お久しぶりです。
3月の12歳半のお祝いの投稿をした日
もうわかっていました。
ぼんぼんとの時間があまり残されていない事。
暗い言葉を書くのが怖くて
あの時は弱音を吐けなかった。
Instagramで初めて弱音を吐いた日。
ぼんぼんが1番好きな理科大の横を通って
「もう二度と元気にここを歩く事はないんだ」
と思ったらその場で号泣。
動物病院へもカートで行っていました。
おうちで皮下点滴も始めました。
あんなに食いしん坊だったのに
大好きなかにぱんすら食べず。
何を見せても顔を背けていました。
毎日続く下痢と嘔吐。
お友達が教えてくれた
『ライフリーおしり洗浄液』がとても役立ちました。
マヨネーズケースに薄めて入れて
汚れたお尻や尻尾を流します。
寝たきりだったのでトイレシートを敷いて。
寝顔をずっと眺めていました。
呼吸の音が心地良くて…
辛くて怖くてどうしようもない時
私の背中を押してくれたのが
でした。
エフちゃんの介護当時のInstagramも
泣きながら読み返していました。
その度に
「私もやれる」
「私も立派にぼんぼんを見送るんだ!」
と前を向く事ができました。
これはぼんぼんが最後に
固形の食べ物を食べた日。
3/18です。
全部手帳に書き残してあります。
体調の変化
何時に吐いたか
どんな下痢だったか
眠れていたか
介護の毎日は
どの日も全力で生きていました。
ぼんぼんも私も。
1月末あたりから少しづつ体調が悪くなって
3月に入ってガタッと悪くなって
桜見れないかも…
そう思っていました。
今年は桜の開花が早くて
カートに乗せてあちこち桜を見に行きました🌸
桜の開花を見れたら欲が出て
「ぼんぼんと満開の桜が見たいなぁ」
と思いました。
ほとんど食べていないのに
ものすごいパワーで生きてくれて
満開の桜まで頑張ってくれました。
これは去年の同じ場所。
たった一年前なのにね。
まさか一年後カートに乗せて歩くなんて。
どうしてもまた一緒に来たくて
カートごと車に乗せて行った理科大。
3/25です。
もう自力では立てなかったのに
理科大に着いたらカートから降りたがって
自分で歩いてワンツーをしました。
大好きな場所だとパワーがみなぎるんだなぁ。
理科大で撮った家族写真。
毎日泣いていたけど
本当に穏やかで幸せな介護の日々。
家中ほとんどトイレシートでした。
オムツをしてスヤスヤ眠るおばあちゃん。
かわいかったなぁ。
最後のお花見。
3/30のみさと公園です。
カート散歩をしていると
沢山の人が声をかけてくれます。
「がんばってね!」
「長生きして偉いね!」
12歳半とっても偉いのだ!!
これは3/31の夜。
吐き気の波をなんとか乗り越えてくれて
やっと眠れたところ。
なんだかにっこりしてるみたいで
可愛くて可愛くて
口の横のぷにぷにを触ったり
ずっと撫でてました。
これは4/1の午前2時頃。
体位を変えてあげて少しお水を飲んで
また二人で眠りました。
すごく穏やかな夜でした。
眠れない日が続いていたので
「今日はよく寝てるなぁ」と。
2021年4月1日
朝8時少し前。
よくがんばったね
もういいよ、
大丈夫、大丈夫だから。
呼吸が止まりかけていたぼんぼんへ
そう伝える事ができました。
やり切りました。
生き抜きました。
本当に素晴らしい介護の時間でした。
とっくに限界を超えた体で
私達に“覚悟する時間“を
くれた優しい子でした。
12年半本当に幸せでした。
この子に出会えて良かった。
ぼんぼんを迎えて沢山の出会いがありました。
お友達と色んなところへ行きました。
ぼんぼんが居たから
キャンプを始めました。
もっと長生きすると思っていたし
老衰で見送るんだ!と思っていたけど
12歳まで生きてくれた事は
とってもすごい事。
お見送りの前に恒例の家族写真。
はぁ。ブログを書きながら大号泣。
当時の写真を見ていると沢山思い出します。
お見送りをしてからの事は
Instagramを見てください😄
犬なしでキャンプに行ってみたり…
どこへ行っても
「ぼんぼんと来たかったね」と話します。
どの道を歩いても
ぼんぼんと歩いた日を思い出します。
どうしても行けなかった水元公園へは
お友達が誘ってくれて行けました。
今もどうしても行けないのは
近所の土手です。
あそこはまだちょっと歩けない。