そんな中でもお気に入りなのはLarry CarltonのRoom335。最近はこの曲のコピーに情熱を注いでいるので、オリジナル&カバーの動画を色々と観ている。
Room335は超絶人気曲なのでカバー演奏動画も山ほどあり、気付くと1時間も観ていることもある。特にJess Lewisという人の動画には驚いた。何が驚いたって、18歳の女の子なんだよ!!もちろんRoom335を弾くくらいだからテクニックも素晴らしい、何よりもまずトーンが良い。
最初は女性が弾いてるという珍しさから観始めたのが、気付けば高い演奏力に釘付け。巧みにスライドをかますあたりはかなり好きなプレイだ。9割は原曲に忠実で、残り1割アドリブをかましてる感じだね。個人的にはメインフレーズのEの音を1拍置いて弾くライブバージョンは好きじゃないね。出来ればあそこはオリジナルと同じで溜めを作らず弾いて欲しいよ。
しかしスゲー女性ギタリストがいたもんだなと思ったら、ソロを一回しした後にヒゲ面のオッちゃんにバトンタッチ。この娘の親父さんかな?と思いながら観てたのだが、これまたブッ飛びの超絶プレイ!!Jessのプレイも十分スゴイのだが、このヒゲ親父のプレイはその100倍はスゴイね。
調べてみるとこのヒゲ親父の名前はAlex Hutchingsといってネット界隈じゃ結構有名な人らしい。でも個人名義でアルバムを出してるわけでもなく、Rolandなんかのデモ演奏でよく見かけるとか。まぁ、超絶技巧の人だよね。
青春時代にヤングギターを愛読していた身としては、やはりテクニックのあるギタリストが好きだ。さらにこのAlex Hutchingsのように顔で弾くタイプのギタリストならなお良し。もちろんフレーズセンスも抜群で、3:53~の下降フレーズなんかは痺れるね。これまたオレの好きなTchavolo Schmittが似たような下降フレーズを得意としてるんだよね。
最初はJess Lewisの親父かと思っていたAlex Hutchingsだが、どうやら彼女の師匠らしい。そう言われれば彼女が多用するスライドテクニックはAlex Hutchingsも使っている。師匠譲りのテクニックというわけだ。
いやー、世界には知られざる凄腕ギタリストがごまんといるし、何よりもYouTubeスゲーよ。PS3のおかげでフル画面でHD画質を楽しめるとあってはYouTubeを観ないわけにはいかないよね。そんなわけで今夜もまたギタリスト発掘の旅にYouTubeへ出かけてくるよって話(´∀`)
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