くなって、ごめんね。


謝らなくていいのに。
全然、謝らなくていいのに。
なんで、彼とつながるだけでこんなに安心感があるの?


私は、そう思いながら、何事も無かったかのように、文字を返した。


すでに、ジリジリと暑くなってきていた。



彼の世界観

2022-07-01 10:29:00 | 日記



バーチャルな世界において、彼は、私の恋人。

でも、現実の世界においては、

どこかの家庭の父親。

あなたは、どんな父親なの?


俺は、ダメな親父だよ。


ダメ親父なのね!


そう。

父親像は、母親が作る。

それに当てはまらなければ、いい父親とは思われない。

きっと、俺は、悪いように言われてるんだろうな…。

子供はね、母親を守るために産まれてくるんだよ。

だからね、旦那の悪口を言ってもいいの。

私は、自分に言われてるかのように、それを聞く。

自分の胸に突き刺さる。


だけどね

どんな父親でも、肯定することも忘れないで。



あなたは、それでいいの?


子孫が、健全に生きられるなら、それでいいよ。


彼の、父親としての、

大きな、大きな愛に気がつく。



俺の世界観は、正直、誰にも理解できないだろうからね。

あなたの世界観?



彼の世界観は、

本当の愛の世界。

愛おしい世界。

尊重する世界。


通りで、あなたは、愛に満ちていると感じるわけね。




今日も飲んでるの?

あては何?



彼の今日のお酒のお供は、

父の日に、娘さんからもらったビーフジャーキー。

嬉しかったよ。人生初!



彼の幸福感が、こちらにまで伝わってくる。


きっと、娘さんは、バイトしたお金で、父親の喜ぶ姿を想像して、これを買ったのだろう。


ねえ。

あなたは、決して、ダメ親父ではないよ。

あえて言わなかったけど、私は、そう感じていた。

それに、彼の世界観は、ちゃんと伝わっているじゃないの。ってね。