さよならteacup

ごめんよBEHEINGER

家ではMac内の音楽をアンプに通してスピーカーから音を出して聴いている。いわゆるPCオーディオスタイルだ。ここで必要になるのがMacとアンプを繋ぐDACと呼ばれる機械だ。昨今のハイレゾブームでお馴染みだね。オレが使っているのはLine6 TONE PORT UX1というオーディオインターフェースなのだが、最近コイツの調子がすこぶる悪い。そこで以前使用していたBEHRINGER UCA202を引っ張り出して繋いでみた。

BEHRINGER
3002円


そこで驚いたのが、UX1よりUCA202の方がはるかに音が良いということだ。何をもって良い音というのは古今東西永遠のテーマではあるが、少なくともオレにはフィルターを1枚剥がしたようなクリアな音に聴こえた。

ここで気になるのは、UX1の再生可能サンプリング周波数は96kHz/24bitであるのに対し、UCA202は48kHz/16bitだという事実。Macでの再生にはBitperfectというiTunesのプラグインをかましていて、アップサンプリング機能を通して聴いている。音源は44.1kHz/16bitでもUX1ならその恩恵を受けている事になる。

ところがだ、実際に耳にした音はUCA202の方がはるかに良い。確かにUX1も1万そこそこの値段で、楽器を繋ぐ前提で作られたオーディオインターフェースという事を考慮すればおかしな話でもないのだが、なにせUCA202は2,120円の安物。質感もオモチャみたいで、購入当時はとりあえずMac内の音をアンプに繋げれば良いやくらいにしか考えていなかった。まさか格下に見ていたBEHRINGERの製品がこれほどまでに優秀だとは……自分の愚かさを恥じるよ。

今回の一件でDACというものに俄然興味が湧いてきた。正直DACなんてどれ使ってもそれほど大差ないだろうとか、再生可能サンプリング周波数が全てだろなんて考えがあったのだが、改めなければならい。先日も友人にハイレゾの相談を受けた際に「とりあえず何でも良いから色々再生出来るDAC買っときゃ良いよ」なんて言ってしまったよ……ヽ(*´Д`)ノ

ハイレゾを始めるかどうかは別としても、PC内の音楽をアンプに繋いでスピーカーから鳴らすスタイルを取ろうと考えている人はDAC選びには気をつけた方が良い。とりあえずBEHRINGER UCA202はオススメだ。まぁ、そんな事言ってもオレも2種類しか体験してないのだれけどねぇって話(´∀`)


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